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流行を追えてない_2023/09/09

この日記に続く文化祭愚痴編、ということで。





文化祭の閉会式で、「みんなで1曲歌おう!」ということになった。

みんなで歌う(=みんなが歌詞を知ってないといけない)んだから校歌とかかな、と思ったが、流れたのは校歌じゃなかった。



これ。
『怪獣の花唄』。



知らね〜〜〜!!!


分かんね〜〜〜!!!



これをみんなが空で歌えるとでも思ったんか?

とんだ勘違いだな!

僕はなんか聞いたことあるような気がしないでもない程度だぞ!



本当にこういうのは嫌だな。
みんな一緒であることが前提になっている。もしかして金子みすゞのあの詩をご存知ない?


いや、軽音部がバンドで流行りの曲を演奏するのは別にいいのよ?
彼らの演奏したい曲がそれなんだったら。

でも、「みんなで歌おう」という時に一時の流行曲を採用すべきではないだろ。
流行りどうこうじゃなくて、いかに多くの人が歌えるかを重視すべきだ。




僕の音楽の好みはことごとく同年代の流行と噛み合わない。

「流行ってる曲は聴かねえ」みたいな逆張り異端マイナー厨とかじゃなく、ただ自分の趣味嗜好に従って聴いてるだけなのに。

三月のパンタシアは好きだから、現代風の音楽が嫌いなわけではない。ボカロもアニソンも聴くし。
また、クラシック専でもジャズオタクでもない。

けれども、いわゆる流行曲に対してはどうしてかあんまりビビッとこない(ここで言う流行曲とは、地域や年齢によっても異なると思うが、Mrs.GREEN APPLE、Vaundy、YOASOBI、back number、Official髭男dismなどの曲のこと)。
無意識のうちに逆張り精神が働いてしまってる可能性はなきにしもあらずだけど。


先述の三月のパンタシアだって、人気や実力がないわけじゃない。
2023年9月10日現在、YouTubeの公式チャンネルは40.3万人の登録者を抱える。十分人気であると言ってもいいだろう。
ただし、誰でも知ってるかというとそうではない。友人に話しても伝わらなかった。

僕の好きなアーティストはなぜかそういうのが多い。
人気はあるんだけど、友人には伝わらない。

今まで、音楽の話題で人と盛り上がれたことがほとんどない。
「何聴いてる?」と尋ねあってもお互いがお互いの知らん曲を聴いてるんだから、「へー」で終わってしまう。
僕は「あ! それ、いいよね!」みたいな会話がしたいんだよ。




やっぱり話を合わすために流行りの曲を勉強すべきなのか、それともこのまま我を突っ走ればいいのか。

どっちなんだい。

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