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0歳児とフリーランスライターの一日

フリーランスの人って、どう子育てしているんだろう。

産後は仕事と育児の両立に悩んだ。私の周りには同業で同じ年くらいのお子さんがいる方は少なく、なかなか相談できない。

一人悩んで本も購入した。


けれど、結局はオリジナルのやり方に落ち着いていくもので。今はこんな生活をしている。

子どもを見ながら働く日の一例

生後9か月となった今、捻出できる仕事時間は平日で4時間~5時間ほど。子の朝寝で1時間、昼寝で1時間、それから夜に寝た後に2~3時間。これ以外に取材が必要であれば、夫に見ていてもらうこともある。そこにプラスして、土日は夫が子どもを見ている間に必死こいて仕事をする。「コロナ禍であまり外出できないから、家で子どもを見ている。決して仕事を優先している訳では……ない(小声)」というのが、私の言い訳だ。

もちろん産前ほど仕事は詰められないし、急ぎの原稿はすべてを注ぎ込んで根詰めてやるので、体力を削る。でも、それも楽しい。


ここまで読んで、「なんで保育園に入れないの?」と感じる人もいるだろう。

私も産前は、「生後3カ月から保育園に入園させて、バリバリ仕事復帰するぜ」と決めて見学をしていた。

でも生後2カ月のころ、子どもが夏風邪をひいて、その勢いはしぼんでしまったのだ。

クーラーの影響で、子どもの鼻からずぴずぴ音。「この世に生まれて2カ月の子どもに、風邪をひかせてしまった」と、私のメンタルは急降下した。

幸いなことに熱は上がらず、鼻水というよりは鼻くそが詰まっていただけで、大事には至らなかった(新生児の頃は鼻の通り道が狭くて詰まりやすいらしい)(鼻水吸機はその後、鼻くそ取り機と化す)。それでも、鶏ガラのような貧弱な姿に、鼻が詰まって死んでしまうんじゃないかと気を張り詰めて見守った(徹夜した)。

そんなこんなで、保育園に入れたら風邪をもらってくるというし、入園は延期していたのだ。

当時を振り返ると、私の産後メンタルのやばさも垣間見えるが、そのくらい生まれた子どもはひ弱に感じた。

今の私は、子どもが起きている時間は一緒に遊び、寝たら仕事をするシンプルな生活。寝返りができる前は、起きている時間も多少仕事をしていたような気がするが、「子どもをないがしろにして仕事をしているみたいで、罪悪感ぱねー(白目)」と凹むので、なるべく一緒に過ごしていた。

最近は、自分の時間も大事にしないとな、と思い始めている。息をつく時間が、あまり取れていないからだ。

フリーランスと子育ては、育休の取得が難しい分、どこまで働くか悩む。「働かないと仕事が来なくなるかもしれない」と、「子どものことを大事にしたい」の間で心が揺れる。

私が大事にしているのは、子どもとの日常を楽しむ余裕だ。どれだけ忙しくても、子どもが起きている間はなるべく朗らかに過ごしたい。そのためにはパートナーの協力は必須で、話し合い(という名の喧嘩)もたくさんしてきた。

フリーランスと言っても職種はさまざま。仕事時間にも幅があるだろう。なかなか両立の状況は見えにくいけど。少しずつ前に進んでいくしかない。

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