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【部分文字起こし】2023.3.26 ワクチン接種と死亡・健康被害との因果関係〜サイエンスと医学の光を照らす〜(第1部:福島雅典先生講演)

文字起こしにあたって

福島教授は言う。
「不安感。なんとなくそう思う。それが大事。分からないことには不安を持たないといかん。これが人間の一番重要な本性。」

福島教授は笑う。
「隠蔽ですよ。笑っちゃうね。政治の話と絡めると、本当に笑い話がいくらでも出てきちゃう。」

歴史上の名言や童話などを織り交ぜながら、現代の闇を照らす言葉の連続。
多くの人に届くことを願ってやまない。

講演動画

https://nicochannel.jp/fujie/video/smf8nMjbs5UU4D7jnpfLUrKk

文字起こし

17:53〜23:00 一番重要なこと

 一番重要なお話は、コロナに限ることじゃない。これからの日本の将来、我々の子供や孫達の、さらにその孫達の将来に関わることについて、やはり歴史からしか我々は学ぶことができないんです。

『歴史から学ばぬ者に未来はない。』
私はいつも大学の講義とかいろんな講演で申し上げてきた。
『そして歴史に目を瞑る者は、ついに現在を見る目をも失う。』
こう言いたいんです。

 だから歴史から目を背ける者、たくさんの政治家が目を背けてますよ。直視しない。そして自分達のお父さん、おじいさん、お母さん達がつくった憲法についてさえ目を背けて、こういう国に将来があるとは思えない。

 実はね、昨日本屋に行って本買って「領収書をください」って言って、「福島県の福島だ」って言った。字が書けない。これは昨日初めてじゃない。レストランでもそういうことがあった。他のお土産屋さんでもそういうことがあった。今の子供達の知性が劣化しているっていうことを、私はまざまざと、それは恐ろしい気分で血が引くような思いだったですよ。

 歴史に目を瞑る者、歴史から目を背ける者は、ついには現在を見る目をも失う。今まさにそういうことが、日本の政治的な風土からも、深くは立ち入りませんが、公然となされている。このことに深い危機感を私は持っています。同じことが科学の世界でも言える。宮沢先生が激しくおっしゃったように、彼の言ってることは100%正しいというふうに言っていいと思います。私は保証しますよ。全部、論文でそれを実証していくことができる。

 だからまず、このワクチンが遺伝子治療剤であるっていうことです。普通のワクチンじゃないんです。タンパク質じゃない。遺伝子成分、ゲノムを含んだものだからです。

 さらにナノパーティクルっていうのはね、今プラスチックは問題だって言うでしょ。プラスチックは最終的に海洋を周っていくうちに小さくなってマイクロプラスチックになる、さらにナノプラスチックになる。このプラスチックについては「そんなものは消化なんかされないから、便に出るからいい」と言うのはクルクルパーの話。こういうプラスチックにいっぱい有毒な化学物質が付いてるんです。しかも、ナノパーティクルは脳にまで入り込むんですよ。なぜかと言うとナノパーティクルはいろんなものが、細胞が取り込むからなんですよ。「取り込んでもこんなものいらんって排泄すればいい」、「脳は脳血液関門があるからそんなものは通るわけない」って言うのはクルクルパー。全然サイエンスが分かってない人。ここではっきりこういうことを申し上げるのは、「分からないことについて、それはまだ分からないね」と、あるいはじゃあ何かそういうようなエビデンスがあるの?証拠があるの?っていうことですよ。論文があるの?って。そうすると出てくるわけですよ。論文も調べないうちから、「そんなことありえない」と、「脳血液関門を通過するわけないでしょ」「ナノプラスチックなんか消化されないから便に出るでしょ」「問題ないでしょ」、こういうのが一番危ないんですよ。つまり、「分からないことを分かったふうに、今ある科学の知識で説明する」、これが一番危ない。

 なぜこういうことを強調するかというと、AIね、流行りの人工知能と人間の違いは何か。ずばり、「AIは自分が分かってないことを分かってないと認識できない」んですよ。データサイエンスの根本的な重要な点は、ないデータは使えないっていうことなんです。だから「知ってる知識だけで説明してしまえば万事ハッピー」っていうのが、傲慢な人間のやることだね。「このことは分からんからちょっと危ないね。これやると危ないね。」それが人間ですよ。一番大事なところ。AIに任していたら行け行けでなんでもやっちゃう。

 後からお話しますけど、ウォルトディズニーの映画にもあった魔法使いの小僧っていう面白いお話です。つまりブレーキが効かない、命令したらやること最後までやり続ける、やめろと言って抑えてもやり続ける、だからおかしくなる。これは非常に理論的な話になります。

『歴史から学ばぬ者に未来はない。』
『歴史に目を瞑る者は、ついに現在を見る目をも失う。』
今日のお話の中でこれだけね、覚えていただければもう私は言うことないと思います。

 それともうひとつ。分からないことを素直に分からないと言う。「これってひょっとしてもっと他の方法があるんじゃないか」あるいは「別のことがあるんじゃないか、自分が知ってないんじゃないか」。この不安感ですよ。そんなロジカルなものじゃない。なんとなくそう思う。それが大事なんです。

47:03〜57:15 ワクチン接種後のヤコブ病

 (ワクチンで)このクロイツフェルト・ヤコブ病が出るということは予想されてたんですよ、実は。なぜかと言うと、ワクチンのシークエンス、コロナウイルスのスパイクタンパクのシークエンス、配列の中にプリオンリージョン、プリオンと全く同じ配列の部分、ほんのちょっとですよ、断片があると。だからこれは危険じゃないかということを最初にリュック・モンタニエは指摘したし、だけどその時にはまだエビデンスはなかった。予測でした。だけどその予測っていうのはね、「そんなことありえない。大丈夫だよ」、これ絶対いかん。先程言ったクルクルパーっていうのはね、分からないことを分からない、だから怖いと思う、その理性と感情が結び付いてるところが人間の根幹であって、AIが当分まだできません、そういうところには。一度AIに任せたら最後までやっちゃうわけですよ。

 魔法使いの小僧の話。ウォルトディズニーの漫画にもあるんだけどね。魔法使いが、小僧がいて、弟子がいて、「おい、お前。おれ今日用事があって行ってくるから、風呂入れとけよって命じて行った。魔法使いの弟子は、魔法使いがいつも呪文を唱えてホウキにいろんなことをやらせてるのを知っているわけよ、ホウキとか家具に。そしてホウキに「水を入れよ」と魔法を唱えてると、水を一生懸命入れるよね。今でも思い出しますよ、ディズニーの漫画。ホウキが階段を降りて水を運んでる。そうすると魔法使いが帰ってきてびっくりする。家中ビタビタ、洪水じゃないか。「小僧、お前何やった?」って。「お師匠さんの言う通りにホウキに命令しました。」って。止め方を知らなかったわけですよね。止め方の呪文を知らないから、ずっとやり続けたって、もう笑えない話。

 つまり、ワクチンも同じなんですよ。いったん打ったら、もう放った矢は戻らないわけですよ、どうやったって。もうそこで起こるべきことは全部起こるわけ。もちろん一人ひとりによって違いますよ、何が起きるか。だから硬膜移植しちゃったら、あじゃぱー、なんともならないわけですよ。この26例についてどういう内訳かと言うと・・・先程申し上げたようにプリオンの領域があるということをアメリカのマサチューセッツ工科大学のSeneff先生が指摘してます、2022年の論文。それでTetz達が、やっぱりプリオン領域がワクチンにあるということを指摘している。こういう指摘は無視しちゃけないんですよ。先程言ったように、分からないことには不安を持たないといかん。これが人間の一番重要な本性なんだと。不安を持つからいいんですよ。そこにいろんなことにブレーキがかかる。

 そしたら実際に起きてしまったと。激少のヤコブ病だったわけですよ。だいたい平均が、発病するまでワクチン打ってから11日、早いのであれば次の日に脳症を起こして死んだ。だから今日の新聞見てギョッとしたのは、コロナによる脳症が最近も同じ頻度で起こってるっていうんですよ。だったら最近の人はほとんどワクチン打ってるわけですよ。だからワクチンを打って脳症になってるなら、徹底的に調べる必要がある。コロナにかかって脳症はみんな分かってたわけですよ、はじめから、フォギーブレインだどうのこうのとか。これで発症の早いほど予後が悪いんです、早く死んじゃいます。これ(データ)は亡くなるまできれいに相関している。だからいろんなことがここからプロジェクションできる。早い人は死んで分かったけど、この後の人は多分認知症みたいな形でおかしいおかしいって言ってるうちに亡くなったとか、なんかなった時に解剖しない限り分かりませんから。狂牛病っていうのは解剖したら牛の脳がスポンジ状になってるんだから、スポンジ状脳炎っていうことで記述されて調べたらプリオンがあったと、ヤコブ病じゃないのっていうことになった。人間の場合も解剖しない限り分からないわけです。

 だけど解剖してこうだって言っても認めない人もいるもんね。「科学も医学もそんなもん関係ない。ないものはないんだ。」目の前に人が死んでても、「そんなもん俺には見えない」って。追えりゃあせんよねっていう話。

 整理するとこういうことになります。全例死亡してる人。死亡してちゃんとエビデンスを取ったからこういうことが言えるわけで、20人のうち8例は2.5か月以内に死んでると。で、2022年までに残りも亡くなったということですね。

 生きてる人を調べられないから、だから髄液を採って調べるとか、脳のバイオプシー(生体組織採取検査)って滅多にしないですが、すれば分かるかもしれない、だけど通常は分からない。だけど骨髄を採れば分かる可能性がある、検査の仕方が全くないわけではない。今までのCJD(クロイツフェルト・ヤコブ病、Creutzfeldt-Jakob disease)、後発性も含めてですね、基本的には非常に長い、スローだった。だからかつてはスローウイルスなんて呼ばれたこともあるんです。ちっとも発病しない。だから怖いんですよ。だけど今言ったように、硬膜の移植でね、歴とした汚染したものを頭の中に入れてですよ、それで発病するのに年の単位、30年後に硬膜移植で発病した人がいるわけですよ、さっきのデータの通りね。だから何が起こるか分からない。先程宮沢先生が言った「何が起こるか分からない」ということについて、それはやっぱり心にとめておく必要がある。だから、突然神経疾患が起きた、認知障害が急に進め始めた、あるいはなんだか知らんけど突然こけるようになった、あるいは急に目が見えなくなってきた、とかね。これはきちっと調べる必要があります。恐れて放っておいたらダメです。すぐに医師にかかってきちっと調べないと。だから医者はこのことを全部知ってる必要があります。

 モンタニエ先生は反コロの親玉と言ってウィキペディアに書かれてるんですね。ノーベル賞もらったけども権威失墜だと、反ワクだと。だから宮沢先生も反ワクだって陰口叩かれたり、いろいろ言われてると思う。僕だって反ワクだって叩かれとるかもしれんけど、そんなことはどうでもいい。勝手に言わしときゃいい。ノーベル賞を、地位を利用して云々なんてまで書かれとる。反科学的っていうけどね、だけどこの論文は反科学者であるノーベル賞学者のモンタニエ先生が言ったことだから無視できるのかって。おかしいでしょそれは。おかしい。

 私も笑い話がある。ノーベル賞もらった日本の学者、大村先生と本庶さん。本庶さんは私の同僚教授だけど、僕に電話してきて、「福島くん、イベルメクチンが効くみたいだから、あれすぐに使えるようにしてくれないか。」って言うわけ。「先生ちょっと待ってよ。イベルメクチンは今日本で大村さんのお膝元の北里で治験やってるから、その結果がもうじき出るからそれまで待ったらいいじゃない。」って言った。「あんなものは副作用ないんだから大丈夫だから、すぐにPMDAに言って。」「僕はPMDAにアンタッチャブルですよ。僕が言ってそんなことが動くはずない。ちゃんと効くという証拠を出さないとダメ。そのためには臨床試験。臨床試験をやるお金を先生が出して、責任持ってちゃんと決着をつけるんであれば、私は協力しますよ。」って言ったらプッツンだったね。

 だから彼(モンタニエ博士)が変わってるわけじゃない。ちゃんと彼は最初からそのことを洞察して、危険だからと言ってウォッチしていて、ちゃんとそれらしい人を医師として同定して論文に書いた。ところがあの論文、さっきの宮沢先生の話、ありとあらゆるジャーナルがリジェクトですよ。申し合わせたように、ワクチンについてケチをつけるのは全部リジェクト。ニューイングランドなんて最悪ですよ。あんな雑誌なんて読む必要ないよね。ところが日本の、その御用学者連中は、ニューイングランドジャーナル(The New England Journal of Medicine、アメリカの雑誌、医学誌で臨床ではトップの雑誌と言われている。その双璧がLancetっていう雑誌)に出た論文で全部ワクチンは効果があると、そういうふうにしてどんどんやっていくわけだ。じゃあ日本人のデータはどうなの、というところでこないだ噛み付いたわけですよ。

 こういうことはおかしいですよね。レッテルを貼るっていうのは情けない話ですよ。目が曇ってる。歪んでますよ。

 過去の歴史でもそうだった。かの偉大なるニュートン先生は、ピラミッドの謎に挑み、錬金術に凝って、神の存在を証明しようとして一生懸命頭を捻ってたんですよ。だからリュック・モンタニエ先生が洞察からプリオンの領域がある、これは危ないぞというのは、私はさすがだと思います、正直。それで執念を燃やしてヤコブ病が出てるということを証明した。それを世に問うたんです。それで亡くなりました、結局ね。意思を継いだフランスの学者がこうやって出版したわけです。

1:03:22〜1:13:13 ワクチン接種と接種後死亡

 薬においては常に副作用がある。そして実際、現実大変な副作用でみんな苦しまれている、亡くなった方もいる。

■スライド「全国の新規陽性者数等及びワクチン接種率」
 これ(グラフの点線)がワクチンの接種率。これ(薄橙色で塗られた部分)が感染波。ここで思い出すのはアンデルセンの童話ですよ、子供の頃読んだ。「あの王様は裸じゃない?」って子供が言ったら「裸だ」って。それまではみんな「素晴らしい服着てますね。さすが王様!」ってみんな拍手してた。子供が「あの王様は裸じゃないの?」って。それですよ。

■スライド「厚労省に報告のあったワクチン接種後死亡一覧①」
 これ(接種後死亡者数)もっと増えてるね、1990人、最近の統計。これだけ亡くなったという報告。アルファ、ベータ、ガンマってね、人間の死亡したっていう報告についてアルファ、ベータ、ガンマってふざけんな!だよね。

■スライド「厚労省に報告のあったワクチン接種後死亡一覧②」
 これがリスト(ワクチン接種後死亡一覧)。全部ガンマの。

■スライド「COVID-19ワクチン接種後の死亡」
 剖検(病理解剖)して関連があると言ってもガンマ。死亡の確率はずっと一定ですよ。ちゃんと統計学的に一定の水準で必ず死者が出るんですよ。

■スライド「ワクチン接種後死亡と薬剤疫学的評価の概要 Then & Now:ワクチン接種後経過日数」
 認めればいいんです。こういうふうに論文でも出してテレビでも放送されましたが、ワクチンの前半期と後半期で全く同じパターン。これは数学的にきちっと数式で表せれるんです。

■スライド「ワクチン接種部位の反応経日変化(参考)」
 これはワクチンで局所の反応も同じパターン。だから、局所の反応が全身に起こったと。子供はそう言うと思いますよ。目に見える通りじゃないか。

■スライド「ワクチン接種後死亡と薬剤疫学的評価の概要 Then & Now:報告された死因の割合」
 これ全部色が違うけど、色の順番通りに再現されるんです。ワクチンの前半期と後半期。ということは、同じメカニズムで、同じ疾患で、同じ頻度で死亡者が出るっていうことです。ノークエスチョンです。因果関係なんかここで議論するなんていうのはクルクルパーだ!

■スライド「心血管系の臨床的救急 COVID-19ワクチンのcellular basis:夢から現実へ?」
 ワクチンを打った後の急性の心血管障害の論文が、ちゃんとレビューが出てる。

■スライド「新型コロナmRNAワクチン接種による自然免疫抑制」
 さらに、もっともっと悪さをする。本当にタチの悪いことを体中でやる。自己免疫疾患ができる、脳にも障害が起こる、心血管系に障害が起こる、癌は起こる。だからターボ癌っていうのはデマだって言ってるけど、ターボ癌はそこら中で起きていると思いますよ。

■スライド「新型コロナウイルスワクチン接種後の心筋融解(横紋筋融解症)による急性心不全で死亡した症例:ワクチン接種後死亡事例厚労省リスト1355番」
 心筋が融ける。横紋筋融解症。これはもう解剖の所見です。ワクチン2回打って28歳の男性、ワクチン打ったのが10月と11月。11月11日に打って16日に朝奥さんが行ったら死んでた。こんなことあっていいのか!それを因果関係不明、評価不能。評価不能じゃない!我々は評価しませんって言ってるんです。官僚用語です。

■スライド「背景と経過」
 28歳男性、その8月には健康診断全く問題なし。彼は健気にも厚労省が推奨するバファリンを飲んでるわけですよ。アセトアミノフェン。アルピリンじゃない、いわゆる抗炎症剤じゃなくて、アセトアミノフェン。子供にも飲ませる安全な薬。

■スライド「横紋筋融解症論文リスト」
■スライド「被害救済制度適用認定のための意見書」
 横紋筋融解症って論文がたくさん出てます。今もうおそらく数10出てると思う。それでさらに、データをいじるな!っていうのね。中浜万次郎(ジョン万次郎)が「What time is it now」「掘ったイモいじるな」って覚えるんだって言って(笑)。
この亡くなった方については意見書を提出していますが、ほったらかしですよ。解剖の所見も行ってるけども厚労省はほったらかし。

■スライド「新型コロナウイルス感染者のワクチン接種回数と致死率」
 データがなぜ大事かって言うと。評価委員会、アドバイザリーボードっていうのがちゃんとあって、そこに提出された2021年の資料なんです。これは厚労省の歴とした資料なんです。この黄色いところを見てください。ワクチンを打ったら全年齢で、未接種、1回接種、2回接種で、接種した方が致死率が高いじゃないの!だけどここ(65歳以上の部分)にしか目がいかないように、ここだけ見てくださいって、赤字で65歳以上では(未接種で)2.83%が(1回接種で)2.35%、(2回接種で)1.22%、この数字って意味があるのか。だけどそれより死亡率が高くなっちゃいかんじゃないの!ってことです。

■スライド「ワクチン接種者における感染率上昇」
 次のアドバイザリーボード、去年のアドバイザリーボードでは、致死率のデータを出さない、隠蔽ですよ(笑)。笑っちゃうね。政治の話と絡めると、本当に笑い話がいくらでも出てきちゃう。
未接種の人の感染、10 万人あたりの感染ね。私は後期高齢者に今年なる、めでたくね、そこで70〜79歳、(未接種で)10万人あたり328人感染する。2回接種すると482人。3回接種すると290人。ところが、65〜69歳は、(2回接種で)584人、(3回接種で)379人、(未接種が)194人。黄色いところは全部、未接種者よりも接種した方が感染率が高い。これを見たら感染しやすくなってるってことになるよね。さっきの論文であったように、自然免疫が抑えられるから感染しやすくなるんですよ。

■スライド「ブレークスルー感染割合」
 ブレークスルー感染って言います。ワクチン打ったのに感染する。今は、ほとんどがワクチン打った人が感染してる。だから構図としては、ワクチン打ってる人同志が感染し合う。だからワクハラって言うけど、僕が理解したのは、ワクチン打ってない人が打ってる人をワクハラするのかと思ったんだよ。「あんたワクチン打ってる!うつさんでよ!」これが真実の姿なんだ(笑)。めちゃくちゃですよ世の中。倒錯してる(逆さまになってる)。

■スライド「情報開示請求、公開質問書」
 これに関して「ちゃんと情報開示してください」と。「高齢者の重症化率が下がる、致死率が下がるという証拠を出しなさい」って言ってるだけで、「開示しません」と来たわけですよ。

■スライド「感染者数、重症化数、死亡者数推移:2023年1月以降の週平均(厚労省データのまま)」
 開示しないっておかしいでしょ。我々は今データサイエンスの時代だから、オープンデータでオープンサイエンスだ。見ることができる。感染者数、重症化数、死亡者数の推移、今年の1月のはじめからプロットする。一週間単位でプロットする。青線が感染者数、赤線が重症化数、灰色が死亡者数。すごいわ、見事に下がってるわ。

■スライド「感染者数、重症化数、死亡者数推移:2023年1月以降の週平均(厚労省データより換算)」
 100万人あたりのスケールで感染者率が下がってます。これは結構だ。ところが死亡率も重症化率も逆に上がっちゃってるじゃないの!一体これ何!?っていうのが今の問題。

■スライド「感染者数、重症化数、死亡者数推移:2023年1月以降の週平均(経過日数調整後)」
 ところがね、ずれてますよ。今日の新聞にもちゃんと感染者数、死亡者数出てる。日にちがずれてる。死亡する人は感染した日に死なない。感染してから何日後かに死ぬ。重症化も何日後かに死ぬ。これについて中央値を日経バイオテックかなんかが出している、4日〜6日だっていうわけ。それで日経メディカルの指示に従ってプロットすると、もっとタチが悪くなる、事態が悪くなる、むしろ。ていうことが分かって、結局、これは重大な事実でもう少し精密に見ないといけない。ひとつの仮説は、「ワクチン打った人が感染して、より悪い結果になってる」ていう仮説。これは実証せんといかん

■スライド「まとめ 国として何をなすべきか?」
 こういうふうにしてデータサイエンスは、こういうふうにやるものであって、自分が何が分からないか、このデータに何が足りないかを見抜く力がクリニシャン(臨床医)の力ですよ。だからこういうことを厚労省にこないだの11月25日の会議で言ったわけです。ちゃんと検査・研究体制をつくれと。これはコロナが上陸した時にすぐに内閣府に電話して、首相補佐官に今のままやってちゃダメだから、ちゃんときちっとした司令塔をつくりなさいと。有能な臨床家を集めないとダメだと。感染症の専門家だけだと全くダメですよと。なぜかと言うと、急性の呼吸不全に対応できないからだ、感染症の専門家だと。だから、悪性リンパ腫をかつて治療したことのある熟練してる人と呼吸器内科を入れないと絶対ダメだと。でも聞く耳を持たない。内閣府の首相補佐官は聞いたよ、ちゃんと言っておくと。言っておいた相手が大臣とかその下とか、全然聞く耳を持たない、理解できてない

■スライド「予防接種健康被害救済制度」
 だから私は最初のnatureの論文から日本の科学のあり方に、根本的に疑念というか危機感を持ってるんです。しかも行政のあり方に、法律・制度がありながら適応しないじゃないですか、こんだけ悲惨なことが起きていて

1:16:40〜1:21:30 なすべきこと:国、医療者、患者さん

 まず私にできることとして、情報公開請求しました。法の上にあぐらをかく者は法によって救われない。別の言い方をすれば、法の上に眠る者は法によって救われない。聖書では「天は自らを助くる者を助く」ですから、やるべきことはやらんといかん。情報開示請求して不開示なら訴える、ということでこれは日本の裁判制度で当たり前。日本はね、昔から「おぉ裁判沙汰かぁ」(笑)、笑っちゃうね。情報開示請求っていうのはネットからすぐに簡単にできる。誠実ですよ、行政。ちゃんとこういうふうに大臣の名前で、加藤勝信って判子押して、仰々しく来るわけ、1枚で。で、不開示だ。不開示とした理由。文句あったら訴えてみよ、と。おもしろい。だから訴えた、ていうことです(笑)

 で同じように、契約書どうなってるの? アメリカやイスラエルやブラジルは契約書が開示されてる、公開されてるんですよ。今私のところの部長が一生懸命契約書を見て、どういう問題があるかを見てます。それも全部配ります。今我々は一瞬のうちに日本語にすることができますからね。そしてもうひとつの方の副作用とかなんかのデータを全部開示しなさい、についてはどういう方向で開示するかを検討してから開示していく、と言うわけね。ファイザー、モデルナの安全性に関わる非臨床試験の全データ、及び臨床試験で生じた有害事象の全データを公開せよ、と言ったら開示決定等の期限の特例を適用する、というとわけの分からんことを返してきた。開示はするけれどもいつ開示するかは分かんない、検討してまた返事します、と。

 ということで、まとめです。ワクチン被害者の方とかワクチンで亡くなった方のご遺族に対する救済保障は速やかにするべきだ、っていうのが主張です。これを最優先で国は進めるべきである

 そのためには、ここが大事。

ワクチン接種証明はちゃんと保存してください、と、なくさないように。なくなってたらもう一度接種したところに行って、その時の向こう側のデータをコピーしてもらう。そのコピーを渡せれないって言ったら、弁護士通じて裁判所から証拠保全の手続きをとる。これがルールなんです、社会のね。社会のルールを適用しないとダメです。権利は自分の手で守らないとダメです。

ワクチン接種前に検診や健康診断の受診歴があればそれらについてのデータを保全してください。あの時ワクチン打つ3か月前、半年前にお医者さんのところに行って診てもらった、何にもなかった、そのデータのコピーを医師からもらいなさい。医師がコピーを出さないと言うんだったら証拠保全の手続きをするんです。

・医師を受診していない場合、自宅療養した場合は、症状の詳細な記録について年月日を忘れないように全体の経過表やグラフまでつくって、きちっと自分のデータとして、それは医師を受診しててもしてなくても、してください。

 先程の亡くなった方の奥さんは全部手帳に書いてました。その手帳をコピーして提出するができる、証拠なんです。証拠を提出するのは自分で提出するしかない、家族が提出するしかない。だから証拠書類として全部準備するっていうことをやってください。これがなければ支援のしようがないんだから。裁判所に訴えることもできない。そしてちゃんと自分のためにやってくれる弁護士さんときちっと話をすることです。

 あとは医師がやるべきこととして、診療体制を整えて、先程から言ってる診断基準やガイドラインをつくるもう着手してます。これも非常にレベルの高いサイエンスですから。サイエンスのプラクティス、科学の実践っていうのを手順よく周到に、綿密にやらなければならない。それをいい加減にやったら、また被害者が出るっていうことになる。あとは診断の検査法については、高知大学の佐野先生とかのグループが事実上完成してると言っても過言ではない。それをどこでもやれるようにするっていうことです。

関連サイト

以上


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