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【読書録#1_主夫になってはじめてわかった主婦のこと】案外知らない主婦のこと。

こんにちは、といです。
「読書録、はじめます。」から、
あっという間に1週間が経ってしまいました。

最初に書くのはどの本にしようか。
これか、やっぱりこれかと本の表紙とにらめっこ。
好きな順番に書いたらいいのに、
決めるのに時間がかかってしまいました。

さて、 今日の読書録 はこの本です。

主夫芸人・中村シュフさん著
『主夫になってはじめてわかった主婦のこと』

図書館の海を彷徨っていたときに出会った一冊です。
「主夫芸人」という今まで耳にしたことのない肩書きに、惹かれました

主婦・主夫とは

ところで、皆さん「シュフとは○○」って語れますか?
シュフの形も専業だけでなく多様化していますから、なかなか難しいのでは?

広辞苑では、以下の通り記されています。

※以下広辞苑より抜粋
しゅ-ふ【主婦】house wife
①一家の主人の妻。
②一家をきりもりしている婦人。女あるじ。
しゅ-ふ【主夫】house husband
(従来は主婦が行うことの多かった)家事に、中心となって従事する夫。

なんだかベーシックかつステレオタイプな表現のような気がします。

中村さん曰く、「シュフは家政デザイナー」

家事のひとつひとつを上手くこなすことではなく、全体を見通して段取りよく家庭をよりよくしていく。シュフとは家庭の中のデザイナーなのだ、と書かれている中村さんの表現の方が、広辞苑の引用よりもしっくりきました。
上手に家事と時間をデザインするという点で、シュフはデザイナーの仲間なのかもしれません。
それに、そう思った方が、毎日の家事が楽しくなりそうです。

中村さん曰く、
「シュフという仕事は本質的に性別とは無関係」

一人暮らしを経験された方ならお分かりのように、ご飯づくり、食器洗い、掃除、洗濯などの家事は男性でも女性でもできます。私はまだ子育てを経験したことはありませんが、子供の送り迎えに性別は関係ないはず。
ただ一点だけ性差が関係するのは、母乳がでるかでないか(生物学的に)。離乳食を作って食べてくれたときのエピソードには、ジンときました。
ぜひ読んでください。

私がシュフになる時には

入社~アラサー休職までは、「専業主婦になるには」よりも「如何にして共働き、ダブルインカムを目指すか(副業などのダブルワークを除いて)」を考えてきました。
「女性も働き続けれる職場を」という風潮があるなかに身をおいている限り当然といえば当然でしょう。それが良いとも悪いとも思いません。
でも、いざシュフになる時には、周りはみんなバリキャリか育児プロママかもしれません。
シュフ初心者にも優しい主夫目線の本、この先節目節目で読み返しながら、「あぁ、そうやっていけばいいのね。」と思わせてもらいたいと感じる1冊でした。
私がシュフになった時、主夫(シュフ)の方とお話しができる機会があるのなら、違う角度からの意見を交換し合いながら楽しく生きていきたいと思います。

【次回予告】

あなたの使っているカタカナ、海外で通用しますか?

初めての読書録、最後までお読みいただきありがとうございました。