#小説
天下一品の恋|ショートショート
君と出会ってすべてが変わった。
君を初めて知ったのは十数年前。
僕が大学生の時だった。
新宿歌舞伎町のラーメン屋に入り、注文を終えてケータイをいじっていると、
突然、目の前に君は現れた。
そう、君の名は「こってり」。
ラーメンといえば醤油だった。
味噌、とんこつ、塩、色々あるけれど、
醤油こそが王道だった。
でもこってりと出会って以来、
体が満足しなくなった。
こってりこそが王道に
君と出会ってすべてが変わった。
君を初めて知ったのは十数年前。
僕が大学生の時だった。
新宿歌舞伎町のラーメン屋に入り、注文を終えてケータイをいじっていると、
突然、目の前に君は現れた。
そう、君の名は「こってり」。
ラーメンといえば醤油だった。
味噌、とんこつ、塩、色々あるけれど、
醤油こそが王道だった。
でもこってりと出会って以来、
体が満足しなくなった。
こってりこそが王道に