ゆきじゅにあ🧀🐶3期ちゃん

※「グラジオラスの花束」は全話繋がってるので、マガジン内で一気読みがオススメです。 …

ゆきじゅにあ🧀🐶3期ちゃん

※「グラジオラスの花束」は全話繋がってるので、マガジン内で一気読みがオススメです。 櫻の魔法図書館委員会のアカウントではオムニバス&短編を書いてやす。

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【グラジオラスの花束について】

「グラジオラスの花束」は全てのお話が繋がってるシングルバースドラマストーリーとなってやす! それぞれのお話にテーマ曲が設定されており、その曲を聴きながら読むとより一層世界に入り込めると思いやす! 《楽しみ方》←追記 (2024/05/27) 各楽曲に○○話と付いてやすが、実際には全部の話が繋がっているため投稿順に読むことを想定して書いてやす。 ぜひタイトル曲を聴きながら楽しんでね。 ○各種設定 《セリフの「」&『』について》 セリフ内の『』についてはただの単語の強調でや

    • 【グラジオラスの花束 〜恋は向いてない〜「藤吉夏鈴」】8話

      映画を観た後は特になにをするでもなく、それぞれ真っ直ぐ帰った。 次の週、課題を提出するために教授の所へ来ていた。 幸村と来る予定だったけど直前に来れなくなったみたい。 「.....どうですか?」 「ん〜.....藤吉さんって人の事好きになったことある?」 「えっ」 「結果自体はまとまってるんだけど、肝心の自分の感想というかデータを見た上で何を感じたかがイマイチ伝わらないというか.....」 「そう...ですか.....」 「頑張って」 無惨にも課題は手元に戻ってきた。

      • 【グラジオラスの花束 〜恋は向いてない〜「藤吉夏鈴」】7話

        次の日、仕方なく駅前に来ていた。 .....本当に仕方なくだろうか。 「お待たせ」 「待ってないよ」 「待ってるの見てたよ?」 「じゃあ早く来てよ」 「可愛いなぁって眺めてた」 「なんなの.....」 「行こ?」 「うん」 やっぱりそこにいつもの元気はない.....。 「.....ほんとに来てくれると思わなかった」 「さすがにね」 映画館なんて久しぶりに行く.....。 「夜ご飯食べた?」 「ううん、まだ」 「この辺にオススメのお店あるんだけど行く?」 「うん」

        • 【グラジオラスの花束 〜何度LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう〜「村山美羽」】15話

          凪紗「おはようございま〜す!」 買い物を終え、スイーツカフェ「渚」へ到着した3人。 亮「おお!なぎちゃん!」 結冬「おはようございます」 美羽「おはようございます.....」 亮「あぁ君が!」 店長は私の肩を軽く叩いた。 美羽「あ.....はい.....村山美羽です」 亮「綺麗な子だねぇ🙂」 莉菜「ちょっと亮くん?」 キッチンの方から可愛らしい人が出てくる。 亮「待ってよ莉菜、これは挨拶というか.....ね?」 美羽「え.....はい.....?」 凪紗「ちょっと

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        【グラジオラスの花束について】

        マガジン

        • 恋は向いてない
          7本
        • 「グラジオラスの花束」一気読み用
          113本
        • 何度LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう
          15本
        • 美しきNervous(完結)
          15本
        • 真夏に何か起きるのかしら
          16本
        • 制服の人魚
          11本

        記事

          【グラジオラスの花束 〜真夏になにか起きるのかしら〜「小島凪紗」】16話

          凪紗「おはようございま〜す!」 買い物を終え、スイーツカフェ「渚」へ到着した3人。 亮「おお!なぎちゃん!」 結冬「おはようございます」 美羽「おはようございます.....」 亮「あぁ君が!」 店長は美羽の肩を軽く叩いた。 美羽「あ.....はい.....村山美羽です」 亮「綺麗な子だねぇ🙂」 莉菜「ちょっと亮くん?」 キッチンの方から莉菜さんが出てくる。 亮「待ってよ莉菜、これは挨拶というか.....ね?」 美羽「え.....はい.....?」 凪紗「ちょっと店

          【グラジオラスの花束 〜真夏になにか起きるのかしら〜「小島凪紗」】16話

          【グラジオラスの花束 〜美しきNervous〜「田村保乃」】15話

          あれから1ヶ月、彼からの連絡は無かった。 『次は北櫻丘....北櫻丘....お降りの方はバスが停車してから席をお立ち下さい』 「.....あ!」 やばっ!乗り過ごした!! 次のバス停で降り、小走りで保育園に向かう。 「なんでここ距離遠いん.....も〜!」 そこへ1台の車が横を通る。 「お嬢ちゃんどこ行くんだい?」 「鏑木くん!!?」 「保育園だろ?乗れよ」 「何してたの?ずっと」 「いいから.....ほら」 「う、うん.....」 相変わらず高そうな車。 でも

          【グラジオラスの花束 〜美しきNervous〜「田村保乃」】15話

          【グラジオラスの花束 〜美しきNervous〜「田村保乃」】14話

          「あ〜美味しかった〜」 「そうだな」 「普通に今度美羽ちゃん連れていこ〜っと!」 お昼を食べ終えた私たちは射的で遊んだり、食品サンプルを見たり、お笑いライブを観たりして過ごしていた。 「次、ちょっと行きたい所があるんだけどいい?」 「うん?」 「少し歩くぞ」 「分かった!」 連れていかれたのは船乗り場だった。 「え.....船?」 「やっぱり俺らは飲んでなんぼだろ」 「そういうね!」 「大丈夫か?転けんなよ?」 「コケないって.....わっ!」 「.....言ったそば

          【グラジオラスの花束 〜美しきNervous〜「田村保乃」】14話

          【グラジオラスの花束 〜恋は向いてない〜「藤吉夏鈴」】6話

          アンケート結果を共有するために幸村を呼び出した。 「回答人数28人って.....まぁこんなもんか〜.....」 「もっと協力してくれてもよくない?」 「しょうがないよ、私たち友達居ないじゃん.....」 「言わないでよ.....」 「でもやっぱみんな恋してんだね〜」 「85%って高いのかな」 「高いんじゃない?」 「あとなんか10歳で初めて恋に落ちる人多いね」 「ほんとだね、何かあったっけ?」 「小3くらいか.....」 「でもたしかにその辺から私の周りでも恋バナする子増え

          【グラジオラスの花束 〜恋は向いてない〜「藤吉夏鈴」】6話

          【グラジオラスの花束 〜美しきNervous〜「田村保乃」】13話

          「お願いします.....」 「遅い!何してたんだ?」 「えーっと.....」 次の日、見事に寝坊した。 「いざデートってなるとなんか眠れなくて寝坊しました笑」 「お前.....笑」 「すみません.....笑」 「はぁ.....いいから早く乗れ」 「はい.....笑」 相変わらず高そうな車.....。 「で?どこ行きたいんだ?」 「.....え?」 「え?じゃないだろ。行きたいところがあるんだろ?」 「え、鏑木くんがエスコートしてくれるのかと」 「なんでだよ!笑  お前

          【グラジオラスの花束 〜美しきNervous〜「田村保乃」】13話

          【グラジオラスの花束 〜美しきNervous〜「田村保乃」】12話

          「すみません、生1つ」 『かしこまりました!』 拓真と居酒屋に来ていた保乃。 「改めてありがとうございます」 「なにが?」 「応急処置してくれて」 「大したことしてないだろ」 「大園先生が言ってました」 「大園が.....?」 「正しい初期処置をしてくれたお陰で大事にならなかったって」 「.....そうか」 「大事がどんなことか想像もつきませんけど、どちらにしろ私にはどうしようもできなかったので.....」 「気に負わないでくれ、俺らからしたら当たり前の事だ」 「それでも

          【グラジオラスの花束 〜美しきNervous〜「田村保乃」】12話

          【グラジオラスの花束 〜制服の人魚〜「石森璃花」】11話

          「璃花さんの事が好きです」 「えっ.....でも」 「好きになっちゃったんです」 「え、え、え、待って待って」 「待てません」 「れ、礼央くん!!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「呼びましたか?」 ...........えぇ!!? 思わず布団で自分の身を隠す。 「おはようございます」 「あ、璃花さんおっはよ〜!」 「礼央くん.....いとちゃん.....」 「ごめんなさいびっくりさせちゃって」 「どうして.....?」 「璃花さんの事だからまた1人で

          【グラジオラスの花束 〜制服の人魚〜「石森璃花」】11話

          【グラジオラスの花束 〜君と僕と洗濯物〜「向井純葉」】9話

          「礼央ー!!!おっはよー!!!」 「な.....なに.....」 「おはよう礼央」 「.....純葉か」 「おはようは?」 「おはよう.....今何時?」 「7時だよ」 「.....早いよ.....今日10時でしょ?」 「ちょっと早く行って璃花さんのお手伝いしようよ」 「あぁ.....行こっか.....純葉起こして」 「いーよ、ういしょっ...わっ!」 礼央を起き上がらせようと腕を引っ張ると、力が足りず礼央の方に倒れ込む。 「ごめん純葉、力加減ミスった」 「びっ.....

          【グラジオラスの花束 〜君と僕と洗濯物〜「向井純葉」】9話

          【グラジオラスの花束 〜何度LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう〜「村山美羽」】14話

          美羽と結冬と凪紗は泊まりのための荷物を持って、スイーツカフェ「渚」に行く前に大型商業施設「キルシュバオム」へ向かっていた。 「あ〜.....涼しい.....」 「生き返る〜」 「ね〜」 「で?なんで『キルシュ』に?」 「そりゃ色々準備するために決まってんじゃん」 「だから準備ってなんだよ」 「ねぇねぇアイス食べたい」 「村山がアイス食べたいって〜」 「聞こえてるよ笑」 「僕も食べたーい」 「ねぇ.....子供?」 「まま〜」 「まま〜」 「もう!別にいいけど!」 3人はア

          【グラジオラスの花束 〜何度LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう〜「村山美羽」】14話

          【グラジオラスの花束 〜真夏になにか起きるのかしら〜「小島凪紗」】15話

          凪紗と結冬と美羽は泊まりのための荷物を持って、スイーツカフェ「渚」に行く前に大型商業施設「キルシュバオム」へ向かっていた。 「あ〜.....涼しい.....」 「生き返る〜」 「ね〜」 「で?なんで『キルシュ』に?」 「そりゃ色々準備するために決まってんじゃん」 「だから準備ってなんだよ」 「ねぇねぇアイス食べたい」 「村山がアイス食べたいって〜」 「聞こえてるよ笑」 「僕も食べたーい」 「ねぇ.....子供?」 「まま〜」 「まま〜」 「もう!別にいいけど!」 3人はア

          【グラジオラスの花束 〜真夏になにか起きるのかしら〜「小島凪紗」】15話

          【グラジオラスの花束 〜恋は向いてない〜「藤吉夏鈴」】5話

          「いらっしゃいませ、1名様ですか?」 「あ、えっと待ち合わせで」 「かしこまりました。お好きな席へどうぞ」 「アイスコーヒーお願いします」 「かしこまりました」 課題のために幸村とカフェで集合になったはいいけど早く来すぎた。 別に楽しみとかそんなんじゃなくてたまたま早く来ただけ。 ぼーっとメニューを眺めていると焼きオムライスが目に入った。 「美味しそうだなぁ.....」 「お待たせしました」 「どうも」 「ごゆっくりどうぞ」 アイスコーヒーにミルクとシロップを1つずつ

          【グラジオラスの花束 〜恋は向いてない〜「藤吉夏鈴」】5話

          【グラジオラスの花束 〜何度LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう〜「村山美羽」】13話

          みーんみーん。セミが鳴いてらぁ。 「めっちゃ早く起きちゃった.....」 「美羽ちゃ〜.....うわ!びっくりした!早いね!」 「目覚めちゃった」 「ちょうど今、保乃も起こそうとしてたんよ」 「朝ごはん?」 「うん、出来たから顔洗ってき」 「はぁい」 顔を洗ってリビングに向かう。 「美味しそう」 「ありがとう、今日やっけ?出発」 「うん」 「頑張るんやで!」 「がんばる」 「じゃあ保乃、保育園行かなあかんから食べたら浸けといてね」 「行ってらっしゃい」 「行ってきます!

          【グラジオラスの花束 〜何度LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう〜「村山美羽」】13話