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【エッセイ】人はルールに縛られ変化を嫌う
人は変化を嫌う。
よほど腹落ちする体験をしない限り変わらない。
何も考えずにルールを守っているのは、ある意味楽なこと。
何かを変えるためルールを作ることは難しいこと。
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社会のルール
小学校、校則や先生から「廊下は走らない」「時間を守ろう」など人付き合いの基本的なルールを学ぶ。
中学校からは、先輩や後輩、大人との付き合い方、敬語を覚えたりして、義務教育の中で、社会に出れるだけのルールを学ぶ。
社会人になってからは、会社の就業規則やガイドライン、ビジネスマナーなど、仕事を通じて、様々なルールを学び・守り活動している。
ルールを守ることは大切なことだ。
でもルールをより良いものに変えていくことは、もっと大切なことのように感じる。
決められたルールに素直に従って守り続ける。
変えなくちゃいけないことがある気がする・・
でも、考えることが億劫になって
文句をいいつつ、いつもと同じことをする方が楽だったりする。
自分のルール
自分で自分にルールをつくる。
「反省はしても後悔はしない」「正直に生きる」
僕が何となく中学生のころからつくっているルール。
ポリシーや信念から自然に生まれるルールは
その人の個性や人格形成に繋がるものだ。
日頃の生活の中で、“思い立ったが吉日”とばかりにつくるルールもある。
「毎日、筋トレ・ウォーキング」「大きな声で挨拶」「笑顔」
僕が自分のためにつくったルールだ。
目標をイメージして達成するために生まれるルールは
ロールプレイングゲームのルールを作ることに似ている。
自分で作ったルールだから、破ることも簡単なこと
諦めたり、堕落したり、欲望に駆られたりすると
そのルールは守れなくなって消え失せる。
モチベを保ってゲームを続けるために
ルールにポジティブなフィードバックがあることが大切なことだ。
ルールを守ること
ルールは規範・規律として集団行動で必要とされる”守り”としてのものと、チャレンジしたりする時につくる”攻め”のものがある。
もし急に世界の常識が変わって、世の中のルールが変わってしまったら?
既にSDGsや気候変動への取り組みは、喫緊の人類の大きな課題。
最近だとパンデミックで人間や社会の価値観も大きく転換したはず・・
そんな中で、過去の古い守りのルールは役に立たなかったり、逆の効果になったりする。改革やチャレンジするためには、それらを思い切って断捨離したり、新しい目標・ルールもどんどん作らないといけないだろう。
ビジネス書に「気が付けばゲームチェンジしていた・・」などと、よく書かれているけれど、イノベーションやビジネスモデルの前に、陳腐化したルールを変える必要があるように感じる。
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人は変化を嫌う。
よほど腹落ちする体験をしない限り変わらない。
何も考えずにルールを守っているのは、ある意味楽なこと。
何かを変えるためルールを作ることは難しいこと。
ルールをつくって守るということに固執すると
ルールを守ること(手段)が目的になってしまって
行き先を見失ってしまう。
目的をしっかり見据えて考えなければいけない。
一緒に働くチームや社会が活性化するようなルール。
ルールを楽しんで実践できること。
結果として、自分へ、チームへ、社会への
エンゲージメントが高まることが大切なんだろう。
©Mahalopine
記事執筆のための、いろいろな本の購入費用として活用させていただきます!