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「学校行きたくない。」

ちょいちょいあるんですけどね。
大人に有休があるように、自己都合で休む日があってもいいよねーと思ってます。


が!!!!


でたよー。葛藤!!!

「明日は、行ってほしい。」

11歳長女、明日は日直。音楽の時間は日直1人で号令をする。
どうしてもそれがイヤだ。

吃音であることを気にしたり忘れたりしてるのですが、日直の号令ってめちゃんこ緊張するんですって。
教室が静まっている中で、話す。
なににも紛れられない。

「これから〇時間目の・・・」の「こ」から始まる発音が苦手で、以前に先生に「早くして」と急かされても言えなくて、泣きそうになって小声で言った。と今日教えてくれました。

イヤなことを話すことがイヤな娘。話すとその時のことをまた思い出しちゃって悲しくなるから、話したくないんだって。

そして、似たような場面が起こると、これまでのイヤだったこともぶわーーーっと泣きながら話す。

今日は、音楽の号令をしたくないってことから、なにかを間違えた時にクラスの子にコソコソこっちを見て話され嫌な気持ちだったのはなし。頭が痛いから熱が出る、とか、いっぱい休みたい理由を話している。

んーーーーーーー。


イヤなことがあると芋づる式にイヤを出す!わたしか!!wと突っ込みつつ、

「休めばいい。」

「人前で話すことを避けないでほしい。」

この2つがわたしから出てきた。

人前で話すことを避けるようになったら、
自分の意見を言えない子になるかもしれない。
友達ができないかもしれない。
恋愛を楽しめないかもしれない。
自分に自信を無くすかもしれない。
将来的に入試や就職の面接を受けられないかもしれない。
可能性を狭めるかもしれない。


こんなにこんなに心配していた。


2歳半から吃音がではじめて、めちゃめちゃ悩んだ時期もあった。腫れ物に触るような感覚で吃音と娘を一体化させていた。ここ最近は、吃音の話題はお茶の間でふつうに話すようになっていたのだけど、吃音を理由に学校を休みたい、と言われると、
・いつか来るもっと大きな困難のための練習として今回は乗り越えて!
・心許せるお友達がいるクラスだから挑戦してみて!
・このままイヤのことを避け続ける子になってほしくない!
っていう本音が出てくる。


学校大好き!発表とか歌とか劇とか大好き! !ていう代表役が回ってくるような小学生だった私は、長女に共感できなくって結構悩んでいた。

長女
「明日、休むから!!!」

ゆきえ
「・・・」

長女
「お母さんさ、本当は休んでもいいと思ってるでしょ?」

ゆきえ
「うん。よくわかるねw。けど、このまま休みでいいのかなぁっていう思いがあってね・・」

夫とは、私たちの子どもの頃の価値観・感覚のままじゃ寄り添えないね。大丈夫だって信頼しようって話せた。葛藤も一人で抱えないって大事だ。

大丈夫にしかならないって信じるはこつこつ練習だな。
未熟な自分。
迷って悩んで、ゆらゆら。


こうやって成長していくんだなぁとかみしめる日曜の夜。 

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