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背伸びをやめて、地に足つけて。

昨日のnoteで正直な気持ちを書いたからか、少し気持ちがすっきりしている。吐き出すこと、言語化すること、やっぱり大事なんだなぁ。

 

考えてみると私は、背伸びをしすぎていたのかもしれない。


「子どもの利益につながるような文章を書きたい」という思いは本当。

でもそれが少しずつ「書かねばならぬ」になってきていた。
少しずつ、自分の首を絞めていくような感覚があった。

読んでもらえている手ごたえが感じられないと「こんなんじゃダメだ」と自分を責めて、ぐるぐると負のループに。

こんな状態じゃ、いい文章は書けない。

だから、いったん背伸びをやめようと思う。


今のありのままの自分が伝えられることを、ありのままに書く。

卑屈になっているわけじゃなく、毎日2万件もの投稿がある中で、私が書いたことが伝わる確率なんて、ほんのわずか。だからその「ほんのわずか」に賭けて必死になりすぎるのをやめる。

「伝えなきゃ」「伝わらなきゃ意味がない」
ではなく、
「伝わったらいいな」
くらいに考えておく。


甘いのかもしれない。

「子どもの利益につながるような文章を書く」という思いはその程度だったのかと、自分でも思う。

でもこのままだといいコンディションで書けないから。
結果、人に伝わっていくような文章にはならないと思うから。


子どもと関わって学ぶことは、本当にたくさんある。
でも今の状態だと「伝えねば」という義務感で何とか形になる文章になる。それだとたぶん、子どもから学んだことを100%表現できてない。


もっと自然に、自分が感じたことをありのままに言葉にしたい。
そしてそれを誰かが見てくれて、少しでも何かを感じてくれたらそれで十分。

子どもとの関わり以外でも、自分が生きている中で感じることは、自分にしか感じられないこと。
だからそれをありのままに書く。
それでいいじゃないか。

今の自分の背丈よりも、もっと高い所、さらに高い所を目指さなきゃいけない、という思いがどこかにある。これは書くことに関わらず、何に関しても。

うーーん、と背伸びをして、ジャンプをして何とか届いたとしても、届いた目標は勝手にどんどん高くなっていく感じ。
そしてついには疲れて、ヘタッと座り込んでしまう。


この思いがどこから来ているのか考えると、ものすっごいネガティブだけど、今の自分には価値がないから、もっと成長しないと、よりできる自分でいないとダメなんだ、という思い込みがあったように思う。

そうしないと、周りからも認められないし、何より自分が自分を認められないと。

「その自分で満足してんの?まじかよ」と誰かから(自分から)言われることが怖くて。
今の自分じゃダメなんてわかってるよ、せめて背伸びはしてるよ、ということは示しておきたくて。


もちろん背伸びをすることも、大事だと思う。
いくつになっても成長したいし、変わりたいと思う気持ちがあることも事実。


でもまずは、今の自分のままで、今の自分ができることを精いっぱいやる。
その状態でOK、と認めてあげる。
「その状態で」じゃないか。「それができればもうバッチリ!!」くらいに思おうか。

今の自分への満足の先に、「もっと~したい」という思いが自然に湧いてくる、よね。きっと。


それまでは、少し背伸びをやめて。

しっかり地に足つけて、ゆっくりと一歩ずつ、今の自分のままで歩いてみようと思います。



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