たけくまゆきこ

1986年生まれ。 23歳年上の夫と、知り合って2ヶ月でのスピード婚。現在は生まれ育っ…

たけくまゆきこ

1986年生まれ。 23歳年上の夫と、知り合って2ヶ月でのスピード婚。現在は生まれ育った富山を離れ、夫の住む横浜に移住。 精神と発達の障害者。たまに絵を描きます。

最近の記事

「パンダ」の「なんで」は怖くない

富山県で生まれ育った超富山県民の私ですが、横浜にお嫁に来て1か月以上が経ちました。 なんだったらもう月が変わり、私は横浜での初めての夏を迎えようとしています。 横浜の生活も少しずつ慣れてきました。 立山連峰がいない空も見慣れてきたし、「なに線のなに駅のなんとかかんとかという電車に乗れば、大体この辺りに出る」というのも少しずつ把握してきた気がします。かまぼこ板に乗ったかまぼこにもいちいち驚かなくなったし(富山のかまぼこはかまぼこ板に乗っていない)、迫りくる自転車の数々にも怯え

    • 横浜に移住して初めて具合を悪くした

      横浜に移住して、また、結婚して、初めてうつ気味になりました。 私は双極性障害(2型)と自閉症スペクトラムの当事者であり、精神科への通院はなんだかんだ言って20年程になります。 今は回復し、家のことをしたりこうやって文章を書けるまでに頭が回るようになりました。 「うつ気味」という言い方もなんだか曖昧だなぁと思うのですが、要は体が動かなくなったのです。 昨日まで当たり前にできていたことがぱたっとなにもできなくなりました。 ごはんを作ることも、顔を洗うことも、掃除をすることも

      • ここで継続できない私は、ワードプレスを立ち上げてもきっと継続できないだろう

        先日、noteの方でこんな記事を投稿しました。 「noteに書くか、ワードプレスを開設するか」。 要は自分が今後メインでブログを書いていく場は、引き続きnoteでいいのかそれともワードプレスを立ち上げるかという話です。 この、リンクを貼った話の中では、私は圧倒的にワードプレスを開設する方向で考えていたのですが、今は「引き続きnoteで書き続けよう」と考えています。 割と、「noteは自分には向いていない」「ワードプレスでブログを開設した方が自由度が高く、のびのびとやれそ

        • 自分が嫌いだった自分が23歳上の男性と知り合って2か月で入籍をした

          先日入籍しました。 知り合ってから2か月での入籍。いわゆる「スピード婚」というやつです。 が、当の本人たちは「3年くらい一緒にいる感じだよね」「濃密な時間を過ごしているよね」と、世間が定義するような単語はどうもピンと来ていないようです。 いつぞやの記事にも書きましたが、私たちはスピード婚でもあればいわゆる「年の差婚」でもあります。 私は現在37歳、夫は現在60歳。私の誕生日が来たら1歳縮みますが、今は23歳差の夫婦です。 そしてもっと深掘りするなら、私は富山で生まれ育った

        「パンダ」の「なんで」は怖くない

          noteに書くか、ワードプレスを開設するか

          これからの日々の記録を、ここnoteに書き続けていこうかそれとも新しくブログを立ち上げようかと悩んでいます。 ブログはワードプレスを使う予定。そしてそのほかに、現在12年目を迎えたブログ(fc2ブログを利用中)をひとつゆるく運営しています。 別にnoteで書き続けてもいいんです。無料でできるし、SEO的なものも強いし、レスポンスもあるし。 でも、私の場合ではあるのですが、どうもnoteという場は「スピーチ」になりがちで。 私はブログというか、自分の発信する個人的な文章は「お

          noteに書くか、ワードプレスを開設するか

          どんなところを好きになったの

          横浜の彼(婚約者)の元へ移り住んで約3週間目、ようやく安定して「自分でごはんを作る」ということができるようになってきました。 それまではバタバタしていて外食で済ませることが多く、ちょっと話は横に逸れますが私はそんなイレギュラーな食生活やらなんやらで見事に2か月で4キロ太りました。 なので自分で作ったごはんを食べる、という食生活はなんとも嬉しいのです。 痩せるぞ。野菜食べるぞ。塩分控えるぞ。 そんな中、先日は餃子を作りました。 大量の餃子の皮と大量の餃子の餡。最終的にこれら

          どんなところを好きになったの

          遠距離恋愛だった23歳上の彼の元に移住してもうすぐ結婚することになった

          前回noteを更新したのが3月の半ば。 そして今は6月に入ったところ。 私の生活というか、私の人生はこの2か月ほどで大きく変わりました。 私は今、生まれ育った富山を離れ、横浜に移り住みました。 遠距離恋愛をしていた彼の元へ行ったからです。 そして、知り合って2か月、お付き合いをして1か月も経たないうちにプロポーズを受け、特にイレギュラーなことがなければ今月結婚します。 彼との年の差は現在23歳。彼が上です。 まぁnoteでは私の実年齢もバンバン書いていた覚えがあるのでどさ

          遠距離恋愛だった23歳上の彼の元に移住してもうすぐ結婚することになった

          ヘルプマークの裏面がはがれてくる対策

          私は外出時、ヘルプマークを身につけています。 双極性障害と自閉症スペクトラムと咳喘息。正直自分でも「日常生活には支障があるけれど、外出時のヘルプマークは必要なのかなぁ」とは思うのですが、あるとき強い不安感で動けなくなったことがあり、すがる思いでヘルプマークをもらってきた…といういきさつ以降ヘルプマークをかばんにつけるようになりました。 私の場合、このときのように強い不安感で動けなくなるということはそんなにないので、どちらかといえばヘルプマークは「お守り」のような意味合いで

          ヘルプマークの裏面がはがれてくる対策

          「障害を持ちながら」って言われたくない

          私はかれこれ37年ではありますがまぁ生きてきまして、そのうち20年以上を精神障害とともに暮らしています。 自分に発達障害があることが分かったのは20代になってからなのですが、とにかく今は精神と発達の障害がある、という中でなんとか生きています。 その中で「創作する」「表現する」ということは私にとって切っても切り離せない行為で。 今は文章を書くことと絵を描くことだけにとどまっていますが、昔はもっと広くなんでもやっており、写真を撮ったり詩や短歌を詠んだりラジオをしたりとしていま

          「障害を持ちながら」って言われたくない

          地球最後の日に食べるものがおでんの具ひとつしか選べなかったらなんの具を選ぶか

          先日、某所で時間を潰していたときのこと。 ふと前を見るとおでんを宣伝しているポスターがありました。 おでんかぁ。 1人暮らしをしてから作らなくなったし食べなくもなったなぁ…などと思っていたら、ふとおでんが食べたくなりました。 そのポスターには宣伝だけでなく様々なおでんの具も紹介されており、私は若干の小腹を空かせながらぐるぅっとその具を見回しました。 大根。 ちくわ。 こんにゃく。 卵。 里芋。 焼き豆腐。 かまぼこ。 牛すじ。 車麩。 大体こんな感じのラインナップだ

          地球最後の日に食べるものがおでんの具ひとつしか選べなかったらなんの具を選ぶか

          2024年1月1日のできごと

          ※今日は令和6年能登半島地震の話です。辛い気持ちのある方は読むのを控えることをおすすめします。 書こうかどうしようか迷っていたのですが、思い切って2024年1月1日に私に起こったできごとを書き残しておきます。 私は富山県に住んでおり、被害は比較的少ない地域にはいたのですが、それでも私にとっては衝撃の大きなできごとでした。 2024年1月1日朝。私は1人暮らしをしている自分のアパートで目が覚め、「あぁ、年が変わったなぁ」とぼんやり思っていました。 この日はなにも予定のな

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          「マック」って言えない

          マクドナルドを「マック」と言えません。 …いや、この一文だけで終わることもできると言えばできるのですが、私にとっては頭を悩ませている問題なのです。 私の認識ではありますが、マクドナルドの略称は確か関西が「マクド」、そして関東あたりが「マック」と呼ばれるというもの。 私は富山県に住んでいるので関東とも関西とも感覚的にはなんとも判断しづらく、どちらかに振り切って呼ぶことが私にはできなかったのです。 そこで若いころの私が選んだ呼び方は「マクド」。この呼び方は20代半ばぐらいま

          「マック」って言えない

          歯医者さんがとても怖い

          先日、歯医者さんの受診の予約をしてきました。 私にとっては褒めて褒めて褒めて褒めたたえるべき行為です。 私は歯医者さんが苦手なのです。否、もうちょっと正確なニュアンスを言うと歯医者さんが非常に怖いのです。 これを書いているとき私は37歳ですが、私の中では歯医者さんはいくつになっても怖いし、多分この先も大なり小なり怯えていると思います(蛇足ですが27歳のとき歯医者さんの治療中に怖くて泣きました)。 そんな中でも自分から「そろそろ歯医者さん行かないと」と思って予約の電話をし、

          歯医者さんがとても怖い

          未練の時効

          度々私の投稿には出てくる話ですが、改めて今までの私の恋愛状況を説明します。 私は2023年の秋に約6年同棲をしていた元恋人に別れを告げました。 そして1人暮らしを始めたのですが、別れたあとも元恋人とは毎日連絡を取り合い、週に1度のペースで食事に行っていました。 友達状態と言えばそうなのですが、私は振ったことをずっと後悔しており、復縁したいと思っていました。 でもその気持ちや願う状況に伸びしろはないことも分かっており、あるとき「今を変えたい」と願いマッチングアプリを始めたの

          1割コンタクト、9割眼鏡生活

          最近、外出先でも眼鏡をかけるようになりました。 今までは、外出するときはコンタクトで家では眼鏡、というスタイルをとっていたのですが、そのスタイルを見直しまして。 コンタクト4割眼鏡6割くらいだった目元が、今ではコンタクト1割眼鏡9割ぐらいになっています。 どうして眼鏡で外出しようと思ったのか。理由はいろいろありますが、きっかけは「ご贔屓にしているクリエイターさんが眼鏡をかけていたから」という、なんともまぁ自主性に欠けるというか主体性に欠けるというか、そういうものです。

          1割コンタクト、9割眼鏡生活

          どんな仕事に就きたかったの

          先日、母と喋っていたとき唐突にこんなことを聞かれました。 「ゆきちゃんって、小さい頃どんな仕事に就きたかったの?」と。 「お、おぅ……おぅ?」です。固まりました。簡単にまとめてしまうと、私は具体的に「将来はこの仕事がしたい」といういわゆる現実的なビジョンを持ったことがないことに気付いたからです。小さい頃から37になる今まで。 いや、「将来はこんなことがしたい」というビジョンというか志は常に持ってはいました。 ですがそれは、小学生の頃の「ラジオパーソナリティになること」に始

          どんな仕事に就きたかったの