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つれづれエッセイ

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創作関連覚書だけど、おそらく書評とかネトフリ感想とかも入ってくる、そういったもののまとめ。
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2021年9月の記事一覧

縦スクのネームが

縦スクのネームが

出来ない。まだ。

一度編集さんに提出したんだけど、気に入らないのでやり直してる。

ひとまず、これの25話め以降と、

本物の縦スク観ながらネームやってる……!!!

描き方のほうは、携帯の画面から見てどの辺にセリフのフキダシや絵を配置するかを考えてるので、実践的で本当にオススメだから目を通しておいたほうがいいと思う。表計算ソフトで縦スク用のネーム用紙を作ってみた。実際使ってみて、うまく使えそう

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またどうでもいい話

またどうでもいい話

亡くなった親友はたいへん女性らしいひとだったと思う。

旧帝国大卒ですさまじく頭が良かった。数学の授業でノートをとったことがない、と言ってた。一度解いてしまえばもう覚えてしまうから、と言ってたな。大学時代の友人と若いうちに結婚して、霞が関省庁官僚の妻であった。ピアノが上手で歌が上手でゴスペルとハワイアンをセミプロで舞台で歌ってた。

彼女をとても女性らしいひと、と言うと、彼女を知る周囲の人たちに激

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キャロル

キャロル

※『ウォーキングデッド』のネタバレ注意!!シーズン10最後まで観てないひとは読むな。

キャロルが好き過ぎてヤバイ。

最初のほうは夫からのDVにじっと耐えてるんだけど、死んでる夫の頭を鉈で叩きつぶしてからのキャロルの働きが目覚ましかった。キャンプに入ればキャンプの母として女衆をまとめ上げ、必要とあれば馬鹿で能天気な主婦のふりをして相手を騙し、女王になれば息子を殺した敵の女帝の生首をとる。タロット

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仕事の話ふたたび

仕事の話ふたたび

今日はどうでもいい話をしてる。どうでもいい話がしたいのだ。

私の死んだ親友に、「最近仕事どう?」って訊かれるたんびに、「なんかたいしてよくないけどなぜか仕事は来る」と答えてて、今もそんなかんじで忙しい。たいしてよくもないんだけど、なぜか仕事は来る星回りの人間だ。

父はよく、私に漫画の仕事があるってだけで驚愕している。いまだ女がパートではなく、同じ仕事を専門としてずっと続けているだけで、驚愕クラ

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苦手意識

苦手意識

17、18歳ぐらいのときから「恋愛モノを描くのが苦手」「恋愛モノを描くのが苦手」って思ってきてそこから30年ぐらい経っているのですが、普通、恋愛モノのことばかり30年考えてる人間は珍しいし、世界標準的には得意なほうなんではないか、みたいな気になってる今。

単なる思い込みの苦手意識だったんじゃないだろうか。なんだかんだいって20年ぐらい商業で描いてるしなあー。

所詮、恋愛なんか共依存、って若い頃

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気になってる本

気になってる本

まだ読んでないんだけど、中村さんはYoutubeでインタヴューされてたのを聞いて、がぜん興味がわいている。もう目次だけで猛烈に気になる。

学費のため風俗に走る女子大生、貧困地域で蔓延する主婦の売春、低賃金で部品のように働かされる介護現場。
——「貧困」は社会のいちばん弱い部分を直撃する。

バブル崩壊から日本社会は転げ落ちはじめた。
終身雇用、労働組合のあり方、すべてが時代遅れとされ、ネオリベ(

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