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【本要約】海外旅行は自分を変える最強の武器

こんにちは!

普段から「貯金しよう」とよく言われますよね?
では、そのお金をどう使おう?と考えることは意外とないのではないでしょうか?
食費や家賃を払った後は、なんとなく残りのお金を細かな出費に使ってしまうか、貯金をする方がほとんどだと思います。

そこで、今回は「投資としての海外旅行」を勧める、「海外旅行は自分を変える最強の武器」を紹介したいと思います。

この本では、大きく外国と日本で考え方が違うよね、というところから始まります。例えば、外国の人は傾向的に前向きで楽観的な人が多い。一方、日本は経済の不調も相まってか、悲観的な人が多い。結果、日本人は何かをするのを極度に恐れてしまいやすい。といったこと。
ここでいう楽観的というのは、変化に前向きで、チャンスを探し、たくさんの物事をもポジティブに捉える姿勢のこと。
だから、まずは悲観的からできる限り前向きに生きるのが大切だと著者は言います。

そして、外国人、特にここでは外資系エグゼクティブは仕事の出張で海外に行くことが多く、そういった機会を使って、旅をしているのだそう。もちろん、出張でなければ、単純に海外旅行に行ってこれから説明することを実践しても良いとは思いますが…
その前に、「出張で旅行をするなんてけしからん!」みたいな意見を持つ人も一定数いると思うので、補足しておくと、海外の企業では、出張時に旅行を推奨する会社も少なくないそう。大前提、やるべき仕事はやりますが、それ以外の時間や、その後は観光をしようね、といった感じらしい。特に、アメリカのシリコンバレーの企業や北欧の企業でも観光を推奨している会社はあるらしい。

では、なぜそんなに観光を推奨するのか?
それは観光を通して、学び、最終的に会社に利益が生まれることが少なくないからだ。
観光というと、『ただその国で有名なものを見て、食事を楽しんで終わり』というイメージの人もいるでしょうが、それよりかは新たな経験や学びを得られる最高の機会、言い換えれば、最高の自己投資になりうるということ。そして、その経験・知見が周り巡って、会社の利益になって帰ってくる。どうやら、それはデータを見ても明らかなようです。

それでは、観光をするときには、どんなことを意識すればいいのでしょうか?

まずは、「実際に見たものが事実」という意識を持つことが大事。
というのも、この数年でネットがものすごい発達し、データや情報は簡単に手に入る。しかし、その中には偽情報や当時は正しかったけど、今は正しくない情報、伝聞で書かれた情報など、信頼性も不明で、実際にどうなのかは分からないことがほとんど。
だから、このネットが発達した時代だからこそ、自分で足を運び、見てみること、経験を積むことに価値が生まれる。

そして、観光をする上で大事にしたいのが、"観る"こと。ここでいう観るというのは、ただなんとなく歩いて見るのではなく、積極的に観察する姿勢のこと。
例えば、現地の人達はどんな格好をしているか?その国の風景はどんな感じなのか?どんなお店があるのか?観光地なら、どんなものがどういうふうにあるのか?等。これらを意識的に見ることで、ネットでは知り得ない価値ある情報を得たり、次来た時に、「あれ、これ変わったんだ!」なんて気づきを得られることもあるんです。また、勇気があれば、現地の人に話しかけて見るのも一つ、そうすることで、もっと生の声を聞いたり、人脈を広げるチャンスになりますよね。

では、観光をすることでどんなメリットがあるのか?
3つに要点を絞って説明します。

  1. タイムマシーンとして役立つ
    このタイムマシーンとして役立つというのは、別の国に行くことで、自国にない技術の使い方だったり、工夫を見つけられるわけです。その発見を自国に持って帰り、行うことで、より自国を発展させることができるかもしれませんし、その国が自国より発展している国であれば、タイムマシーンと言い換えることだってできます。わかりやすい例を出すと、アメリカで流行ったものを日本に持っていくと、時間差はあれど、日本でも流行るといったもの。
    まとめると、別の国に行き発見を得ることで、タイムマシーンとしての機能を享受できる。

  2. ステレオタイプを壊す
    これはわかりやすいかもしれませんが、ステレオタイプすなわち固定観念、自分が気づかない内にしてしまっている思い込みなどが、旅行、別の国に行くことで、視野が広がり、壊れるということ。普段、生活していても気づかない、自分の中の当たり前、こういったものは無意識的なものが多く、普段生活していても考えることはないが、意外とふとした瞬間に見え方が変わり、新たな考え方・価値観に気づく機会になります。それがきっかけで人生が好転する可能性も多いにありますよね。

  3. アウトプットの質が上がる
    これは特に出張で行くとそうなのですが、別の国に行くと、やはり「こないだの〜どうだった?」と聞かれることがほとんど。これを最初から聞かれると意識して旅立てば、自然とインプットするもの・ことを意識するようになります。そして、そのおかげでアウトプットの質が高まるというわけですね。
    だからといって、出張で行かないとアウトプットの質が上がらないの?と言われれば、そういうわけでもなくって、あらかじめ、友人や家族に、こんなこと聞かれるだろうな?と想定していったり、一人で完結させたければ、ソーシャルメディア等に発信したり、日記をつけたり、とやり方は色々あると思いますが、どの方法でもアウトプットの質は確実に上がるかと思います。

ということで、本日は海外旅行をするときに、どんなことを意識すれば、価値ある情報を得られるのか?そして、観光することのメリットを3つほど紹介させていただきました。まだまだ、書けていない内容もあるので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
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本日は、「海外旅行は自分を変える最強の武器」を紹介させていただきました。
この記事をきっかけに『旅行しよう』と思っていただければ幸いです。海外旅行がハードル高いと感じるのであれば、国内で少し遠出するだけでも、何もしないよりか、得られるものがあると思うので、ぜひ今できることから始めていきましょう!

ここまで読んでいただきありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください!


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