スタートアップ/ベンチャー企業のTV CMで気になったモノ
最近ではスタートアップやベンチャーへの出資が盛んになっていることが影響しているのか、10年ほど前に比べてスタートアップやベンチャーでもTV CMを打つことが多くなっているような気がしています。
-自分がスタートアップ界隈にいるので、自然と知る会社の数も増えてきて、目に入る数も増えている(実はそんなに数は増えていないとか??そんなことないと思いますが)
-TV CMのコストが下がってきている(調べたらそんなことなさそう)
上記のような理由も考えられますが、まぁ理由はともかくよく見るなぁと。
BtoCだけでなく、BtoBのサービスも多いので、目に入って気になったものをとりあえず列挙してみます。
CMや広告に関する知識はトーシロなので、どういう意図で作られているかなど教えていただける方がいると嬉しいです。
1. Sansan株式会社 Sansan
「早く言ってよ〜」でおなじみですね。自分も今はSalesに携わっているので、非常に共感します。名刺がアナログ過ぎて、営業効率が落ちてしまうのは想像容易いです。
2019年6月19日にマザーズへ上場したSansan株式会社。Eight含めて、多くの企業や社会人に導入されているのではないでしょうか?
個人的には、この松重豊さんの「早く言ってよ〜」が結構どの職場でも流行っているんじゃないかと思って、広告として良い効果がありそうだと思いました。(自分もたまに言っちゃいます...)
広告を通じて、"あるある"に共感させて、クライアント内でよく使われる言葉を広めるというのが面白いと思いました。
2. 株式会社フロムスクラッチ b→dash
よくあるパターンの1つかなと思うのですが、30秒ほどの中でサービス名が多く繰り返されていて、中心人物が「●●って???」みたいな感じでつぶやいて、何かしらの説明を施すという形かと。
説明の部分は、金額を推すのか機能を推すのか、など結構バラバラだと思っています。
3. 株式会社ビズリーチ HRMOS
これも近いパターンですが、"あるある"の部分を短い時間でランキング3にしていて、採用という母集団形成から内定承諾、入社後フォローという比較的長いプロセスに埋め込むためのSaaSとしては、広めにターゲット設定ができて良いですし、何よりもランキング大好きな日本人向きだと思いました。
4. 株式会社ビズリーチ ビズリーチ
HRMOSと同じ会社ですね。サービス名の印象が非常に強いです。
気になったポイントとしては、BtoBのサービスでこれをテレビとかでやってしまうと求職者側への影響も出るのはないかと思った部分です。
詳しく調べていないので、詳細わからないのですが...
5. 株式会社SmartHR SmartHR
昨年末にめちゃ見ましたね。さすがに今の時期は見ないですが。記憶も曖昧でもしかするとTVでは見なかったかも...
こちらもBtoBですね。結構周りで使っているという方が多い印象です。僕も使ったことありますが、使いやすくて気に入っています!
こういう手続き系は面倒と思う人が多くて、共感呼びやすそうですね。
6. 株式会社リンクアンドモチベーション モチベーションクラウド
こちらもBtoBのSaaSですね。 (スタートアップではないですね...
「確かに退職者の話とか成果が上がっていないteamの組織については、ふわっとした議論になりがちだなぁ」というのを感じさせてくれますね。そんな"あるある"があって、役所広司さんが最後にサービス名を言うという構成。
そういえば、組織系のソリューションは他にあんまりCMを見かけないですね。
ちなみにこの中に出てくる"飲み会やれば組織の雰囲気が変わる"みたいなのは本気で思っている人もいるんじゃないかと思って笑いそうになりました。笑
BtoBのCM
ここまではBtoBのCMを挙げてみました。
-身近に感じる職場や業務での"あるある"を入れる
-サービス名を記憶に焼きつかせる
の2点が大事なのでしょうか。確かにそれがあれば、WEB検索からの問い合わせなどに持っていけそうだと思いました。
7. 株式会社メルカリ メルカリ
メルカリの価値がわかりやすく伝わる内容かと。気軽に売り買いできるというのがメリットですもんね。
8. 株式会社助太刀 助太刀
BtoCtoBみたいな感じなんですかね?ちょっと分類難しいですが、家族で職人さんと仕事をしている人がいるのですが、その人はすぐに理解していましたが、僕は最初は何のサービスなのかすぐには理解できませんでした。
ただ、インパクトありますよね。思わず会社とか色々調べちゃいました。
9. スマートニュース株式会社 SmartNews
これもめちゃくちゃ見ますね。千鳥が面白すぎる。
内容はクーポンが中心ですね。お得になるというのでダウンロードする人多そうですね。
10. 株式会社ロコンド LOCONDO
靴の通販ということで、試着できるのが強みのようです。
ECという範囲でくくると非常に競合が多いですが、どのくらい効果が出ているのか気になります。
初期は、ロコンドの社員さんも出演していたように記憶しています。あまりベンチャーやスタートアップで社員や社長がCMに出るようなことはないようなイメージで印象的でした。
11. 株式会社パピレス Renta!
ベンチャーかどうかは微妙なラインですが、これも漫画好きとしては印象に残るCMです。個人的に麻生久美子さんが好きだったというのが印象に残っている理由です。
12. エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社 コミックシーモア
漫画で喜怒哀楽しているのが印象的ですね。個人的に加藤ローサさんが好きだったというのが印象に残っている理由です。
13. 株式会社AppBrew LIPS
コスメのコミュニティアプリですね。10-20代の女性に多く使われているようです。当方男なので、あまり多く語れないのですが、印象に残っていました。
BtoCのCM
自分がビジネス(仕事)人間というのが大きいのかもしれませんが、内容への共感というよりも起用されているタレントのキャラクターや見せ方が非常に重要なのかと思いました。
-サービスのターゲットになる層が近しさを覚えるようなタレントの起用
-サービスのメリットをシンプル/ストレートに伝達
の2点が大事なのかなぁと勝手に思いました。
CMなくても売れてそうなモノももちろんある
自分がSalesの経験が長いことから、やはりSansanのCMが一番好きです。笑 メンバーにも時々「早く言ってよ〜」と言っちゃったりしていると思います。
あと、気になったのはBtoBのサービスでも伝聞の情報の限り、かなり多くのユーザーが使っていそうなツールも多く思い当たるなぁと。
Salesforceとか。
今度はそっち調べてみようと思いました。
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