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【詩】静寂と音楽と、詩の風と

詩は魂(Soul)を揺さぶり霊(Sprit)に響く

魂を揺さぶり霊に響くような歌があったなら

それは歌というより、詩の風になる

魂を揺さぶり霊に響くような歌が聴きたい

神聖なる愛を讃美する歌は

人々の魂を揺さぶることがなくなった

神聖なる愛を讃美する歌は

母なる大地から離れてしまったから

母なる大地と繋がっている讃美の歌は

平戸の生月島のオラショくらい

魂を揺さぶり霊に響く詩を護っていた支族の

末裔のひとびとが、中世の旋律の歌を

母なる大地から歌う


今朝の静寂が遍くある愛をおしえてくださる

息をするたび、ロゴスのキスがある

ロゴスは、詩とともにある

東の空にある新月を迎える月は

はじめて、あらわれた色と形

魂から注ぐ女性性のひかり

生まれようとする音楽に息吹を吹き込む

魂を揺さぶり霊に響く詩を迎える

歌は詩の風となり、ロゴスが創り出す


微かな月の明かりだけが

詩の在処を知っている

太陽は愛している

星の子らの愚かなふるまいと

この地の子らの愚かなふるまいが

かつてあったとしても

とこしえに太陽は愛している

太陽は知っている

星の子らの愚かなふるまいの種が

母なる大地には生きることがないことを

母なる大地とこの地に生きる魂の子らは

毎瞬、生まれ変わっているから


東の空にある新月を迎える月は

はじめて、あらわれた色と形

魂から注ぐ女性性のひかり

生まれようとする音楽に息吹を吹き込む

すべての星の魂の子らが

微かな月のひかりを知るときまで

神聖なる愛を知るときまで

魂を揺さぶり霊に響く詩は

静寂のなかに

ただ、静寂のなかに在る

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