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【エッセイ】植物と一緒に暮らしだそう🍀

「玄関先でお出迎えしてくれない一輪挿しの花」


ひとりで帰ってきた時
ただいま〜と心で呟くと
玄関に置いておいた
一輪挿しの花がお出迎え。

「朝方よりも開いて大きくなってるな」

一輪挿しの花は
お出迎えしないで、よそ見して
窓から溢れる光の方に
花びらを大きく広げる

「朝と夕方で、ここまで花が開いて動くんやな、すご・・」

同じDNAを持って生きている生命体
当たり前なんだろうけどあらためて凄さを感じる

生きている花は、綺麗なだけじゃなくって
生命の息吹が迫力になって伝わってくる。


「一度死にかけ、完治した観葉植物」


キッチン前に置いてた、500円で買ってきた観葉植物
なんか葉っぱが変な茶色になってきた
悪くなったところを、とってあげていたけれど
どうやら治りそうもないらしい。

「もう、これは捨てちゃうしかないのかな・・」

そう思ったけど
まだ、がんばって生きているような気がしたので
日の当たる場所に移動させてみた。

毎日少しずつだけど
緑が濃くなってきて
人でいうと、肌色が良くなったみたい
残ってた葉っぱは数えるほどだったのに
ぐんぐん伸びて小鉢をはみ出してきている。

「もう完全に病気とちゃうやん。ネットに治らんって書いてあったのにw」

お祝いではないけど
小鉢の観葉植物の仲間を増やしてあげた
日向ぼっこしながら、仲良く井戸端会議。

小さい緑のちから
植物はどこが顔だかよくわからないけど
わたしたちと同じで
元気がなくなると、死んじゃうし
元気になれば、死をも克服して力強く生きる。



あとがき
最近、花とか植物を部屋に置くようになりました。
実は初めての体験。
小学生以来かな〜こんな植物を身近に感じるのは。
生命力!すごいな〜と感心しちゃいました。
ペットとか熱帯魚とかもあるでしょうけど、植物もそれと同じような気がしました。
植物と一緒に暮らしていく、なんかそんな感じがしています😄


©️Mahalopine


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