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短歌

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マガジン😳こっちのバージョンから作れることを発見‼️衝撃😂
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2023年2月の記事一覧

【連作短歌】  ゴッホ展

【連作短歌】 ゴッホ展

いろいろな思惑が空にうずまいて生きる複雑星・月・糸杉

内側のひまわりの黄で強烈に惹きつけられたわけなんてなく

あとわずか順路は終わる。アイリスの絵の前でわざと歩みを止めた

いつかまたお逢いしましょうサン=レミ療養所の庭そしらぬ顔で

ゴッホ展順路が終わり出口にてあなたとわたし
左右に別れる

【短歌】  いくら目下の人間でも、ものを尋ねる時尋ね方ってあると思うのよね

【短歌】 いくら目下の人間でも、ものを尋ねる時尋ね方ってあると思うのよね

「五年生」「?」「孫がテニスをしているの。何番コート?」いや、知らんがなw

テニスが終わり、コート脇で夫にお迎え依頼のLINEをしていた。
いきなり知らないご婦人から
「五年生!」
と声をかけられた。

…意味がわからないので、反応しないでいると

「孫がここでテニスしているから観に来たの。何番コート?」

テニスコートは10面以上あり点在している。そもそもジュニアは習熟度により四段階のクラスに

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【連作短歌】   月と金星

【連作短歌】 月と金星

北の広大な大地には、その自然風土や歴史的な成り立ちから偉大な作家がうまれる素地があると思う。
三浦綾子さん渡辺淳一さんをはじめ、ミステリー作家に至っては枚挙にいとまがない。
この前直木賞を受賞した千早茜さんもしかり。河﨑秋子さんも近いうちに直木賞をとるのでは?と注目している作家さんです。

長く厳しい冬に閉ざされて、一瞬の春を喜び、短い夏の美しい自然を楽しみ、秋の豊かな恵みを何よりも大切にしている

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【短歌】  自分に   自分へ

【短歌】 自分に 自分へ

下ばっか向いて歩くからスッ転ぶ  ほらさ、ねぇ前向いて行こうや

【短歌】  三十一文字の花束

【短歌】 三十一文字の花束

もう涙と「ありがとう」しか出ないなら短歌で束ねきみに贈ろう