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「書く」は心強い味方

「書く」を身近に感じる人が増えたらいいなと思っています。

特に何かに悩んだり、不安に感じたりしたときは、ぜひ書くといいよって伝えたい。

noteやブログのように公の場で書くわけじゃなくても、自分だけが見る日記やノートに書くとか、スマホのメモアプリに入力するとか、書く方法はいろいろあります。その辺にあるメモ帳や付箋にざっと書くのだっていい。

書くことで悩みは解決します。…とまでは言えないけれど、解決に向けた糸口が見つかりやすくなるんじゃないかと思っています。

たとえば何か不安を感じている状態の時に。
不安の中身が具体的にわかっている場合は、どちらかと言えば「緊張感」に近いんじゃないかと感じます。明日のプレゼンで準備したことを出し切れるかな、とか。

そういう不安ではなく、考えたくなくても頭がそのことでいっぱいになったり、息苦しくなったりするときは、漠然とした不安であることが多いんじゃないかなって。自分でもよくわからないけど不安がある。裏返せば安心を感じられてない、という状態。私もこの状態は経験があります。

そんなときに「書く」です。頭や心の中にある不安の中身を書き出してみる。

内側で考えているときはよくわからなかったのが、何について不安を感じてるの?と一歩踏み込んで考えてみると、不安の中身がわかることがあります。きれいな言葉じゃなくても、まとまってなくても、とりあえず書いてみる。そうすると不安が目に見えるようになります。

次に書き出した内容を自分の目で見てみる。すると「こんなこと不安に感じてたの?」と不安が案外小さなことに思えたり、そこまで悩むことじゃなかったかも、と気づくことがあります。もちろん場合によりけりだとは思いますが。

同時に対処の方法も見えてきます。「次の会議で上司から突っ込まれたらどうしよう…」という不安だったら、突っ込まれてもいいようにもう少し重ねて準備をしておくこともできます。

もしくは、自分では対処できないことであった場合、「悩むのを諦める」ことができます。極端な例ですが「明日地球が滅亡したらどうしよう」と考えて不安になってるとしたら、それは対処のしようがないですよね。内側にあるときは不安なのだと思いますが、外に出してみると「考えても仕方ない」と諦めがつきやすくなる。


私は自分自身が「書くこと」にだいぶ助けられてきました。今も、助けられています。最近は表現の手段、創作の手段としての「書く」行為の魅力にハマり始めていますが、大前提として「自分を助ける」手段としての「書く」を持ち合わせることができ、とてもありがたいと感じています。

不安を書き出すというマイナスを0にするためだけじゃなく、自分のいいところや、楽しかったことや幸せと感じたことを書き出すという、0をプラスにするためのことも、書くことで実現できると思っています。

1日に3つ自分をほめることを2か月くらい続けたことがありますが、自分自身が気づいていなかったいいところが目に見えて、とても自信につながりました。


いつでも、誰でもできて、お金もかからない。書くことは、心強い味方です。日常に取り入れるといいことがいっぱいあると思うのです。




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