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ただひたすらに、野菜に感動するということ

その料理、そのヒトサラに感動する。
きっと誰しもその経験があると思う。
作り手の想いや心配りが、ひとくち味わった瞬間に自分の中に流れ込んでくる。
それをからだ全体で受け取る。
だから、食べることが大好きだ。


長崎でさらにその先、を経験した。

『野菜に感動する』

長崎県小浜温泉そばにあるレストラン『BEARD』でお料理だけでなく、野菜そのものに感動した。

至るところから温泉の蒸気が立ちのぼる街・長崎県雲仙市小浜温泉。
そこでつくられている在来種のお野菜の美味しさに感動したシェフが、移住。
魚介とともに、そこでしか味わえないお料理を提供してくださいます。

イキイキとした野菜たち

そのお野菜の良さを最大限に引き出す火加減や味つけ。
食べるたびにため息が出るほど、とにかく美味しい。
しかもトンがったり、威圧するような味ではなく、野菜が本来持っている味を堪能できるお料理。
カウンターしかないお店では、温かい眼差しのシェフがお客さま全員をもてなしてくださり、まるでおうちのような心地よさ。
簡単に行ける場所ではないけれど、何度でも行きたくなる、そんなレストランです。


「ユキエさんを連れて行きたい!」

そう言って、わたしをそこに連れて行ってくれたのが『ヤマウチ』のリエさん。
彼女に会ってなかったら、BEARDには出会えなかった。
そして、日本でこんなに美味しい野菜が食べられるんだって知らずにいたかもしれない。

わたしの住んでる鎌倉だって美味しい野菜が食べられる土地として有名です。
東京から料理人のかたがわざわざ野菜を買いに来るくらい、フレッシュで美味しい、色とりどりのお野菜が食べられます。


BEARDで出てくる野菜はまったく違う。
『在来種』と言われるそのお野菜たちは、ずっとずっとその種を受け継いできたからこそ、変わることない味を食べることができる、人為的影響が少ないもの。
ずっとずっと、その種を守ってきた人たちのエネルギーが野菜の中にあるんだなと思う。


そんな野菜を食べるチャンスに恵まれて、でかしたオレ!と思って、やまもとゆきえ的『でかした大賞 in 2022』の第3位とさせていただきます。


来年も絶対、行きます!
BEARDも。
そして、ヤマウチも。

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