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遺してくれてありがとう

念願の高橋幸宏さんの映画『SARAVAH SARAVAH!』を観ることができました@新宿109シネマズプレミアム。


先日、日にちを間違えてチケットを購入。
キャンセルできるわけもなく、4500円のチケットは泡と化しました。しょぼん。
しかし、期間限定。わずか10日間しかないので、気を取り直して行きました。


この映画館が本当に好き。
到着するまでの道のりは、神経をざわつかせるような繁華街を通るけど、館内はラウンジでコーヒーやワインを飲みながらゆっくりできるし、とても静か。穏やかで落ち着く。
そして、何より音がいい。臨場感がすごい。
坂本龍一さん監修です。

さて、本題。
映画は高橋幸宏さんの2018年のライブ映像。
なんてオシャレな人なんだろう。
トム・ブラウンを全身に纏い、柔らかく重すぎない上質なシャンパンを彷彿とするような声で歌う幸宏さん。そして、彼のドラムはマスキュラーではなく、スマートでクール。←スカパラの青木達之さんとちょっと似てる路線だなーと思うけど、どうでしょう?


パリの香りがするこのアルバムの中で、教授が作曲した『ELASTIC DUMMY』はアグレッシブでイカしてる。
思わずスクリーンに手を振ってしまったよ、オレ。←あほ。だって興奮したんだもの。



ライブ当日、コメントを寄せていた教授。
そして最後の一曲とアンコールに登場した細野晴臣さん。←登場時のボケと散歩の途中みたいなファッションがかわいかった。


幸宏さん、教授、細野晴臣さん。
この3人がつくりあげていたと思うと、YMOって本当に本当にすごいバンドだったんだと思うし、寂しいけど3人が集まって、新しい何かが始まることはもう二度とないのだ。


すべての物事に終わりがあるのはわかっていても、それを受け入れることは難しい。
それでもこうやって素晴らしい作品が残っていて、それを観る機会があって。遺してくれた人、そしてそれを大切に思う人たち、すべてにありがとう、と思います。




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