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3Dプリンタで行燈をつくってみた

玄関に小さな灯りが欲しかったので小さめの行燈を作りました。
その備忘録です。
果たして本当に「行燈」なのかどうかはさておくものとします。



①構想を練る

まずざっくりとした雑な設計図を描きます。

今回はA4コピー用紙を折りたたんだものがちょうど入るサイズにしました。
ほら、どうせなら推しとか描いて飾りたいですやん?
あとは、写真や子供のお絵描き作品を飾りたいという需要はありそうな気がしたので。

私の所持している3Dプリンタの最大出力可能サイズ(140mm×140mm)以内で収まるようにしています。

今回は組み立て式なので、側面を切り欠きでつないだときに、いい感じな見た目になるようにしました。


②3DCADでデータを作る

データをサクッと作ります。
Autodesk Fusion360を使用しています。


③3Dプリンタで出力する

X-One2を使用しています。今回も木質フィラメントで出力しました。
前回の印籠と同様にレイヤー0.16mm、印刷温度190℃に変更した以外は初期設定のままです。
ハード側はよくわからないんですよね…

出力後に、きちんとはまるようにやすり掛けをしました。
やすり掛けが一番大変だったように思います。私が下手なので。
いっそカッターで切ってもよかったのかもしれません。


④紙を折り曲げたり絵を描いたりする

A4コピー用紙を縦半分に切って、四つ折りしたものを用意します。

上図は日本語表記版を用意するのが面倒になったので、Thingiverse用に作成したものをそのまま流用しています。
図だけでも分かるかな、と。
ちなみに、この手のイラストを含むThingiverseに載せている画像は基本的に全てAdobe Illustratorで作成しています。今回はないのですが、noteに載せている文字が書いてある画像もそうですね。
サイズ変更やトリミングだけならAdobe Photoshopで行っています。

閑話休題

紙を入れて中にライトを点けると、こんな感じです。
紙のおかげで光にふんわり感がでましたね。

せっかくなので、コピックで適当に龍など描いてみました。
龍好きなんですよ。格好良いですし。

なかなかいい感じではないでしょうか。


おわりに

コピー用紙でなく和紙でもいい雰囲気になりそうだな、と思います。
手元になかったので試せてはいないのですが。

蓋の四隅に穴を開けたので、何かしら飾ることも可能です。
ストラップくらいなら通りました。

これにもまた何かしらの柄をつけようと思います。何にしようかな。


今回のデータもThingiverseで公開しています。


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