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【25日目】会社辞めました_退職後何も決まってない人のありのまま記録

転職ではなく空白の「何も決めてない」時間を過ごそうということだけ決めて11月に会社を辞めたわたしの、なんてことない日々の記録。感じたこと・思ったことを色あせないうちに残したいと思ったから。

寝坊も悪くない日曜日の朝

いつも8時半に起こしてもらうんだけど、今日はなんだかまだ寝たくて10時まで爆睡。(本当に「爆睡」という言葉がぴったりなほど、私はよく眠る。旦那さんが「いつも起こす時死んでないか心配で息を確かめるねんで」と言っていて笑った。)

起きた時には書斎で旦那さんが勉強(簿記1級)を始めてて、早くに起きて尊敬しつつ、いそいそとバナナを切っていつもの朝ごはん。

バナナのカットがめんどうでいつも私は大振りになる

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お散歩

今日は寒かったけど最高にお天気だったのでお散歩へ。太陽からたくさんエネルギーをもらって、草木の匂いをすって、ゆっくり歩く。今住んでいるお家はこのお散歩コースはじめ、周辺環境に惚れ込んで選んだこともあって、やっぱり大好きな場所だ。

お気に入りの場所でローソンのカフェラテを半分こ。

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私は大学3年生の時からひとり暮らしをしていて、生まれ育った神戸から、箕面(大阪)、大宮(埼玉)、市川(千葉)と4つの都市で暮らした。今は5つ目の土地となる。マンションも買ったのでしばらく定住するつもりでいる。

4つの都市で暮らしてわかった私にとって大事な街選びのポイントのは「街全体の道幅が広い」「都心からほどよく距離がある」「駅前がごちゃごちゃしてない」「清潔なマックがある」「勉強に集中できるタイプのカフェがある」「徒歩圏内に本屋さんと映画館がある」などである。

箕面は大学のすぐ側だったからそうしたんだけど、住宅街すぎてカフェやその他の商業施設までバスかモノレールじゃないといけない時点ですごく気持ちがブルーだった。大宮と市川は会社からのアクセスを重視して選んだんだからもちろん通勤には便利だったけど、どうしても街が好きになれなかった。私にとって大宮は駅前が騒がしすぎたし、市川は地形が入り組んでいて道幅が狭いことで閉塞感と夜の恐怖感が強すぎた。

なので上記すべての条件を満たしてくれるこの街に出会った時、私は駅に降り立った瞬間「ここだ!」と思ったし、25歳で家を買うなんて思ってもなかったけど、全く後悔していない

お散歩コースにある本屋さんでさらっと読んだ一冊。今の自分に、とてもとてもフィットする言葉たちに、心がほどけた。

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お昼ごはん

晩ご飯が旦那さんが気合を入れて油そば(昨日からチャーシューをホットクックでつくったり、煮卵を作ったり気合が入っていた)にするとのことだったので、お昼は軽めに。寒かったお散歩後のミネストローネが体に染みて、二人で「うま〜〜」と一瞬で食べた。

旦那さんの作るミネストローネは絶品

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テレビ克服タイム

私のお友達はよく知ってると思うんだけど、私はすごくテレビが苦手。昔からワイドショーなんかで人がどっと笑う声が苦手だったし、本好きだったので当時はやっていたドラマやアニメの話にも全く詳しくない。(セーラームーンも見たことないし、ポケモンもサトシとピカチューくらいしか知らなくてよく人にひかれる)

自分のペースで情報収集できる活字情報が好きだし、エンタメだったらアマプラなんかで観たいものだけ観たい主義だ。なんなら一人暮らしをはじめてすぐ、テレビを捨てたくらいだ。

だけど旦那さんは正反対の超テレビっ子。野球観戦含めスポーツ観戦はもちろん、お笑いも大好きだし、時にはYouTubeと二刀流で楽しんでいる。
以前まではそんな旦那さんが腹立たしかったので、TVも極力見ないようにしてもらっていた。

だけど会社を辞めて心に余裕ができた今、もう少しそういったものにも寛容になってみてもいいのではないか?という気持ちが出てきたのである。

活字でしか得れない感動があるならば、逆に言えばテレビでしか得られない「何か」もあるのかもしれないと。

まずは試しに、ちょうどテレビをつけた時にやっていたサッカーの天皇杯を視聴。そもそもオリンピックすらほとんど見ない人間だったのでルールを旦那さんに解説してもらいつつ、浦和レッズの優勝を見届けた。(初めて知ったけどサッカーってファンの人をサポーターって言うんだね。)

ここでわかったのは、野球みたいに1回1回の展開が遅いものより、サッカーのような展開がわかりやすく早いものは割と好みだということ。スポーツに関して食わず嫌いみたいなところがあったけれど、意外と観戦もたのしいかもしれないときっかけを掴めた日となった。

テレビを見ながら旦那さん渾身の油そば

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そしてサッカーで勢いづいた私は、付き合った当初からずっと懇願されていたM−1グランプリも見届けた。

私にとってテレビの中でも「お笑い」は上位にくるくらい苦手な部類。面白いのはいいんだけど、笑い声のうるささや、ジェンダーバイアスのかかったツッコミなんかが突然出てきてしまうところも本当に恐怖でしかなかった。

でも、「一緒にお笑いを観て笑いたい」という付き合ってから5年以上も懇願されている旦那さんの願いに、今回こそ応えようと思い、意を決して観ることにした。

結果、所々しんどさもあったけれど思ったより面白かった。特にコンビ愛というか、結成から何十年もかけてずっとこの道でやってきた人たちの熱意みたいなものに純粋に感動した。そんな簡単に食べていけない世界で、でも「お笑いがしたい」というその気持ちだけで何十年とネタを書き続け、舞台に立ち続ける、そんな強い意志が、私もがんばろうという気持ちを後押ししてくれた。

そんな感じで今日も健やかに過ごせました。
明日から月曜日。いくつかミーティングがあるのでちょっとだけ気を引き締めて、でもあくまで健やかに過ごそうと思います!皆様も無理のない1日を。

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