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不安な自分を“観察”しておく〜繊細さ活用起業記〜

*この記事での「繊細さ」についてはこちら↓から*

それは「リスク管理能力」だから必要な力

繊細さを持つ方は、
ほんの些細なことから大きな刺激を受けて、
神経が高ぶる傾向があります。

そしてそこから、

起こりそうなことや今後の可能性の想像が
どんどん広がっていくのですが、

この想像、
悪い方向へ広がっていくことがほとんどです。

ですから、

不安や怖さの方を強く感じることになり、
何かをしようとしても、
なかなか先に進めない
ことがとても多いもの。


そしてさらに、

その姿をみた周りの人から、

「なんでできないの?」とか
「やる気ないじゃないか」など、

なかなかに厳しい言葉をもらって、

「どうして自分はこうなんだろう」

と、自信喪失してしまったり。


しかし、
ここで声を大にして言いたいのは、

不安や怖さを感じることは、
悪いことではないということ。


むしろ、

起こるであろうことや可能性の想像は、
言い換えれば「リスク管理能力」であり、

最悪を考えて最善を尽くすことが求められる
起業と事業運営には、
必要となる力なんです。


でも、
それが原因で動けないのは事実。


何がマズいんでしょう?


不安・恐怖からの“動けないループ”の始まりは何?

それは、

不安・恐怖 → できない → 自身喪失

のループにハマることです。


…そんなの、知ってる。
そのループから抜け出せないから、
苦労しているんじゃないか。


…という心の声が聞こえてきそうです(笑)

私もそうでした。

ほんと、だからどうしたらいいの?です。


その答えの鍵となる質問が、これです。


あなたは、
どんなきっかけから、
不安や恐怖がふくらみ始めますか?


「いつものアレか」で軌道修正するためのモニタリング

…いかがでしょう?


実は、人それぞれ、
ちゃんときっかけがあるのです。


何がきっかけで不安や恐怖のスイッチが入るのかが
わかっていれば、

不安・恐怖 → できない → 自身喪失

のループが始まった時、

ああ、いつものアレか

でループから抜け出し、
軌道修正することも可能になります。


では、どうやってこれを知ればいいか?


一番良いのは、
第三者と一緒に自分自身を振り返ることです。


もし、それが難しければ、

自分自身を、常にモニタリングすること。


特に、
感情が大きく揺れ動いた時には、
なぜ揺れ動いたのかを、よく考えてみるとよいです。


私の場合、その一つは「嫉妬」だった!

私自身の話をしますと…


私は、常にノートを持っています。
イラっとしたり、カチンときたり、ヒエ…と思ったりした時に、
どうして?…なぜ?…と自分の気持ちを掘り起こし続けています。

↓こんな感じで

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思い浮かぶことを書き続けていくと、
頻繁に出てくる言葉(心の叫び?)があるんですね。

そこから察するに、
私の不安や恐怖のきっかけの一つは、どうやら

嫉妬(する方もされる方も)

のようです…。


今は、これをうまく制御する方法も探し出し、

不安や恐怖で動けなくなることは、
以前に比べてずいぶんと減っています。


実は、この方法、元々は、
カウンセラーとして必要不可欠な資質である

自己一致
(カウンセリングにおいて、
 カウンセラー自身が安定した心理状態で、
 誠実に素直に相談に来た方に接すること)

を実現するために取り組んできた方法です。

相談に来た方のお話しをお聴きする時、
カウンセリングを行う私自身が、

その言葉にカチンときたり、
感情を揺さぶられ動揺していては、

安心してお話ししていただけませんもの…。


日々、精進です。

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