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夜と霧

心理学で師事している先生に
個人的に一番好きな心理学者は誰ですか??
と質問した事があります。

『今は、』
と、前置きをされて
『ヴィクトール・フランクル』

ヴィクトール・フランクルについてChatGPTに聞いてみた

ヴィクトール・フランクル(Viktor Frankl、1905年3月26日 - 1997年9月2日)は、オーストリアの精神科医、心理学者、そして哲学者です。彼は、ナチスの強制収容所での経験を基に、ロゴセラピー(意義療法)と呼ばれる新しい心理療法のアプローチを開発しました。

そして薦めて頂いた本が
『夜と霧』
これもChatGPTにお願いして😅

『夜と霧』(原題: "Ein Psychologe erlebt das Konzentrationslager"、英語題: "Man's Search for Meaning")は、ヴィクトール・フランクルが1946年に発表した著作です。この本は、フランクル自身がナチスの強制収容所での体験を基にしており、彼の精神的な強さと心理学的洞察を詳細に記しています。

なるほど。🤔

正直、アウシュヴィッツの話とかあまり得意でなくて。。
けど、これはこの中での出来事について悲惨な体験をしたってことが書かれている訳ではなく(いや、書かれてるんだけど😅焦点が違うので)、この様な状況下での人の心や身体の変化が書かれていて。

カウンセラーなら一度は見た方がいいと薦められた意味がなんとなくだけど解った。

講座の中でもよくフランクルの話は出てくる。
フランクルの
『人生に問いかけるのではなく人生に問われている』
何となく理解はしていたけど、
夜と霧を読んで、そのもっと深いところまで解った気がした。
1度読んだだけでは、まだ上手く説明はできない。けど、自分の中では納得できた部分も多くあった。

もういいかげん、生きることの意味を問うことをやめ、わたしたち自身が問の前に立っていることを思い知るべきなのだ。

夜と霧130p

具体的な運命が人間を苦しめるのなら〜
この苦しみに満ちた運命とともに〜
ふたつとないあり方で存在しているのだという意識にまで到達しなければならない。
だれもその人から苦しみを取り除くことはできない。だれもその人に身代わりになって苦しみをとことん苦しむことはできない。
この運命を引き当てたその人自身がこの苦しみを引き受けることに、ふたつとないなにかをなしとげるたった一度の可能性はあるのだ。

夜と霧131p

カウンセリングでも、なんとかしてあげたいって思ってしまうけど、それはこの人の人生であって、安易に答えを差し出してしまうとこの人の課題を奪ってしまうことになってしまう。
この人が自ら答えを見つける、その手助けをすることしかカウンセラーにはできないし、してはいけないのだと改めて感じた。

もう何度か読むとまた新たな発見気付きも出てくるんだろうな🙄
まだまだ薄っぺらい気付きしか出てこない。

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