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新しい働き方・暮らし方

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ウェルビーイングにつながる働き方や暮らし方。それらの考察や関係するネタを発信します。ビジネスキャリアからライフキャリアにシフトする時代に。
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#エッセイ

【エッセイ】テレワーク時代の”職場”の存在感

”職場”の活気とはなんだろう? 在宅勤務が、半ば強制的に増加した今の職場でふと考えさせられる。 職場に出勤してもほとんどの人がいない。 出勤して席についてみるが 始業時には、チャットがPCの画面で飛び交う。 テレワークの環境などが十分でなかったり DXという名のコンピューターにとっての合理化・効率化が 進んでいなかったりする職場だと 感染リスクを感じながら、感染対策を取りながら 出社する働き方をする人たちも多いだろう。 逆にテレワーク環境が十分に配慮されて DX推進もそ

【エッセイ】人事発令の季節に想うこと

6月17日。 ちょうど7月まで2週間になり、出向元の会社でも人事発令があった。 1年前の5月から新しい環境になり、丸っと1年ちょいも経つと、すっかり親元会社のイベントも懐かしい感覚になる。 この一年間はというと、僕にとって人生初めての経験となる、ほぼ転職に近い職種の違った仕事に従事している。 いままでは部署が変わったり、支店に行ったり、グループ会社に行ったりが自分にとって”異動”だったけれど、今回は仕事内容だけでなく、肩書きや連絡先やらメアド、上司や同僚までもが全く新しい違

今週は少し長く感じるな🌸

今年の四月は月曜日からはじまり。 新しい年度になり、うちの職場では半分以上のひとが入れ替わり、新しいひとが10名以上着任した。 なんだか別の職場にきたみたいな不思議な雰囲気。 残った数少ない方になった僕も、今月末でまるっと一年となる。先週まで、まだまだ新人のように思っていたのに、急に周りからベテラン扱いされると、調子にのって先輩面してしゃべっている自分がいたりして、面白いなと感じていたり。 三日目の今日は、まだまだ業務説明もはじまったばかりの段階で、新人の人たちは様子見しな

【エッセイ】いろんな町の空気を吸い込んで

いろんな町の空気を吸い込んで いろんな町のいろんな人たちと出会い いろんな話に耳を傾ける そこにはたくさんのストーリーがあって その人の今まで生きてきた人生のシーンが いろんな場所に息づいている ある地方の町の再開発プロジェクトで 数年前まで動物園があった場所を訪れた すごく広い敷地は人も動物もいなくなってから放置されてきたから だんだん自然の環境に戻ってきていた 所々にいろんなオブジェや遊具が草木に混じって埋もれていたり 小さい頃からこの辺りで育った方々と一緒に歩いて

【エッセイ】深呼吸

いつものように一日がはじまる 寝起きが悪かった日は なんとなく自分を俯瞰して 「今日は調子が悪い?」と 少しだけ、不安な心が汲み上げてきたりする そんな時は歩くのをふと止めて 立ち止まる空間を見つけて 大きく深呼吸を三回くらい。 普段は意識しない呼吸に意識を向けると 自分の中の命を感じながら 少しだけ、前向きな心が汲み上げてきたりする 無心になって、一歩踏み出して また歩き始めると しばらくして、さっきとは違った感覚、 無意識の中に意識できる 前向きになった心を感じ

一日の終わりに

スケジュールがみっちりと詰まった一日が終わった。 18時過ぎ、一息ついて読書でもしようかな・・・とカフェにふらりと立ち寄った。ホットコーヒーを片手に席について本とノートを出す。 と、メールが少し気になってしまい、ついついPCを開いてしまった。 こんなことをしてしまうとせっかくの休憩も台無しで、メールに返信したりと、また頭は仕事モードになってしまった。 そんなこんなで──細分化された時間のスイッチをこまめにオンオフ意識しないと、いつまでたっても心は休めない状態。 今日1日

【エッセイ】“目的”を持っていきること

九月になった。 町会長になってから 近所の小学校の便りが毎月届くようになり 子どもがいない僕は なんとなく我が子がいたら男の子かなぁ とかぼんやり思い浮かべながら 便りに目を通している。 昔は九月から始業式があったように記憶していたけど 今は少し早く始まっているようだ 小学生だった頃は、長い夏休み明けは 気合いを入れないとと思いながら 不安の方がいっぱいになっているような気持ち でも、学校に行ってみると いつものお調子者キャラが前に出て がむしゃらに生きていたような感覚が

雨降って地固まる

新しいことを始めるとき 波風をたてることが大切なことだといつも思う。 若い頃は気づいたら波風をたてて まわりを巻き込んで迷惑をかけたりした。 少し歳を重ねると なんとなく意識して加減をしながら 波風を立てたりするようになった。 そのあとに大切なことは 自分でたてた波と風には自分が責任を持ってのることだと思う。 波にのったその先には 何があるのかはわからないけれど、 いろんなリスク、不安やバイアスなんかぜんぶ 波風に乗ってブレイクスルーできた時、 新しい意味だっ

4月1週目の週末に 〜久しぶりの快晴の日😊

「さくらの花もすっかり散ってきたなぁ──」 そんなことを話しながらの早朝のラジオ体操に向かう散歩道。 1週間前までは桜の花が満開でお花見ムードだったのに 気づけば周辺の景色は緑の若い葉っぱがたくさん。 しばらく曇り空や雨の日も多くて すっかり晴れ男じゃなくなっていたけど 今日は久しぶりの雲ひとつない快晴の日になりそう。 今週は4月の第一週目、新しい年度がはじまり最初の週末。 新しい社員が3名着任した。 うちの部署は新入社員は配属されないので、みな中堅以上の社員。 最近はリ

【エッセイ】春の日和

3月がはじまった。 一週間くらい前から、花粉症のスイッチが入って、からだの体質センサーが切り替わる。 ビタミンDサプリで免疫をあげているが、完全にアレルギーがなくなるわけではないから、このモードに順応するようにしている。 だいぶ慣れてきたかなぁ。 先日、TOKYOエシカルアクションプロジェクトでトークショーに出演させてもらった。 今年になって、このようなイベントもだんだんと増えてきて、人前でプレゼンすることが大好きな私にとっては嬉しいこと。 営業をしていた時と違って、なに

ひとに任せるということ

今年のひとつの目標は 「ひとに任せる」ということにした もうマネージャーになってから10年以上たっているけれど 本質的に自分が出来ていないことのひとつ。 小さい頃から お調子者で目立ちたがり屋の僕は クラスの学級委員や生徒会長、部活のキャプテンやサークルの立ち上げとか なにかと根拠のない自信のおかげで 先頭をきって行動し続けることでしか、自分に自信を持てなかった。 社会人になってからも、同じ。 先輩や立場が上の方にも頼らず、未熟なことは棚に上げて、自分が先頭に立って何で

【エッセイ】朝のルーティンのなかで環世界を考える

新年が始まり、二週目の週末。 6時過ぎに起床して手洗い歯磨きうがいをしてベランダで寒風摩擦しながらストレッチ。 身体のセンサーが起動すると 不思議と寒さは感じずに 雲ひとつない晴天の空から 朝のやわらかくて優しい光を感じる。 いつもの散歩道で 群れからはぐれた一匹の白い斑の鳩が 寂しそうに木の枝にとまっている。 少し先では鳩の集団が落ち葉の上で つんつんと餌場を漁っている。 外濠のカモさん達は やっぱり去年より数も少なくて 群れずにぷかぷか浮いていたり ちゅぴぴぴ〜と鳴

【エッセイ】仕事はじめ

仕事はじめの日。 今日から仕事モードでの一年が始まる いつもよりちょっとだけ早めに支度をして 久しぶりにワイシャツとネクタイをしめ スーツを着てベルトをしめる 鏡を見て、仕事モードの自分をちょっと確認する。 去年から仕事に対する価値観が少し変化してきた 会社でサステナビリティを推進する事業になったこともあって、 自分の欲を満たすために働いてきた気持ちが薄らいできている。 本気で環境のこと、社会のこと、地球のことを考えることが、今の僕の仕事。 僕の今までの人生は、 物欲、

【エッセイ】繋ぐこと、繋がること

暦では立冬となって 毎朝、「今日は寒いのかな」とか、会話するようになってきた。 寒くなってくると、気持ちも、寂しさや暖かさ・温かさを感じるようになって、感受性が高まって、まわりのことにも敏感になる。 ひとの気持ちや、自然の彩り、生きていること、自分の人生とか──。 一歩ひいたところから、俯瞰的に、色んなことを見つめることは、 マインドセットを整えるためのひとつのメソッドだと、この前読んだ本に書いてあった。 流れる時間の中で、自分の気持ちを見つめる──────。 先日