ドキュメンタリーに思うこと
僕は昔からドキュメンタリー番組を見ていた。「理科好き」を名乗っている以上、科学のドキュメンタリーを見ることはもちろん、歴史や社会のドキュメンタリーを見ることもある。
最近は、Netflixが作ったドキュメンタリーを見ることもある。海外での社会現象を取り扱った作品が多いが、面白さは変わらない。個人的に面白かったのは
あたりだろうか。
ドキュメンタリー番組に作り手がいる以上、情報が編集されているわけなので、そこには注意しなければならないが、それでも、様々な事柄を映像の形で知ることのできるドキュメンタリー番組は大変有益だろう。
一方で、気になっていることもある。ナレーションや音楽の使い方である。特に科学のドキュメンタリーに多いように感じるのだが、ナレーションや音楽が、感情を必要以上に煽るように使われていることがあるのだ。
ナレーションは複雑な事柄をわかりやすくする効果があるが、使い方によっては、全く違った効果が出てしまう。
音楽も同様なことがいえる。
一方で、NHKの「ノーナレ」のように、あえてナレーションを付けないドキュメンタリー番組もある。
それから、Netflixのオリジナルのドキュメンタリーには、ナレーションの代わりに、出演者のインタビューでつなげるものもある。(上記の「監視資本主義」はドキュメンタリーとドラマを組み合わせた特殊なパターンであるが。)
ナレーションと壮大な音楽をつけた科学のドキュメンタリーは
「かがくのちからってすげー」
という点ではとても良い効果を持っている。
ただ、個人的には「ノーナレ」で、BGMも少なめな科学ドキュメンタリーを見てみたいような気もする。
(Netflixの科学ドキュメンタリーはまだ見ていないので、これから検証してみます。また、他にそんな感じの作品があったら教えて下さい)
以上、単なる理科好きの戯言でした。