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人に悩みを話せない悩み

今までの私は、「人に悩みを打ち明ける」という事が出来ませんでした。
あれって物凄くハードル高くないですか?
根深いものだと特に言えない。
恐らく強がりやプライド、これを話したらどう思われるだろうという不安や、恥ずかしさがあるから。
だから悩みを打ち明けられる程の仲って、凄く絆が深まった人たちみたいで、羨ましいとずっと思ってた。
話したら楽なのかな?いや、でもなぁ…。の繰り返し。
そして結局誰にも話せず一人で悩む。
あと、言えない理由がもう一つ。
私は人によく「悩み無さそうだよね!」と言われる。
実際は全然そんな事無いんだけど。
でも相手の期待に応えようとしてか何なのか、それを言われるとそういうキャラクターで居なきゃいけない気がして、自分でも無意識に「そういう人」に近づこうとしてた。
なので余計に周りに話せず、という悲しいサイクル。

変化は突然訪れた
そんな私が最近、自分の悩みを人に言えるようになりました。
まぁ厳密に言うと、気付いたら言ってた。
相手は母。電話で話していた時のこと。
いつも通り近況報告をした後、最近の悩みを話す自分がいました。
(割とすらっと話してて自分でもびっくり笑)
母はその悩みに対する色んな考え方や方法を教えてくれました。
どれも私一人では考え付かなかったようなもの。
なんだ、こんな近くに頼れる人いたじゃん。
(今まで自分の勇気が無かっただけだけど笑)

気付けたこと。
ここで、最初に述べた悩みを話せない理由にもう一つ追加。
これまで、私は人に悩みを話しても、いい答えが返ってくると期待していなかったのかも。
だから話さなかったのかも知れない。
ということに気付いた。
確かに自分で解決した方が良いと思ってた。
けれど、誰かに話す事でこんなにも得られるものがあるとは思ってなかった。
新たな意見や考えを聞けるだけじゃない。
悩みを話した後の、なんとなく背中を押された感。
特に自分の考えを応援された訳でも、否定された訳でもないけど、なんとなくずっと居た立ち位置から一歩前に進んだような感覚。
初めて人に話すという行為がこんなにも大切で有意義なものだと実感した出来事だった。

いまからがスタート
一度母に話せたからといって、私の「悩みを人に話せない悩み」は、はい解決〜!て訳じゃない。
今後もまた話せるか分からないし、そもそもあの時なぜあんなすらっと言えたのか自分でも分かってない。笑
だけど、話す事で得られるものがあると知ったからこれからは少し勇気を出してみようと思う。
(あぁ、これを書きながら本当に出来るかなぁ…とか考えてる私)
すぐには無理だけど、少しずつ成長していこう。
未来の私がこの記事を読み返した時、昔はこうだったなぁと笑えてたらいいな。

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