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私は大阪府民だけど、大阪万博2025には多分行かないだろうなと思う話

私は生まれも育ちも大阪で、生粋の関西人。

大阪弁のネイティブスピーカーで、流暢に喋れます。今も大阪府に住んでいます。地元愛もあるし、いいところだと思っている。

↑↑↑去年のこの記事も、大阪を悪く言うつもりで書いたのではありません。

時に皆さん、大阪万博2025に興味や期待はありますか?

完成予想図

私は大阪に暮らしていながらも、いよいよ万博開催が近いという実感は、ほとんどありません。
「ほんまにやるの?できるの?建設は間に合うの?」ぐらいな肌感覚です。

絶対に行くつもりだと楽しみにしている人は、実際どのくらいいるのでしょう?
私はもともと混雑や人混み・行列などが苦手なので、多くの人が集まるイベントやテーマパークには、昔も今もあまり興味がない。

ディズニーランドは、中学の修学旅行で一度行っただけ。
ディズニーシーは、夫の東京出張中に一度行っただけ。
USJも、出来た年に友だちと一度行っただけ。

まあ、人生の記念程度に1回経験しておくのはアリなぐらいで、是非とも行きたいとか・好きで何度も通うとか、そういうタイプではない。
めちゃくちゃ疲れるのよね、人の多いところって。
なので多分、大阪万博も今のところ行くつもりはありません。

分かる人にしか分からないセンスのミャクミャク様。
賛否両論? それとも不評?

車のミャクミャク様ナンバープレート、大阪府内じゃたまに見るけど。
他府県民の方のミャクミャクプレート率って、どんなもんなのかしら。普通に走ってんのかな?

このシュールな目玉だらけのマスコットがどれだけ世界の皆様から愛されるのかは、未知数だ。
私のような凡人にゃー、わからんセンス。
まぁ、太陽の塔のセンスだって、ようわからんしな。
芸術は爆発らしいけど。

これは1970年の万博。私はまだ生まれてない。

太陽の塔は小さい頃から見慣れすぎてて、変だとかコレは何なんだとかはあんまり思わなかったけど。
顔がみっつあるのよね。後ろにも。たしか、過去・現在・未来の顔だったような気がする。羽は…どういう意味??

初めて見る人にとっちゃー、インパクトは絶大なんだろうな。
海外から来た人や他府県民の観光客たちは、みーんな写真撮ってるもん。太陽の塔ストラップとかはかわいいと思ったけど。
芸術は、分かる人にしか分からない。

私はこれが家の中にあったら怖いと思う。


そもそも論だけど、万博て、ナニ??
万国博覧会? とはなんぞや。

パビリオンも、どういう趣旨?
異国の文化や技術を、知ったり体験できたりするもの?
オーストラリア館だのオランダ館だの、いったい何をするところなのかしら。

1970年の時代はインターネットすら普及してなかったから、他国のことを知るには実際に行く以外、本屋でガイドブックや地球の歩き方的な本を買って調べるぐらいしかなかったんだろうけど。

今じゃネット上には情報が溢れかえっていて、海外の旅行記や滞在記などの、ブログも画像も動画も山ほどある。
異国の観光情報以外にも、留学や仕事や移住で実際に暮らしを体験した人の話や情報など、その国に関する知りたいことはいつでも調べられる。
こういう時代の万博って、何をするものなのか私にはあまり見当がつかない。

公式サイトを観ても、ようわからん。
イメージ画像ばっか。内容不明。

日本国民としては東京オリンピックが無観客で、日本経済が五輪特需ですこぶる潤ったという実感もなかったので、この万博も負の遺産にならなきゃいいが。どんだけの税金をこれに投じているのだろうか。
これで日本の・大阪の経済は活性化する?

もひとつの懸念は、大阪湾の孤島で万博を開催中に、もしも南海トラフ地震が起きて大津波がやってきたら、観客全員をどうやって安全に避難させるおつもりなのか、ということ。埋め立てた人工島だし、液状化も心配。
災害うんぬん抜きにしても、島へアクセスできる橋やトンネルが限られすぎていて、シャトルや船を出すって言ってたけども。
不安要素しかない気がする。のは、私だけ?

なんにせよ、大阪万博が明るい未来に向けての、意味あるイベントになることを願います。

来年、実際に開催されてから想像を上回る反響で、是非とも行くべきだ・素晴らしかったと周りの人が言うのならば、私も行くかもしれないので、絶対に行かないとは書きません。
開催に反対だとか・不満や批評を申し上げたいのでもありません。無知がゆえの、疑問点や不安を書いたまでです。

イイ意味で、今の私の期待を裏切られたらいいなぁと思う話でした。
おしまい。



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