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シンカの学校投稿ネタ

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RBCiラジオで毎週金曜日20:00から放送されている、ラジオのコーナ『演技の時間』に投稿したネタ 採用、不採用関係なく公開していく所存です
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記事一覧

扇風機 #シンカの学校 ラジオ投稿ネタ

海のように広がる青空。
日照りで揺らぐアスファルト。

私は、空調の効いた車の中で、ハンドルを握りながら信号待ちをしていた。

チラッと横目で、助手席に座る娘の『ゆず』の様子を伺う。

ゆずは、じーっと窓の外を眺めている。
なんとなく、ゆずの視線の先を追ってみると、そこには信号待ちをしている学生さんがいた。

「ねぇ?かーちゃん?あのおねーちゃんが持っている白いのはなに?」

ゆずの声に反応して、

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反省会

毎週金曜日の20時から沖縄県のRBCという放送局にてオンエアされているラジオ番組「シンカの学校」に投稿したラジオドラマの話です。どこかに記録しようと思い、ここに書き出した次第です。短いので軽く読めると思います。

反省会

SE(波の音)
波の音を聞きながら、潮風を受けている。
私と友人のマリコは海に来ていた。
もう1時間になるだろうか。しばらく沈黙が続いていたが、マリコがぽつりと言った。
「文化

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傘 #シンカの学校 ラジオ投稿ネタ

一面灰色の空。
蒸し蒸しと身体にまとわりつく熱気。

そんな中、私は娘の『ゆず』と二人、保育園からの家路を歩いていた。

「今日はねー?踊りの練習したんだぁー」

そういうと、ゆずは繋いでいない方の手をヒラヒラとさせた。

「そうなんだねー。上手だねー」

イソギンチャクのように舞うゆず。
それを見た私は、素直な感想を述べた。

ービュウッー

異様に冷たい風が、私達の間を吹き抜けた。
あたりから

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遠足 #シンカの学校 ラジオ投稿ネタ

良く晴れた青空。
僕らは、先頭を歩く先生の後を一生懸命に追っていた。

ふと横を見ると、広大な原っぱの滑り台が広がっていて、その奥には、ところどころに白波が立っている真っ青な海が広がっている。

「お腹すいたねぇー」

隣を歩いているサクラちゃんから、誰に話しかけるでもない言葉が漏れた。

「だからよー。お腹空いたー」

その声に反応するように、僕の後ろを歩いているサトシくんが反応する。

「もう

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食堂 #シンカの学校 ラジオ投稿ネタ

「大っ嫌い!!…かーちゃんも!このお店も!!」

閉店後の薄暗い店内に、我が娘の悲痛な叫びが響き渡る。
娘は瞳一杯に涙を浮かべ、二階の居住スペースへ駆け上っていった。

ガンガンと痛む頭。
痛む頭の中で無理やり反芻させられる、娘からの「大っ嫌い!」。

遠退いていく娘の足音とともに、私の視界も徐々にブラックアウトしていった。

翌日。

気付けば私は、食堂の開店準備をしていた。
午前中の記憶は全く

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雪 ラジオ投稿ネタ #シンカの学校

雪 ラジオ投稿ネタ #シンカの学校

身体の芯に寒さが染み入る夜。
私は寒さから逃れるため、布団を肩まで被り、隣りにいる娘のゆずに、絵本の読み聞かせをしていた。

「そらをみあげると、『ゆき』がふってきました」

絵本の一文を読み上げたとき、ゆずは不思議そうな顔をして、私の顔を見てこう言った。

「ねぇ?かーちゃん?『ゆき』ってなぁに?」

あ…、そうか。
冬で寒いとはいえ、この土地では、1年を通して『雪』が降らない。

「『雪』って

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年越し ラジオ投稿ネタ #シンカの学校

窓からの冷気が身体に染みる夜。
俺は、デスクライトの明かりを灯しながら、勉強机に向かっていた。

コンコン!ガチャ!

ノックに対しての返事を待たずに、部屋の扉が開く。

「あんた。今日と明日ぐらいは、勉強お休みしてもいいんじゃない?」

かーちゃんだった。

「いや…。不安だから…」

俺は、問題集から顔を上げずに答えた。

「…そう?…あとで、年越しそば持ってくるね」

少し淋しげな声と共に、

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