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【読書記録#3】 なでしこ日本史 渡部昇一 著

<2023年5月24日にインスタに投稿したものをシェアしています>

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本書では、歴史の舞台で活躍したイザナミノミコト(伊弉冉尊)からクーデンホーフ光子まで“なでしこジャパン”30人が紹介されている。

外国人が持つ昔の日本人女性のイメージは、おとなしくて、従順らしいが、実際はそうでもない。😅 時代に関わらず、言うべき時ははっきり物を申す、芯のしっかりした女性も多い。イザナミノミコトなんて、神様なのに😁大きな夫婦喧嘩をして、それが日本初の夫婦喧嘩と言われているのは、みなさんもご存知かと思う。

そして、一番重要な女神、天照大神は働き者で、機織りの仕事をしていた。その伝統が続いていて、今でも皇后陛下は養蚕をやっておられる。とても素敵な皇室の伝統の一つだと思う。

唐の太宗と待臣のやり取りを呉競が編集した「貞観政要」には「質素であれ、公平であれ」という教えがあり、北条政子が「これぞ帝王学の原典」と思い、幕府の指針としたそうだが、まさに慧眼である。なぜなら、信長も秀吉も読む暇がなかったが、家康はしっかり読み込んでいたそうだ。徳川幕府が長く続き、繁栄した理由の一つはこれにあると思う。続く皇室も「貞観政要」を代々ずっと読んできているそうだ。

本書に紹介されている、知性と教養に溢れ、質素倹約を信条としていた昭憲皇太后も「貞観政要」の精神をしっかり受け継いでいた。そして、その心情は愛子さまにも受け継げられているように感じる、成人を迎えるにあたってティアラを新調するとなった時、身長はせず、叔母である黒田清子さんのものを借用されていた。この件については賛否両論あったが、これもきっと「貞観政要」の精神からくるものだろう。

今までよく知らなかった方々も多く紹介されいて、活躍を知る良いきっかけとなった。

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