見出し画像

高級筆記具は文房具好きの成績を上げるか?_2023/07/29

プラムを凍らせて食べたら、通常時よりめちゃめちゃ酸っぱくなってた。

なぜ。





【今日のあるある】

犬の小説、「ワンダフル・ストーリー」がち

(猫の小説は「ニャンダフル・ストーリー」であることが多い)


今日の朝日新聞朝刊より





無印で靴下を買った。

この色とパターンがどツボにハマった。

3足組で590円とお安いのもいいわね。





夕飯は中華料理屋で食べた。

その店はいわゆる町中華というやつだった。

うちの地域では美味しいともっぱら評判の店なのだが、結論から言うと、期待ほど美味しくはなかった。

いや、美味しいと思ってその店に通ってる人もいるだろうから、美味しくないという表現は避けるべきか。

僕の好みには合わなかった。


餃子は餡が細かく、水分量が多かった(柔らかかった)。
僕は野菜ザクザクで肉々しいのが好みだから、好みとはまるで反対だった。

炒飯はやや味が薄く、あまり旨味も感じられなかった。
やはり「長浜ラーメン じろう。」の炒飯こそが至高だ。あそこのを食べたら他は食べられない。

麻婆豆腐は旨かったけれど、なんだかラー油でたぷたぷだった。山椒の効き具合はそこそこ良く、そこそこ痺れた。
欲を言うなら、卓上に追加用の山椒が置いてあるとなお嬉しかった。

春巻きと油淋鶏は普通に美味しかった。
ただし普通以上ではなかった。


決してこの店の料理が不味かったわけではない。
少なくとも王将と同等か、それ以上には旨かった。

また町中華ということで、価格が安くてボリュームも満点だった。
コスパという点では非常に優れていると思う。

ただ、僕の好みとは異なっていた。
それだけ。



中華料理のような塩辛い料理を食べた後は、水を飲みまくることで体内の塩分濃度の調整を行うようにしている。



がぶがぶがぶがぶがぶ……。





文房具好きあるあるとして、「高級シャーペンをいっぱい持ってるくせに成績は良くないがち」というのがある。

けれども、反対に、文房具好きになったおかげで成績が上がったという話も聞く。

文房具――特に高級筆記具は、成績を上げてくれるのだろうか、それとも下げてしまうのだろうか?


僕自身の話をすると、僕は成績に関しては・・・・・・・特に変わらなかった。

もともと勉強が得意なほうだったからか、文房具好きになっても目に見えるほどの成績の変動はなかった。

ここで傍点を打ったのは、成績以外の部分が大きく変化したからである。


それは自分自身の美学だ。

ただし、「決して譲れないぜこの美学 ナニモノにも媚びず己を磨く」でおなじみの美学とは少し意味が違う。

ここで言う美学は、もっと狭義の、自分が使う物のデザインへのこだわりみたいなものだ。


さらに具体的に言うと、服やインテリア(道具)にこだわるようになり、字が綺麗になった。


例えば、以前はテキトーにユニクロで服を買っていたけれど、今はユニクロ含めいろいろなお店を巡回し、自分の好きなデザインのものを買っている。
今まで関心のなかった服に対しても、こだわりが生まれたのである。

これは完全に「しーさー」 という文房具系YouTuberのおかげだ。
彼の動画があまりにもおしゃれすぎて、僕の美の殻が破られた。
僕は文房具を機能性よりもデザイン性で選ぶから、それが服やインテリアとかにも波及したのだ。


字も徐々に綺麗になっていった。
この「綺麗」とはただの僕の主観だから他人からすれば別に綺麗でもなんでもないかもしれないが、とにかく自分の字に対する満足度が上がった。

文房具好きになったことで高価な筆記具を使うようになり、おのずと字を綺麗に書こうという意識が芽生えたのだ。

以前からずっと思っているが、字を綺麗に書くために技術はいらない。
綺麗に書こうという意思さえあれば必ず字は綺麗になる。
そして、それを筆記具(高価なののほうが書きやすい場合が多い)にサポートしてもらうだけ。

ユーキャンとかで美文字を習う必要もない。
てかユーキャンで習って美文字になったとしても、それは自分の字じゃない。ユーキャンの字だ。

手書き文字には心が籠もっていることが大事というなら、自分で完成させた字でなくてはならない。

なお、これを読んで「よし、これから文房具を好きになって字を綺麗に書こう」と思ってもたぶんダメだと思う。
おそらく無意識が肝心な気がする。


以上の2つは、僕が文房具好きになって良かったことである(良くなかったのはお金が飛んでいくこと)。

あくまでも僕の場合だが、高級筆記具を使うようになったからといって、成績に直接の影響はなかった。
むしろ、勉強前に100本くらいのペンのなかから使うのを選ぶという過程を挟むようになったために勉強効率が下がったという説もある。

まあ要するに、文房具好きになったからといって突然頭が良くなったりはしないよ、ということ。
もし何かの趣味で頭を良くしたいなら、読書が一番だと思う。
趣味はそんな不純な動機で始めるものじゃないかもしれないけど。


とはいっても、文房具好き人口が増えるに越したことはない。

ぜひ一度、数千円の筆記具やロルバーンの手帳とかを購入して、文房具沼の深淵を覗いてみてほしい。

僕は深淵の向こうからあなたを覗いています。


あなたのお金で募金をします