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勉強 意味がないと思ってた


学生時代誰もが考えたことのある問いだと思う。
俺はいま何のために勉強しているんだ?
こんなもの学んで将来役に立つのか?

親や先生に聞いてもまともな回答は得られない。
いつもはぐらかされてばかりいた。


学校の定期テストでは暗記ばかりさせられる。そもそも大学受験も暗記重視の詰め込み学習型でとにかくパンパンに知識を詰め込む。



一夜漬けで覚えた内容はテスト後には一瞬で散り果て、自分も血肉となることはない。毎回毎回のテストでは学力向上という名目で、学生は皆、暗記訓練をさせられていたようだ。


覚えたくもない興味もない教科を強制的に勉強させられる毎日。毎日学校で猛勉強して、放課後は塾に行って勉強して家に帰って課題と予習と復習…
勉強勉強勉強ばかりしていた。

ふと「俺何のために勉強してるんだろ?」って思った。
いい大学に入るため?いい企業に就職するため?

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大学に入って自分の好きな勉強をしてようやくその答えに近づいた気がした。僕たちが義務教育でやっていたのは本来の「学び」じゃない。
あれは異質なものだったんだ。


大学に入って時間が沢山出来ると、自分の好きなことを存分にできるようになった。図書館に行って好奇心の赴くままに本を読み漁り勉強した。ビジネスを学んでお金を稼ぐ経験をした。沢山の友人を作っていろんな会話をした。

わからないことがあれば インターネット、図書館、親や友達や教授に聞きまわって納得するまで調べ尽くすことの楽しさ。「こういうことか!」と腑に落ちる瞬間、「あれとこれはこう繋がっているんだな!」と知識と知識が脳内で結合する瞬間の気持ちよさ。


全てが本来の学びだった。死ぬほど楽しかった。すごく嬉しかった。
これが本当の学びなんだって納得した。

自分のやりたいことを突き詰めてとことん知識や経験を吸収すること。
義務教育ではこれができない。制度上仕方がないかもしれない。




「今は勉強の意味を考えなくていい」
「とりあえず学費の安い国公立に入れ」
「大学に入れば答えが分かるから、今は思考停止して勉強しろ」


今だから当時の僕に言えること。

「お前がやっているのは本当の勉強じゃない、大学に入るための勉強だ。つまり勉強の一種だ。その勉強はつまらなくて当たり前だ。だからせめて大学に入るまでどうにかモチベを保ってくれ。後で必ずわかる日が来るから。
どうしてもつまらなくて身が入らないならゲーム感覚でやること。どうすれば俺のレベルが上がってラスボス(受験)で無双できるかなって。そのために毎日コツコツ勉強して(経験値を上げて)、途中で小ボス中ボス(模試)を倒しながらゴールへ向かえ!」


by  未来の自分









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