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お:恩送り。

恩送り、という考えを耳にしたことがある。

恩送りの定義は、以下。

恩送り:恩を受けた人とは、別の人に恩を返すこと。

恩返しは、「恩を受けた相手に恩を返すこと」だが、
恩送りは、恩を受けた相手でなく、「別の人」に返すというところが違う。

例えば、先輩から仕事を教えてもらったから、
後輩にも仕事を教えてあげよう、
みたいなことである。

自分が得するわけではないから、
恩送りなんてやらなくてよいのでは?と
つい思ってしまいがちだ。

恩を誰かに送れば必ず自分に返ってくる、
みたいな理論を当てはめると、
それはそれで自分に返ってくる恩を期待しようと
していて、個人的にはそれを当てはめたくない。

たぶん、この恩送りの本質は、損得にはない。

では恩送りの本質は?
といわれると、分からない。

自分に何か返ってくる、
というよりも、
誰かに貢献することで、
自分自身の存在を許される、というか、
誰かのためになっている、と感じられる。
そこに意義があるのだろうか。

はたまた、教えてもらった相手に、
自分が何かを返す器量がないから、
それを自分の後輩にまた託して、
ずっと先の世代まで助け合うのかもしれない。

損得を交えないで、
恩送りを説得力を持って人に勧められない。

私は人に嫌われるのが面倒なので、
やろうかなと思うけど、
自分のことしか考えてない人は、
恩送りなんてやらない、というのがオチだと思う。

ほかの人のスタンスなんて、気にしなきゃいいけど、
あーだこーだ考えてもしょうがないことを
今日も考えている。

この件に自分の納得できる答えが
導き出せたらいいな。


恩送り:受けた恩を別の人に返すこと。


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