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エッセイ・詩など

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たまにぽかんと浮かんだ思いや言葉をエッセイ・詩にしています。 できるだけ、シンプルに伝わりやすい文章を目指して。
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2021年5月の記事一覧

千鳥ケ淵戦没者墓苑を訪ねて

いつもの散歩道。 千鳥ヶ淵緑道を歩いていると、 少し開けたところに「千鳥ケ淵戦没者墓苑」の入り口を見つけた。 国立の墓地公園。 「きれい紫陽花が咲いてるな・・」 と人っけのない大きな入り口を奥に入っていく。 さすがの国立というだけあってだだっ広い道が続いている。 静粛な空気がはりつめている気がした。 靖国神社、北の丸公園、皇居、などとはまた違った空気。 奥に進む大きな石碑があった。 「戦没者数一覧図」 総数 2,400,000人 240万人?一瞬目を疑った。一

【エッセイ】双眼鏡で初めてみた月

小学生の高学年だった頃。 天体観測の授業があって夜空の星に興味を持った。 超田舎だったから、いつも夜空には星がいっぱい 星座は余裕でわかるし、天の川もうっすら見える。 さっそく「望遠鏡」が欲しい!と親におねだりしたけれど 「お年玉を貯めて自分で買いなさい」となってしまった。 その前の年に、同じく授業で興味を持って「顕微鏡」を買ってもらっていた。一通り使って放置してたことが原因なのは自覚・・。 「なんとかして天体観測をしてみよう!」 そう考えて、まずは星空のスケッチ。

【エッセイ】新緑の中の「ちっちゃなさくらんぼ」狩り

いつもの朝の通勤路。 ほんの少し前まで桜で満開だった通りは、 すっかり新緑の季節になり、あれよあれよという間に緑道になった。 「桜のピンク色も良かったけど、若葉の元気な緑の方が好きかも・・」 梅雨入りの「あいにくの空模様だ・・」とかいうニュースに耳を傾けずに、 雨が上がったばかりの湿った空気の中 元気な緑の葉っぱをつけた桜の木の緑道をゆっくり歩くと、 自然の匂いがする新鮮な空気がいっぱいで、清々しい気分になる。 ふと、目を止めると、桜の木に小さな実がついていた。

【エッセイ】自分にぴったりの読書のしかた

今日は自分に合った「読書のしかた」について少し考えてみたいと思います。 読書をはじめて約2年・・私の読書歴は本当に短くて恥ずかしくなってしまいますが、まだ2年ほど。 もともと受験勉強以来、本を読むこと=嫌なこと、というイメージが強烈にあったので、テレビ・動画等で必要な情報を取得すればいい!という生き方をしてきました。 ものを書くことについても同様で、IT系の業界だったので、手書き=昔の技術、というイメージがあって、完全にペーパーレス・手書きレスで20年働いてきました。 で

ニュースダイエット・ニュース断食のすゝめ 〜7日目📰

読んでいる本の影響をすぐうける私。 ロルフ・ドベリさんの「News Diet」を読んで、朝と夕飯時のニュースを見なくなって1週間が経過した。 確かに1日の時間に少しゆとりができた感覚がある。 「ニュースの消費は害にしかならない」ロルフ・ドベリ理由その1 ニュースの内容は殆ど全てが、自分の「能力の輪」の外にある情報。 それを知ったところでどうにもならないどころか、心身ともに毒され集中力などなくなってしまう。 理由その2 ニュースを消費する時間は1年間のうち、約1ヶ月に相当

【エッセイ】「麦茶」を毎日がぶ飲みする男

半年ほど前から、毎日のように「麦茶」をがぶ飲みしている。 実はその前までは、「お~いお茶 濃い茶」をがぶ飲みしていた。 なぜかというと、「ガレート型カテキン」という何やら超カラダに良さそうな成分が2倍も入っていて、安いスーパーだと2Lペットボトルが128円くらいで購入できたから。 1日水分は2リットルくらいとった方がいい・・・と最新医学の本に書いてあったので、影響を受けやすい私は即実践。 どうせなら、カテキンもついでにとってしまう作戦で「お~いお茶 濃い茶」をがぶ飲み。

【エッセイ】あたらしい五月病

4月は新年度のスタートだった でも、去年のデジャブ感が満載の、パンデミックな春 仕事の仲間と、わいわいと会話をする機会もほとんどないから ニュース動画で政治家やジャーナリストが発する言葉を聴くことくらい みんな気遣いながら話してるような気がする。 5月が始まり、ゴールデンウィークは5連休だった でも、去年のデジャブ感が満載の、人混みを避けてウィーキングの日々 実家の両親たちと、ゆっくりと会話も二年くらいしてないから LINEでグループ作って、写真やメッセージをおくってみたり