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年末年始を彩る ブロンテ産ピスタチオのケーキ


シチリア・ブロンテ産のピスタチオを使った、
とっても贅沢な味わいのケーキ。

レモンの爽やかで上品な香りも秀逸です。

お正月に、あるいは年始のお食事会に、
人が集う晴れやかな席のデザートにぴったりのケーキです。

ブロンテ産ピスタチオを使うという以外は、
作り方はシンプル、材料を順に混ぜていくだけの簡単に作れるケーキ。
失敗知らずのレシピです。


ところで、
ブロンテ産ピスタチオって聞いたことはあるけど…
あるいは、初めて聞いたという方もおられるでしょう。
簡単に紹介したいと思います。


ブロンテ産ピスタチオ「ピスタッキョ・ディ・ブロンテ」とは

イタリアはシチリアにあるブロンテ村のピスタチオ。
シチリアのエトナ山の火山性土壌と寒暖差のある気候に育まれ、
世界でも最高峰の品質を誇ります。
品質の高さと生産量、さらには二年に一度しか収穫されないという
大変希少性の高いピスタチオなのです。
生産量は世界総生産量のわずか0.3%あまり。
「緑のダイヤモンド」と言われるのです。

※収穫は奇数の年のみ。
偶数の年は芽が出た段階で摘み、2年分の養分を蓄える事でより濃い味わいになるそうです。

さらに詳しく知りたい方は
「オリーバシクラ」さんのホームページをご覧ください。
下の方に貼り付けてます。


濃厚な香り、緑色の濃さ、香ばしさ、コク深い味は他産地のピスタチオとは一線を画します。別格の美味しさです。
この味を知ってしまうと、料理やスイーツに使うのに他産地のピスタチオではもったいないと思えるほど。
素材が料理及びスイーツの味を格上げしてくれる、好例のひとつですね。


材料

☆ブロンテ産ピスタチオ 150g
☆ヨーグルト(無糖) 150g
☆牛乳 120g
☆エキストラヴァージンオリーブオイル 50g
☆卵 2個
☆コンデンスミルク 25g
・ブロンテ産ピスタチオ※型の下に敷く用 100g
・レモン皮 1個分
・薄力粉 130g
・ベーキングパウダー 4g
・重曹 4g
・塩 1g
・砂糖 125g


作り方

下準備)
・天板にオーブンペーパーを敷いておく
・薄力粉、ベーキングパウダー、重曹は合わせて振るっておく。
・レモンは皮の黄色い部分だけをすりおろしておく。
・オーブンの予熱は170℃

1.☆印の材料を合わせてミキサーにかける。ここにレモン皮を加える。

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↑ 材料、まずは肝心かなめのブロンテ産ピスタチオ。

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↑ ☆の材料を全部入れて、

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↑ ガーってしたのがこちら。


2.型に敷くためのピスタチオもミルサーで粉末にする。半量を型に敷き詰めておく。

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↑ 生地用とは別に粉末を用意します。


3.大きめのボウルに1を移し入れ、砂糖を加えてゴムベラで混ぜ合わせる。さらに、振るっておいた粉類と塩を加えて混ぜる。

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↑ 砂糖、粉類、塩を順に加えて混ぜていきます。


4.3の生地を2の天板に流し入れて、残りのピスタチオを上から振りかけて、170℃のオーブンで20~25分焼く。様子を見て時間を調整すること。

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↑ オーブンペーパーとピスタチオ粉末を敷いた天板に生地を流し入れて。

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↑ 表面を平らにして、

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↑ さらにピスタチオ粉末を全体に振りかけます。

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↑ 焼き上がりました♪ 極上の香りがする~

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↑ 粗熱がとれるのを待って、切り分けて♪

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↑ 高貴な香りがします♪
「ナッツの女王」とも呼ばれるピスタチオ。
なかでも「緑のダイヤモンド」と称えられるブロンテ産。

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焼いているときから漂う甘く香ばしく濃厚な香り。
鼻孔をくすぐるナッティーな香りがたまりません。

味わいは申し分のないピスタチオの濃厚さと上品さ。
そしてレモンの風味が爽やかなアクセントとなっています。

お祝いの席にもぴったりのケーキです。


シチリア・ブロンテ産ピスタチオ、
やや贅沢な品ではありますが、
ピスタチオのスイーツを作る際はぜひ試していただきたい品です。

何といっても仕上がりの味わいが段違いです。
味も香りもしっかり濃厚で、かといって変なくどさなどありません。

できることなら最良の材料を使って、
より美味しいスイーツ作りを楽しみましょう。

夏にこのピスタチオを使ったジェラートを作りましたが、
やはり他産地のピスタチオを使った場合と比べると
段違いの美味しさでした。


そして今回もブロンテ産ピスタチオの入手先は、
岡山県蒜山にある「オリーバシクラ」さんです。
オリーブオイルをはじめとしたシチリア産食材を取り扱っておられます。
こちらの品は確かですしお値段も良心的です。
もちろんオンラインショップもあります。参考まで。


今年も残すところあとわずかですね。
皆さんどうぞ良い年をお迎えください。
(まだ年内の投稿はしていきます。引き続きよろしくお願いいたします)

それではまた。

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