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【更新】ウェアラブルの時代 〜コンピューターと人間の距離🖥️

縁あってここ3年ほどAR・VR、MSさんはMRとXR系のプロジェクトに少し関わっていたこともあり、関連ジャンルの本をいくつか読んでおりました。
その中で印象に残っていること。
コンピューターのサイズがほぼ15年ごとに小さくなっていくと、人間との距離も1ケタずつ縮まっていく、という話。
2021年は、1cm〜の時代。ウェアラブルの時代の後半にあたることになる。

2019年はVR誕生30周年だった!

昨年、ジャケ買いで「VR原論」という本を読んだのがきっかけでした。
この本はVRという言葉がまだない時に出版され、廃盤になりタイトルをリニューアルされて出版された本です。

驚いたのは、2019年はVRが商用化されて30年、ARPAネットが開始されて50年となる年で、30年前に今と同じようなVR実証実験が世界中で行われていたということ。
私たち通信業界系でも、5G元年を迎え政府が言うSociety5.0の時代を目指して数多くの実証実験をしてきましたが、なかなかキャズム越えを出来ずに、ビジネスとしては国内ではマネタイズに苦しんでいます😅
最近やっとエリアもちらほら拡大してきており、政府が節目にしている2023年に向けて進むのかなと思っております。


コンピューターと人間の距離から見た歴史的パースペクティブの変遷

本の後半に出ていた表のタイトル。
ここで説明されていたことが、非常に印象に残って色々な機会で思い出します。
コンピューターと人間の距離を、ムーアの法則として振り返ったときに法則があると言うこと。

コンピューターのサイズがほぼ15年ごとに小さくなっていくと、人間との距離も1ケタずつ縮まっていく。
それに従ってコンピューターと人間の対話における感覚や使用論理も変化し、より緊密で親しい関係が構築されていく。・・・

コンピューターの歴史は1950年のメインフレームに遡ります。
その時代は、工場くらいの敷地に大きい機械の塊があるのがコンピューターというイメージ。人との距離は100メートルです。

そこから15年ごとにサイズが小さくなり、それに連動して人間との距離も縮まってきている事実。
まさにムーアの法則がここにもあったということです。それに合わせて、使用感覚、支配論理、体制、なども変化してきているということ。

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ウェアラブルの時代が2010年から始まっている

とすると、2021年はもう後半に近くて2025年までがウェアラブル時代ということに。
スマホ、スマホと言っている場合じゃないということでw

そろそろアーリーアダプターの人たちが、ウェアラブル全開のサービスで自慢してくる時代がくる予感。
AppleWatchやらAirPodsなどが一般化してきているので、あとはARグラス系で一つの形になる気もします。
人間は五感のうち3つをジャックされると没入感がグッとアップするようですので、あと一歩なのかなと。

2025年からは何の時代なのかな。いよいよコンピューターもインプラントになったり、ナノコンピューターが登場したりしてくるのだと思います。

ユヴァルさんが警告するように、いよいよ皮下情報がクラウドに上がっていく時代なのかもしれませんね。こわいこわい。

腕時計をつけなくなって10年ほどになりますが、そろそろスマートウォッチでも始めようかな😅

また、時間ある時にゆっくり考えてみたいです。
今日はこの辺で。


©️Mahalopine

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