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偶発的なコミュニケーション 〜雑談の大切さ

リモート社会にすっかり慣れつつあるような・・・ないような・・・

またまた、緊急事態宣言・パート2でよりいっそう在宅ワークが増えそうな予感。

今日は上司が仕事始めの日ということで、年始くらい対面のコミュニケーションがしたくて朝一にオフィスにいっておりました。

ついでに30分ほどのミーティングと、簡易映像スタジオの設営も少々予定を入れましたが、やはり目的は”雑談”でした。



在宅ワーク環境で圧倒的に不足する”雑談”


最近、痛感するのは職場の仲間と雑談する機会が減ったというか、ほぼなくなってしまってつまらないなぁということ。

もともと、寂しがりやで目立ちたがり屋の私は、人を見かけると喋り倒してしまう性格。
若い頃から、自分の長所は「職場の潤滑油になる!」とかいって、コミュニケーション能力を強みとしてきました。

その”コミュニケーション”のメインは”対面の会話”ですから、
喋り相手がいなくなると、長所が全部発揮できなくなってしまったような感覚になってしまっています。


いままでは当たり前のようにしていましたが、

オフィスに出社 → 挨拶して雑談 → 仕事の話

と自然にしていたことが出来なくなり、アソビがなくなったような感覚。


WEB会議などは、ある意味合理的ではありますが、時間が来るといきなり会議が始まったり、意思決定をしたりと、雑談する暇もありません。

ITツールのフル活用、テレワークはいいのですが、ひとり作業の内職ではないので、なかなか苦労している方も多いような気がします。


雑談がなくなると気分やテンションが下がる・・・


ネットで記事を拾い読みしていたら、雑談についてのテレワーク系のアンケートでちょっとした集計がありました。


雑談がなくなったことによる影響という切り口ですが、やはり孤立感、寂しさによって、不安を覚えたり、気分が落ち込んだりする人が多いようです。

「ちょっとした不安」(39.7%)
「孤立感が増えた」(37.2%)
「寂しさが増えた」(25.6%)
「気分の落ち込み」(23.1%)


集中して個人作業したり、ひとりで思考する時間を取りたい時はいいのでしょうが、それだけじゃないですし、そもそも会社という人の集団に所属する理由は、ビジョンに共感した人たちが、組織力を活かし集合知でチームワークを発揮するためなので、雑談を含めた会話が少なくなることの弊害は顕著に出てきているんだと思います。


営業職・企画職のような職種は、気分やテンションをあげて会話して、いろんなことが閃いたり、刺激を受けたり・与えたりすることで、良いアウトプットに繋がるので、そのエンジンをかけるための”雑談”は重要なことなんだな、とつくづく思いました。

偶発的コミュニケーションとしての雑談


動画ニュースか何かで誰かが話していた言葉で耳に残った表現。

「在宅ワークで、雑談をするというか、偶発的なコミュニケーションが減ってきたのが課題なんです・・・」

偶発的コミュニケーションという表現がすごくしっくりきました。

雑談という、とりとめのない内容の会話で気分を上げるということは大切なことはわかったのですが、その”雑談”をするきっかけになることがないから苦労してるんじゃないのか?と思いました。

まさにそれが「偶発的コミュニケーション」なのかな?と。

きっかけがなかったら、声もかけられないですしねw

気軽に電話したり、チャットしたりすればいいから!とはよくいってはいますが、中々この手の偶発的なコミュニケーションとしての雑談を誘発させるのは難しいもんだと感じます。

他人を気遣ったり、遠慮したりすることを美学とする日本人気質なところもあるのかも知れませんが。



テレワーク環境でどうやったら、偶発的な雑談を誘発させるの?


と、書いてはみたものの、これが本当に難しいです。
うちの会社だけだったらお恥ずかしい限りですが、あの手この手を試行していますが、中々うまくいってません。

何となく、プライベートのLINEとかだとうまく行くのですが、ビジネスモードとなると気分とテンションが変わっちゃうのかもですねww



少し前に、同じようなテーマで記事を書いていたのを今になって思い出しました(笑)



NeWorkというNTTコミュニケーションズの無償サービスの紹介的な記事です。すごく目の付け所が良いセンスがいいサービスだと思い使っているのですが、使い込みがまだ足りていないのかなぁ・・・。

コツとしては、組織でルールを作り、常にみんなが同じ時間帯にログインすることかもしれません。

1〜2人だけだと「偶発的コミュニケーション」というより、ある意味、上司と部下的な気まずいプレッシャーが出てしまいますしねwww



そう考えると、狭い社内だけで考えるのではなく、LinkedinのようなSNSを外部コミュニティとして捉えて”雑談”をしないとダメなのかもかもなーーーー、と考えてしまいました。


そうなると、就業時間内禁止の社内SNSガイドラインから改訂してもらわないとですが・・・w


今日はこの辺で。


©️Mahalopine





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