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風におされて

2022/12/14 日記

大学の卒業制作で撮影した映画のロケ地の土手に、久しぶりに行った
友達と「写真を撮ろう!」と言って
提案してくれたのが奇遇にもそこで
とっても風が強かった
ちゃんと立ってないと飛んでいきそうなくらい

そんでいろいろ思うことあり
つくった映画を見返していたら、顔から火が出そうになったのだった

ぼっ・・・大学時代、映画の撮影風景 by marin kawamori

最近、自分の軌道修正を感じてる
歩いていたら、昔フタをしてしまい込んだ箱が落ちていて
フタを開いては
「  」という感じ
「  」がね、今のわたしにはとても深い
そして重い

ミッキーマウスの中の人間には温度があるのよね〜
と、当たり前のことをおセンチにしちゃってさ
これがマトリクスの入り口……!って大げさにしちゃってさ
そしてはじめてここに時間が生まれるみたいだ

アイドルになったり 魔女になったり
天使になったり 占い師になったり
わたしはいったい 何回ジョブチェンジするねんてね
そして気付いたのは

何者でもなくても許されるということ
特別じゃなくてもいい
それだけで生きていていい

わたしにとってはそれがすごくラクでそのまま
結局は愛が原因なことも
愛とかいうと大げさに聞こえるな あは
ただ、実家にあるシール貼ってるタンス
あのシールって剥がしにくいよね〜って話なだけなんだけどね

タロットのリーディングをしていていつも
ああ、この感じが言葉を介さずとも
脳波かなんかで ビーって伝わればいいのに
って

でも言葉にしないと伝わんないから
言葉にして 外側を固めて
真ん中はいっつも誰かに渡せないままで
だから

「フン。どうせ……」
って いつの間にかひねくれて
おへそよりもっと奥の方に隠して
もう最近 隠すのに飽きてうずうずしてる
その変化が、怖くて楽しい

手ですくった水が落ちてくのを見るのが怖かった
水はいつかなくなるっていう設定にしてたから
でも、水はなくならないんだ
それに気付けたのは皮肉にも 時間のおかげかもね

病は気からと言いますが
占いもそういうもんだと思う あは
病を持っていなくても 苦労しなくても
主人公じゃなくてもね 結局
ここでは主人公のまんま
それを見ているだけ

ハイハイからはじめて歩いたときみたいに
風に押されて勝手に足が出たときみたいに


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