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#記憶の旅のはて
記憶の旅のはて 著:ユキヒロ
ガタンゴトン。ガタンゴトン。
私の名前はわかりません。
気付けばこの列車に乗っていました。
どうやらここは宇宙のどこかのようです。
窓の外には暗闇が広がり、遠くを見つめると無数の星たちが煌めいています。
「ふぅー」
窓の冊子に肘をついて、手のひらに顔を乗せながら深いため息をつきました。
私にはどうやら記憶がないようです。
それにしては心が落ちついています。
しばらくの間、ぼーっと窓の外を眺めるこ
ガタンゴトン。ガタンゴトン。
私の名前はわかりません。
気付けばこの列車に乗っていました。
どうやらここは宇宙のどこかのようです。
窓の外には暗闇が広がり、遠くを見つめると無数の星たちが煌めいています。
「ふぅー」
窓の冊子に肘をついて、手のひらに顔を乗せながら深いため息をつきました。
私にはどうやら記憶がないようです。
それにしては心が落ちついています。
しばらくの間、ぼーっと窓の外を眺めるこ