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初めての神奈川県立高校入試を詳しく記録しておく②-第一希望の公立高校選びについて-

最終的にどこの高校を受験するか。
これは結構悩みました。

親の希望としては

親としては、少しでも学力の高い高校の方がいいと思いますよね。

なぜなら、
①生徒の民度が高い
②大学の推薦枠が多い
から。

最初は親も夢見がちです。

「子供がそんなにおバカちゃんなはずない!」
「小学校では毎回テスト90点以上だったし!」
「通知表も小学校の時は5がいっぱいあったし!」

なんとなく、偏差値57くらいの高校だったら余裕だろう、と思うわけです。

ところが。
中3になって、現実を叩きつけられる。

高校受験には内申点の計算が合って、偏差値57くらいの高校は
オール4
では行けないことがわかります。

5が2~3個あって、ほかはみんな4

これくらいの成績で初めて可能性が出てくるわけです。

Oh,No!

中学校の成績は、割と中2に下がり始めることが多いそうで、
そこで下がると中3までに上げるのは結構難しい。

部活を優先して塾に行かなかった結果、娘は完全にこのパターンでした。

恐るべし、娘の希望

で。
いざ、娘に「高校どうすんの?」と聞くと。

部活が盛んなところ。
制服がかわいいところ。
バイトOKなところ。
お化粧、ピアスOKなところ。
ネクタイかリボンがあるところ。
スラックスもOKなところ。
これがみんなOKなら、1時間半くらい通学にかかってもいい。

……おいおい、学力どこ行った?!

娘の条件にすべて合致するところなんて、めっちゃ頭いいか、かなり偏差値が低いかのどちらかでした。

現実を見ろ、現実を!!!

思わず叫びそうになりましたが、落ち着いてよく考えたら通うのは子供自身。
私が行くわけじゃありません。

そう考えると、

うーん、まぁ制服は3年間それ着て外歩くんだもんなぁ…
うーん、部活は絶対入るって言ってたもんなぁ…
うーん、バイトしてお金稼ぎたいって言ってたもんなぁ…

と。

最終的に、子供自身がここなら行きたい!と思えて、かつ学力もなんとかなりそうな高校を選びました。

通学時間だけは譲れない!

でも、親として譲れない点が1つだけ。
それが、通学時間。

最初、娘は「1時間半くらいTikTok見てればすぐだよ~」
なんて言っていましたが。

①電車に座れるとは限らない
②荷物が軽いとは限らない
③部活の朝練が例えば7時半から始まるとしたら、6時には家を出なければならない
④夜19時に最終下校だったとして、帰って来れるのが早くても20時半
⑤それだけ遠い学校だと、何かあってもすぐには迎えに行けない

娘に一番響いたのは、③の朝練の場合でした。
部活以外でも、体育祭の練習とか文化祭の準備などで朝早い日があることは容易に想像できます。

「例えば7時半学校集合だったとして、朝6時に家を出るってことは、最低でも5時に起きなきゃいけないってことだよ。それが何日も続くこともあるよ。雨の日だってあるよ。」

本人が「なんとなくいいなー」と思ってた高校のHPから1日の流れを出力して、タイムテーブルを見せました。

「おぉぅ…これは無理ゲーだわ…バイトもできないわ…」

無事、家から30分ちょいくらいのところに志望校が決まりました。

親のアドバイスとしては

今の子供はスマホで簡単に高校の情報を集めます。

曰く、いじめがあるらしい。
曰く、文化祭が盛大らしい。
曰く、校則がやたら厳しいらしい。
うんぬんかんぬん…

まぁ、なんでも好きに調べたらいいと思います。
通うのは子供なんで。

ただ、通学時間だけは、子供はいまいち想像しにくいことなので、
親がしっかり考えてあげてもいいのかな、と思います。

あとはあれですね、

彼氏がいるから同じ高校に行きたい

これはダメ、ぜったい。

相手と別れない保証はないし。
別れたらその高校に行く意味が本人の中でなくなっちゃうリスクが高い。

娘も最初そんなこと言ってましたが、
「へぇ~、違う高校に行っただけで別れちゃうんだ?そんな程度のオツキアイなのね」
と言ったら、
「そんなことない!」
とムキになって言い返してきたので、シメシメ…と思いました。

ま、結局相手が中学卒業したらすぐ別れたんですけどね、ははは

そんなもんだよね~

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