おにぎり1個と唐揚げ

血糖値はおにぎりに唐揚げでどのように変動するのか?

どうもゆうき(@yukimytrainers)です。

今回はおにぎり1個と唐揚げ100gを食べた時血糖値はどうなるのか?これがテーマです。

1.結論と前回までのおさらい

結論から言うと、おにぎりは唐揚げと一緒に食べた方が血糖値は抑えられます。驚かれた方もいると思いますが、炭水化物は脂質と一緒に摂取することで血糖値の上昇を抑える事ができます。

実はおにぎりによる血糖値実験は今回で3回目です。前回と前々回でおにぎり1個を食べた時の血糖値やおにぎり2個を食べた時の血糖値、そしておにぎり1個を食べた後1時間後にもう1個食べた時の血糖値を測定してきました。

これがその時の結果を示したグラフです。

前回までのまとめ

当たり前ですがおにぎり2個を食べた方が血糖値の上昇は大きかったです。


2.血糖値実験

おにぎり1個の質量は100g程度です。これと同じ質量の唐揚げ100gとシーチキンマヨネーズおにぎりを食べてみたいと思います。つまり、これはおにぎり2個と同じ質量という事になります。

シーチキンマヨネーズは僕が好きだという理由でチョイスしています。おにぎりの血糖値実験ではずっとシーチキンマヨネーズを使っていますので今回もシーチキンマヨネーズを使用します。

おにぎり写

唐揚げはスーパーで買ってきました。どこにでも売っているようなもので、ちなみに鶏もも肉です。これをおにぎり、唐揚げと交互に食べていきます。

では血糖値を計っていきます。

空腹時血糖値は110未満が正常範囲ですが、今回は94でした。

30分後は116.60分後は138でした。

60分後②

これは空腹時血糖値をゼロにした時の血糖値上昇幅をグラフにしたものですが、今回のおにぎりと唐揚げは黄色のグラフになります。

60分の時点で血糖値はどのパターンよりも抑えられています。

90分後は116でした。

90分後

ここまでは結構順調だったんですが次、謎に上がります。

120分後は137です。

120分後

なんで上がったかは分かりません。たぶん消化に時間がかかったのかなと思います。それでも血糖値の最大上昇幅は44です。おにぎり1個の場合は最大上昇幅は67なので35%も血糖値が抑えられています。

ここからは緩やかに落ちていきます。

150分後は116、180分後は90でした。


3.結果

結果

これが今回の結果です。

血糖値上昇の面積でいうとおにぎり1個のみとおにぎりと唐揚げの組み合わせは変わらないか少しおにぎり1個のみの方が小さいかなといった印象ですが、決定的に違うのは最大上昇幅です。

前から言っていますが、油を食事の中に取り入れると血糖値を抑える事ができます。これはオリーブオイルを使った実験もそうでしたし、ごま油を使ったチャーハンでも同じように血糖値を抑える事ができました。

今回でもわかりましたが、おにぎりだけのように炭水化物単体の食事は血糖値の上昇を誘発します。

おにぎり2個にするよりもおにぎり1個と唐揚げ100g、おにぎり1個だけよりもそこに唐揚げを2,3個加えるだけで血糖値が抑えられますので意識してみてください。


4.最後に

もちろん、炭水化物と脂質の組み合わせは血糖値が上がりにくいというのは常識的な量の範囲の話です。言わなくても皆さん解ると思いますが摂取のし過ぎは別の病気の原因や逆に肥満になってしまう原因にもなるのでそこは注意が必要です。

という事で今回は以上になります。


読んでいただければそれだけで満足! アナタの貴重なお時間を頂きありがとうございます!!