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32. 目標設定には"SMART goal"を活用しよう!

皆さんこんにちは!三浦優希です。
突然ですが、みなさんは普段どのように自分の達成したい目標を決めていますか?なにかに挑戦したいけど、どのようなゴールを設定したらいいかわからないと悩んだことのある方は少なくないと思います。というわけで今日は、私が大学一年目の時に授業で学んだ、ある目標設定のやり方についてお話をさせていただきたいと思います。「わかりやすいし、結構理にかなってるなあ」と思ったので、この場を借りて皆さんにもご紹介させていただきたいと思います。意外とメジャーな方法なのでご存知の方もいるかもしれませんが、、、もし気に入った方は実践してみてはいかかでしょうか?それでは今回もよろしくお願いいたします!

今回ご紹介したい目標設定の方法、それは
"SMART goal"(スマートゴール)を作るというものです。
こちらは、目標達成に必要な5つの要素の頭文字をとったものです。それではこちらを紹介していくっ!

1. Specific(具体的か)

その目標が、明確かつ具体的であること。

2. Measurble(測定可能か)

その目標が、達成度合いを数字などを使って定量的に表せること。

3. Attainable(達成可能か)

その目標が、ただの願望・空想ではなく実際に達成可能であること。

4. Realistic(現実性)/ Relevant(適切か)

その目標が、現実的でありテーマに関連していること。

5. Timing(時間制約)

その目標が、いつまでに達成されるか期限が決めてあること。

というものです。少し調べてみたところ、それぞれ当て字が違うものもありましたが、私が大学で学んだものはこの通りでした。この5要素を設定に組み込むことによって、より意味のある目標になるということです。個人的には、時間制約を設けるというのが一つのポイントかなと思っています。

例えばですが、「学校でいい成績を取る!」という目標も、"SMART goal"に当てはめてみれば「今学期の最終成績で全ての教科でAを取るために、提出物はすべて完了させ、小テストや中間/期末テストでも常に90%以上をマークする」といった感じでしょうか。スポーツやビジネス、日常の些細なことにも応用できると思います。

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さて、ここまでがSMART goalの説明。紹介しておきながらこんなことを言うのはおかしいですが、正直言ってここまではあまり重要ではありません。実際これは、ネットを見ればいくらでも情報は出てきます。これから話すことが、今回のnoteで一番お伝えしたい重要なことです。

これを知ったのは去年(大学一年生)のある日の授業でした。そして当時の私は、授業の後に早速"SMART goal"に当てはめた目標設定をしてみました。過去のnoteでも書かせていただきましたが、私は1年生の頃は試合に出場できないという事が決まっていたため、このことを知る前までは「今年は試合に出れないので、来年に向けてしっかり準備をし、リーグ戦で活躍する」というような漠然な目標を立てていたのですが、改めてこの"SMART goal"に当てはめた目標を以下のように再設定していました。

「来シーズンの開幕戦にて、1セット目のセンターとして出場。スペシャルプレー(数的有利、不利な状況)でも一番手で使われる選手になり、チームトップスコアラーになる。そしてシーズン38試合で15ゴール20アシストを記録する。」

当時の自分は、決してこの目標は非現実的ではないと考えていました。そんな意気込みで迎えた今シーズン、結果から言うと開幕戦には出れず、1セット目に入れず、スペシャルプレーには使ってもらえず、いまだ1ポイントさえできていないという大変悲惨な状況です。

ここですべての目標を順調にクリアしていたらかっこよかったのですが、なかなかそうはうまくいきません。この目標は、"Attainable"と"Realistic"に欠けていたのかもしれません。そして、いくら"SMART"な目標を設定できたとしても、そのまま自分の思い通りに行き、全てを達成できることは本当に少ないと思っています。ただ、僕としてはここに"SMART goal"を設定する本当の意味・真理があると思っています。

"SMART goal"の良いところは、達成できるかどうかは別として、自分のゴールまでの「距離と方向」をより明確にできることにメリットがあるということではないでしょうか。ゴールに向かっての道筋を5つの観点から考えることで、今、自分は何をするべきなのかということが浮かび上がってくることに大きな価値があると考えてます。この瞬間に自分のやるべきことを把握することによって、その思考自体が、仮に目標を達成できなかったとしても、一歩でもそのゴールへと自分を近づけてくれる行動につながっていくと思います。

つまり、その時に目標を達成できなくてもいいんです!(ただの強がりかも笑?)実際今の自分は、何一つ目標をクリアできていないわけですが、そのゴールを達成したいという思いをもってアクションを起こしているこの期間、本当に多くの学びがありました。人によっては、「全く目標を達成できていないのだから、失敗だろう」と思われる方もいるかもしれません。それも正しいリアクションだと思います。ただ、僕としては、このSMART goalという自らが進むべき(目指すべき)道を示してくれるガイドブックがあり、それに向かって足を動かすことによって、今までは気づくことができなかった新たな発見に多く巡り合えたということを皆さんにお伝えしたいです。目標達成までの「プロセス」をイメージすることが成長につながり、結果的に成功率も高くなるのではと感じています。

去年掲げた"SMART goal"のすべてを達成するのは難しいかもしれませんが、まだまだクリアできることもあります。自分に残された"Time"はあと18試合。前を向いてがんばります!

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

三浦優希





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