それは誰の仕事ですか？
資金繰りは社長の仕事
6月末で決算が確定して、、
ようやく2023年度分の仕事が
”一段落”というタイミングだった。
それが、、、
大事な公開講座の講師を
私が担当することになってしまい、
（自分で決めたこととはいえ…💦）
久しぶりの講座準備は、
予想よりもてんやわんやの展開になった。
それでも、
仲間の協力とサポートのおかげで
準備万端の結果は大成功。
6月29日、30日と2日間の大役を終えて、
晴れ晴れとした気持ちで起きた翌朝
「ん？」
気づいた時には遅かった。
6月に31日はなく、、
月曜日はすでに月が替わって
7月1日となっていた。
ガーン💦💦
税金の納付期限は7月1日（月）
それでも、
13時40分福岡着なら
銀行には間に合うはずと思っていたら、
こんな時に限って、、
乗客の搭乗遅れと、滑走路の渋滞で
予定時刻を大幅に遅れての到着となった。
困ったときの神頼み
イライラしそうな自分を呼吸で落ち着け、
心で神様にお祈りしながら
空港からタクシーで移動。
とはいえ、、
雨の日の福岡市内はいつも以上の渋滞で
運転手さんの努力も虚しく
オフィスについて書類を手にしたのが
14時45分。
「終わった。。」
消費税の支払いは、
1日遅延しただけで、10%の延滞金がつく。
たった1日で数十万円が飛んでいく...
そう思うとやりきれない。
諦めきれない。
だから、、
万策尽きたダメ元で、
顧問の税理士事務所に電話をかけた。
「もしもし、Tさん
どうしても銀行に間に合わないの」
週末の講座で精一杯だったこと、
飛行機が遅れて渋滞にはまっていること、
泣きそうな気持で言い訳をしながら、、
「何か方法はないかしら？」
すると、
全く想像もしていなかった、
神がかった答えが返ってきました。
「今から僕が振込みに行ってきます。」
「僕が個人で立て替えます！」
「ギリギリどうにかなる金額だと思うので、、」
と。
「えぇぇ？？？」
「本当ですか？」
「あ、ありがとうございます‼」
もう、
信じられない出来事です。
税理士さんといっても会社員ですし、
身内でもないのに、、
その有難さに心が震えた。
14時56分
振込み完了しましたとTさんから
明細の画像が送られてきました。
それは誰の仕事なのか？
私が起業したときから、
14年間のお付き合いになる税理士事務所は
代表税理士が旧知の仲であり、
その関係性があってスタートしました。
ところが、
実際に担当してくれるのは、
代表自身ではなく社員のTさんです。
社員1名からスタートした私の会社が、
1フロアずつ増床し、人数も増え、
事業を広げながらタイへも進出した。
「海外の領収書は翻訳が大変で！笑」
いい時ばかりじゃない、
困難も難題も、、
いつだって私を支えてくれる。
私の夢みたいな話を興味深く聞いて、
「楽しみにしています。」と言ってくれる。
それは、
税理士の仕事なのか？
ビジョンを描き、
公言し、
誰よりも率先して実行する。
そして、
何より成果を出すのが経営者
そのはずなのに、、
まだまだ、成果よりも
苦労ばかりかけて不甲斐ない。
だけど、
なぜか社内の誰もが
社員もパートもアルバイトさえ、
自ら考え率先して行動してくれる。
自分ゴトとして支えてくれる。
どっちが社長かわからない。
もはや、全員が経営者⁈
ついには、
そのMindが社内だけでおさまらず
社外の税理士さんまで及ぶとは…
有難すぎて、
有難すぎて、
本当にみなさんありがとうございます✨✨
ビジョンを描こう
だからこそ、
私は描き続ける。
孤独のない、温かい社会になるように。
人と人のつながりが、
経済活動だけでなく心身ともの支えとなり、
あらゆる社会課題が少しでも減るように。
人はひとりでは生きられないのだから。
孤独のない世界を…
一緒に創りましょう。
PS。
本日、Tさんが立て替えてくれた
大切なお金をお返ししました。
この感謝の気持ちを忘れないように…
恩を心に刻み
お返しできる日までがんばります。
よろしければ、サポートをお願いいたします。