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仕事の自己抽出

東京に来てから家賃が倍になった。東京価格だということではなく単純に広いところに引っ越したからなんだけど、場所によっては仙台とそんなに変わらないなという印象ではある。仙台の駅前なんて1坪3~4万円くらいするらしいので青山あたりとそんなに変わらない。僕の収入はまだ変化がない。

それで家賃だけ単純に増えてしまったのでこのままでは赤字で、東京での店舗が完成するまでどうしようかなと思って今年はとにかく色々動かしてみようとやっている。高い家賃を払うためには?を考えた結果です。生々しいけど。

自分の仕事は自分で作る。
珈琲は苦味や甘味、酸味、雑味などいろんなものが複雑に絡み合ってあの珈琲らしい味わいを作り出している。
そしてその味の要素をどのようにどれだけ取り出すのか、で味が決定される。取り出し過ぎれば過剰抽出だし、取り出さなければ存在していることにならない。

仕事も同じで自分の中に存在している価値をどれだけ取り出すのかによって自分の稼げる量が決まってくる。
自分の中にどんな武器があるのかを自分で認識している必要があるんだけど単純なことを言うと自分の中に必ず1人は利用するだろうという単価が1万円のコンテンツが30個あれば月に30万円売り上げが増えるということです。

自分の中にあるものをまずはプロダクト化するという意識で形にしていくのが最初で、それから上手くいくもの、上手くいかないものの仕分けが行われる。上手くいかないことは捨て上手くいくものは大きく育てていけばいい。捨てたものの代わりに新しいものが生まれればそれもまた試していけばいい。そのサイクルが仕事を作るということです。
(ここでは市場に存在していなかった新しい便利なものを作るという価値の話はしていません。)

昔「社長は自分の給料を自分で倍にする事ができる」と先輩に言われた事があるがそれは額面を単純に自分で決めることもできるし、自分で仕事をどんどん作れるという意味でもある。
時代は進んで仕事を作ることにおいては誰もが自分で仕事を作れる時代になった。もはや環境のせいには出来ないので、やるかやらないかは全て自分の判断だ。
しかし大概の人は自分にプライドがあるからやらない。それでお金がないと言ったりする。
僕は自分にそういうものがないので失敗したり恥をかくのも怖くないからどんどんマーケットに出している。
●コーヒーを淹れること
●それを教えること
●カフェに関するコンサルティング
●webの取材や講演会などの開催
●菓子作りの教室
●カフェの経営
●文章を書くこと
など、一例だけど、稼げているものいないもの様々。

自分の中にあるものをどれだけクリアに抽出して「仕事」「製品」に変えることが出来るのか。思いもよらないところに価値が眠っていることもある。

それを決めるのはお客(市場)ですね。


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