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アニメ:SAOの世界。

家にいるのも長くなってやることもないので、
アニメばかり見ている。
せっかくたくさん見ているのだから、何か文章にできないかな、と思い
今日もアニメについて文章を書いている。

2日間「僕のヒーローアカデミア」について書いたが、
今日は「ソードアートオンライン」について思い出す話があったので、
それについて書きたい。

ソードアートオンラインは、バーチャルゲームの中に閉じ込められた主人公がその世界からリアルの世界に帰るため、ゲームのクリアに奔走する、というお話だ。

そのゲームには、1,2日ではなく長期間閉じ込められていて、
そのゲームにとらわれた人々は、
段々現実世界に戻らなくてもよいのでは?という疑問を抱えるようになる。
なぜならリアルの自分もバーチャルの自分も、
どちらも確かに存在しているものだからだ。

「リアルの自分とバーチャル世界での自分、どちらが本当か」

リアルの世界の自分はバーチャル世界の自分に比べて、
大切なのだろうか。
アニメの登場人物の中では、バーチャル世界のほうが自分らしく生きられる、と考えている人もいた。
自分がもしこのような世界に突然放り込まれたら、何を思うか、考えてみたけど、自分ももしかしたら同じように考えるかもしれない、と思う。

別に今の生活に不自由があるわけではないけど、
全く不満がないかといわれれば、むしろ不満だらけだ。
もしかしたらゲームの中の世界のほうが、
自分らしくいられるかもしれないな、と思ってしまった。

ゲームだったら、固定された人間関係を一回リセットできるし、
どうしても自分の価値観に合わないものを捨てることができる。
一度自分に合わないものを捨てて、自分を再構築できる。

実際にゲーマーなわけでもないし、
このような形でゲームの世界に入ることはないと思うので、
分からないけれども、
リアルの自分とゲームの中の自分というのを
リアルの自分とネットの自分と置き換えると、
バーチャル世界の自分も、自分という存在の一部なのか?
という疑問を引き寄せて考えることができる気がする。

今や、ネット上の自己を形成できる時代となった。
SNSなどで理想の自分を作り上げ、
「これが本当の自分なんだ」と思うことも、可能かもしれない。

アニメの中でも、ヒロインのアスナが「SAOを経験する中で、新しい友人に出会い、救われた」という話が出てくるし、バーチャルの自己がいい出会い・経験が生まれることも多々あると思う。

ネットの自己をリアルと同視してしまってはいけないが、
リアルで行き詰まりや閉塞感がある時に、
ネットを上手に使うのはありだと思う。
自分と同じ趣味や考えを持つ人との関わりの中で、
リアルで獲得できない自己肯定感や自信を取り戻せたり、
リフレッシュできるのであれば、
リアルもバーチャルも、どちらも「本当の自分」ということでいい。

現代で様々な自己を持ちながら生活する必要があるが、
リアルもネットもうまく行き来しながら、
自分にとって(周りを傷つけずに)いい影響があるように、
使いこなすことがこれからの課題になるだろうな、と思っている。


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