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「グラジオラスの花束」一気読み用

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※全話繋がってるので一気見がオススメです。 「登場メンバー全員主人公」 櫻坂46の楽曲を基に物語が構成され、 全ての物語が複雑に絡み合う シングルバースドラマストーリー。 あ…
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記事一覧

【グラジオラスの花束 〜油を注せ!〜「武元唯衣」】8話

【グラジオラスの花束 〜油を注せ!〜「武元唯衣」】8話

「....武元さん涙拭いてください」
「あれ....?」
「さっきのハンカチは明石さんが持っていきました....これは俺のです」
「....ありがとう....ごめんね」
「何がですか」
「顔ぐっちゃぐちゃだよね....」
「そんなことないです可愛いです」
「....うそだよ」
「ほんとです」
「........うそだよ」
「どうしたら信じてくれますか?」
「何やっても信じない」
「....はぁ」

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【グラジオラスの花束 〜油を注せ!〜「武元唯衣」】7話

【グラジオラスの花束 〜油を注せ!〜「武元唯衣」】7話

武元唯衣は遠距離恋愛中の明石響介とすれ違っていた。
そんな中、自分に真っ直ぐ感情をぶつけてくれる後輩・橋本友哉に次第に惹かれている自分がいることに気が付き、ついにはデートの約束をしてしまう。
しかし、そこに響介が現れる。

「やっぱり.......」
「なんでここに......」
「なんでって.....前に週末帰ることは伝えたでしょ」

思い出した。ちょうど橋本くんに文化祭誘われた日のことだ。

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【グラジオラスの花束 〜無言の宇宙〜「上村莉菜」】11話

【グラジオラスの花束 〜無言の宇宙〜「上村莉菜」】11話

私と亮くんとの間にできた少しの隙間。
それは何があるわけでもなく、時間が全て解決してくれた。

「亮く〜ん準備出来た〜?」
「早いよ!まだ準備出来てない!」
「えぇ!?まだ着替えてすらないじゃん!」
「起こしてよ〜」
「起こしたのに3度寝したの亮くんでしょ〜」
「しょうがないじゃん卒論仕上げてたんだから〜」
「早めに終わらせない亮くんが悪い」
「はい....すみません.....」
「今日は絶対遅れ

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【グラジオラスの花束〜無言の宇宙〜「上村莉菜」】10話

【グラジオラスの花束〜無言の宇宙〜「上村莉菜」】10話

講堂に戻るとそこには誰が見ても仕事が出来そうと判る出で立ちの女性が居た。

「あぁ!貴方が上村さんね?」
「はい.....?」
「失礼したわ。私はFind recordの鈴木です」
「Find record!?なんで.....」
「貴方と永田くんをスカウトしに来たのよ」
「スカウト......」
「たまたま息子の文化祭に来てみたらまさかこんな所に原石が居たなんてね」
「ちょちょっと待ってください.

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【グラジオラスの花束 〜無言の宇宙〜「上村莉菜」】9話

【グラジオラスの花束 〜無言の宇宙〜「上村莉菜」】9話

「永田くん!?どうして!」
「.....上村さんの事.....好きになってしまった」
「........」
「自分勝手なのは重々承知だけど行かないでほしい.....」
「...........ごめん!!」
「上村さん!!」

急いで亮くんを追いかけるもそこには私としかしないと誓ったキスを他の女の子とする亮くんだった。

「亮.....くん......」
「莉菜!!?」
『.......きゃっ!』

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【グラジオラスの花束 〜油を注せ!〜「武元唯衣」】6話

【グラジオラスの花束 〜油を注せ!〜「武元唯衣」】6話

なぎと合流した私たちは舞台を観ていた。

『何言ってんの早くご飯食べなよ。私はおチビちゃんたち起こすから』
『今行くよ〜』

パチパチパチパチ👏

「まさかの主人公たちの名前が『なぎさ』と『ゆうと』だなんてね」
「........結冬」
「........あ、もしかしてそういう」
「違うからぁ!」
「私はなぎだったら歓迎よ?笑」
「違うからぁ......」
「橋本くんこの後は?」
「そっ

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【グラジオラスの花束 〜無言の宇宙〜「上村莉菜」】8話

【グラジオラスの花束 〜無言の宇宙〜「上村莉菜」】8話

文化祭当日。

『今日は文化祭当日!よく俺の脚本に着いてきてくれたな.....特に永田と上村!最後の最後まで表現に悩んだと思うが今のお前たちからは強いオーラを感じる。大いに表現を爆発させてこい!』
「はい!」「はい.....!」

先輩達にとって今日が最後の部活動。
特に監督の部長はこのまま演劇の世界に入っていくため今後、今日が重要な日になってくる。

「はぁ....」
「上村さん大丈夫?」
「緊

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【グラジオラスの花束 〜無念〜「松田里奈」】3話

【グラジオラスの花束 〜無念〜「松田里奈」】3話

「里奈〜」
「湊音〜!」
「懐かしいな櫻彗高校.....」
「言うて3年前やろ笑」
「で?その面白いってやつは何時から?」
「午後からやね...どうする?普通に楽しむ?」
「そうしようぜ」
「あ!カブ先!」
「うーわ....最悪.....」
「えぇ!?愛しの生徒にそんなこと言う?」
「誰かも覚えてないわ」
「嘘つけ!ライブ来てたくせに!」
「たまたまな.....佐藤も元気だったか?」
「うっす」

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【グラジオラスの花束 〜心の影絵〜「山下瞳月」】7話

【グラジオラスの花束 〜心の影絵〜「山下瞳月」】7話

「陽〜.....あれ取って!」

文化祭も後半、陽と射的で遊んでるところ。

「どれ?あれ?」
「違う!その1個横のラムネ!」
「よし!任せろ!」
「......🙏」
「........あ」
「あ」
「.........いやまぁそのさ笑」
「😠」
「怖いよ瞳月......笑」
「もう1回!次で行けるよ!」
「待って瞳月、時間やばいよ」
「うわ!ほんとだ!行ってくる!」
「待って瞳月!」
「なに

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【グラジオラスの花束 〜何度LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう〜「村山美羽」】8話

【グラジオラスの花束 〜何度LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう〜「村山美羽」】8話

「1番奥の席行こう」

なぎが休憩に入るまで2人で文化祭回ることにした私たち。

「ちょうど空いてる」
「なんで急に演劇部の舞台?」
「ふふ......教えてあげない」
「なんだそれ」

『Ladies & Gentleman!今宵は我が王国へようk』
『いやいややめてください。今日の公演は普通の恋愛ストーリーですから』

「沢村くんは好きな人とか居る?」
「.....居ないけどなんで?」
「別に

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【グラジオラスの花束 〜真夏に何か起きるのかしら〜「小島凪紗」】9話

【グラジオラスの花束 〜真夏に何か起きるのかしら〜「小島凪紗」】9話

「結冬から連絡あった?」

結冬と美羽と連絡がつかない為、結冬の姉の唯衣ちゃんと唯衣ちゃんのバイト先の後輩橋本さんと一緒に回ることに。

「ううん.....」
「結冬って武元さんの弟くんでしたっけ?」
「そうだよ〜」
「似てるんすか?」
「う〜ん.....どうなぎ?」
「似てない....ですかね笑」
「へ〜あ、いいっすよ別にタメ口でも片方タメ口、片方敬語ってしんどくないすか?」
「一応先輩なので.

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【グラジオラスの花束 〜君と僕と洗濯物〜「向井純葉」】5話

【グラジオラスの花束 〜君と僕と洗濯物〜「向井純葉」】5話

「璃花さんと何話してたの?」
「別に〜?」
「そう」
「ねえねえ礼央、演劇部の舞台観に行きたい」
「舞台?いいけど」
「いいの!」
「誰か気になる人でも居るの?」
「え!?ううん?」
「そう?」
「うん.....あ!ポップコーン買っていこ!」
「いいよ」
『いらっしゃいませ!』
「キャラメルだよね?」
「うん!」
「キャラメルポップコーンと.....飲み物どうする?」
「純葉はコーラ!」
「じゃあ

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【グラジオラスの花束 〜制服の人魚〜「石森璃花」】6話

【グラジオラスの花束 〜制服の人魚〜「石森璃花」】6話

「いらっしゃいませ〜!」
『チーズホットク1つと〜ミックスジュースください!』
「は〜い!」
「礼央〜ミキサー詰まっちゃった!」
「貸して.....違うじゃん蓋ちゃんと閉まってないだけ!笑」
「そうだったの!?ごめ〜ん!」
「しっかりして笑」
「礼央くん、チーズホットクの生地用意しといて!」
「はい!」
「璃花さんミックスジュース出来ました!」
「チーズホットクもすぐ上がります!」
「は〜い!いら

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【グラジオラスの花束 〜美しきNervous〜「田村保乃」】5話

【グラジオラスの花束 〜美しきNervous〜「田村保乃」】5話

「美羽ちゃんどこやろ......」

せっかく文化祭に来たのに美羽ちゃんと連絡がつかない......。

『お姉さん!1人すか?』
「いえ、妹が居て」
『探すの手伝いますよ!』
「いや!悪いよ!」
『大丈夫ですって!俺ら人探し得意なんで!』
「おいお前ら〜、そうやってすぐナンパしてんじゃねぇよガキの分際で」
『うわ、カブ先来た.....逃げろ!』
「おいちゃんと名前で呼べばか」
「すみません、あり

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