SIMカードとeSIM・・・New York留学準備・・・37

携帯電話の契約に関しては、現在検討しているA社で、アメリカの回線を使う予定。日本にもマンハッタンにもオフィスがあり、日本語対応なので、契約はするつもりだが、問題はSIMだ。

日本で使い慣れた携帯電話を、ニューヨークでそのまま使うためには、
SIMを変えなければならない。
その方法が2種類あり、1つは携帯電話に挿入されているSIMカードを入れ替える。
もう1つはeSIMといって、最初からSIMが内蔵された携帯電話で操作する。
それぞれのメリットデメリットを調べてみた。
 
SIMカードのメリット
1.国内だけでなく、世界中に広く普及されている
2.ほとんどの携帯がSIMカード対応されている
3.国際ローミングに対応している(契約しているキャリアを介して渡航先の回線を使い、通信を行う)
4.eSIMと比べてSIMカードの方が互換性が高い
5.使うときにSIMカードを入れ替えるだけ
6.電話番号はそのままで別のキャリアに移行できる
7.他の携帯電話に挿入できるため、電話が壊れた時に、バックアップとして利用可能
 
SIMカードのデメリット
1.とても小さなカードのため、紛失、損傷、盗難などのリスクがある
2.携帯を変更するたびに新しいSIMカードが必要になる
3.新しいSIMカードを入手するには、店舗へ行くか、郵送してもらう必要が  あるため、時間がかかる。
4.出し入れする際、一時的な通信の中断が発生する
 
eSIMのメリット
1.開通までの手続きをWebで完結させることができるため、開通までの手続きがスムーズで、都合のよいタイミングで迅速に使い始められる
2.SIMカードとeSIMを併用でき切り替えて使える。eSIMを複数設定でき、切り替えて使えるなど、複数の回線を、1台で切り替えて使える
3.SIMカードを交換する手間と、その際に発生する静電気の影響がない
4.国際ローミング時に現地の通信プランに簡単に切り替えることができるため、高額なローミング料金を回避し、海外での通信費用を削減できる。
 
eSIMのデメリット
1.機種変更などで別の機種を使う場合は、通信事業者に、eSIMの再発行手続きが必要となり、新しいeSIMの設定をしなければならない
2.eSIM対応の機種しか使えない
3.初期設定は、Wi-Fi回線への接続が必須で、Wi-Fi環境が整っていないとできない。さらに、パスワード無しで接続できたり、セキュリティが甘いWi-Fiスポットに接続すると、個人情報が洩れる可能性がある。
4.データのバックアップと復元が複雑な場合がある
 
さぁ~て。
SIMカードとeSIMのどちらにするか、現在悩みまくっている日々。
 
ネットを、日本出発ギリギリまで、そして乗り継ぎのハワイに着いたらすぐに使いたい。
ということは、ハワイの空港でSIMカードを入れ替えるか、ネット環境の整ったところでeSIMの設定をするか、どちらかになる。
今のところ少しだけeSIMに軍配が上がっているのだが、決めきれない要因がたくさんある。

まず、私は、筋金入りの相当な機械音痴である。
HDDは電源ボタンを押しただけで固まってしまうし、何かにつけて質問(わからない内容)が簡単すぎて、相手が答えに迷うことが多い。
例えば、固定電話の使い方が分からないとする。
受話器を上げて数字ボタンを押せばかけられるが、そのやり方さえ分からない私。ところが質問された方は、まさかそんな簡単なこともわからないとは思わず、〝電話のかけ方が分からない〟と言う私に、電話機の設定方法を案内するため、私の方が余計にチンプンカンプンになって、話が全くかみ合わないのだ。

そんな私がハワイの空港で、果たしてeSIMの設定が上手くできるのだろうか。
まぁ、チンプンカンプでベソをかいても、待機時間は7時間45分とたっぷりあるし、eSIMに詳しい日本語を話す人は、1人くらいいるだろう。
私が所有するクレジットカードは、海外で唯一ハワイの空港だけラウンジが使えるので、あまり周りを気にせず、ゆっくり設定ができる。
それに設定の仕方は電話会社の人が前もってちゃんと説明動画を送ってくれると言っている。
しかも、A社のSIMカード初期費用$49.99、eSIM初期費用$19.99とeSIMの設定の方が安い。

けれど、A社のお兄さんは
〝SIMカードを入れ替えてネット環境のある所に行けば、その場で機械(携帯電話)がすぐに勝手に繋がってくれます〟
という。
ドンクサイ私が小さなSIMカードを入れ替えるのは危険だが、すぐに勝手に繋がるのなら、SIMカードでもいいのではないかとも思うわけだ。

SIMカードにせよeSIMにせよ、私がドンクサイことには変わりないのだから、安くて時間をかけてゆっくり設定できるeSIMかなぁと思う。
けれど、すぐに勝手に繋がってくれるSIMカードも捨てがたい。

はてさて、どうしたものか。

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