南イタリア　エスプレッソのグラニータ

ひんやり冷たいイタリアのスイーツ「グラニータ」
先日はレモン味を紹介しました。
今回は「グラニータ・アル・カッフェ・エスプレッソ」を取り上げます。

馥郁たるコーヒーの風味とあっさりとした涼味あふれる大人のための夏のスイーツ。口どけの良いふわっとした食感も魅力。
レモン味同様シンプルな材料でとても簡単にできます。

こちらは南イタリアのカンパーニャ、カラブリア、シチリアなどで広く親しまれ、特にエスプレッソの本場ナポリがやはりこのグラニータの本場とされます。

今回、本格「ナポリ風レシピ」と「お手軽レシピ」の２通りを用意しました。
味わいはやはりナポリ風の方が格段に良いのですが、エスプレッソマシンを使わないお手軽レシピの方はどなたにも作りやすいと思います。


まずはお手軽レシピから

お手軽レシピで用意するもの

４人分
・コーヒー　400㏄
・砂糖　50ｇ

コーヒーを400㏄淹れて砂糖を加え混ぜる。レギュラーコーヒーでもインスタントでもお好みのものを。
冷凍庫に入る大きさのボウルに移し冷めるのを待つ。

ナポリ風レシピで用意するもの

４人分
・エスプレッソコーヒー　150g
・砂糖　50g
・水　300㏄

まずシロップを作る。
小鍋に水を入れ火にかけ沸騰したら砂糖を加える。よくかき混ぜて再度沸騰してから30秒ほどで火をとめる。
このシロップにエスプレッソコーヒーを加え混ぜ合わせ、冷凍庫に入る大きさのボウルに移し冷めるまで待つ。

↑　エスプレッソを淹れます。

↑　ふんわり押します。ぎゅっと押してはいけません。

↑　火にかけます。

↑　エスプレッソ完成。
もちろんエスプレッソマシンはどのタイプでも構いません。

冷凍庫で冷やし固める

ここからは「お手軽レシピ」と「ナポリ風レシピ」共通です。

ボウルにラップをかけ冷凍庫へ入れる。30分程でいったん取り出して泡だて器でよくかき混ぜる。再びラップをかけ冷凍庫へ。以降は15分おきにこの作業を繰り返す。シャーベット状に固まったら出来上がり。ちょうど良いふわふわ感を目指します。冷やす時間の目安は１時間～１時間半。

↑　ボウルの大きさは冷凍庫に入り、かつ
中身をかき混ぜるためのほどよい余白が必要。

↑　１時間ほどで良い感じに固まりました。
時間はそれぞれの家庭の冷凍庫によって異なると思います。
固まり具合を確認しながら冷やしてください。

完成♪

ポイント

冷やし固める際の、途中のかき混ぜが重要です。
泡だて器でよくかき混ぜることでふわふわの食感に仕上がります。

アレンジ

★お好みでホイップクリームをのせてもお洒落です。

★お酒が好きな方は
・コーヒーリキュール
・ダークラム
・メーカーズマーク　←　特定のメーカーを挙げているのはこちらのウイスキーは特に香りが良くスイーツと相性が良いため。
いずれかお好みのものをティースプーン１杯かけて召し上がれ。

※本場イタリアでいただくグラニータはかなり甘みが効いています。
今回の「お手軽レシピ」と「ナポリ風レシピ」では、どちらも砂糖の量を本場の半分ほどに減らしています。美味しくいただくにはこれくらいがちょうどいいと思います。

イタリアの夏のスイーツ「グラニータ」
ぜひお気軽に楽しんでいただければと思います。

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最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた。