見出し画像

頭は使うものじゃなく触れるもの

*この記事は24時間無料記事です♪過去の記事はここにあります。


亡くなった祖父の大きな手を今でも感じてる。

頭をぽんぽん、としてくれた
あの手を私の記憶は忘れることなく鮮明に覚えている。

彼が頭に触れる時は
私が何かできた時だった。

お魚を自分で食べられた時
缶詰を一人で開けられた時
栗を一人でむけた時

一人っ子の私にママさんは
異常な過保護だったせいもあり笑
1人であまり何でもできる子ではなかった。

それとは正反対に何でもやらす祖父は
私ができるまで見守っていた。

そんな祖父に
「なんでしてくれないのだろう」と

幼き私は、疑問を最初は抱いていた。

ここから先は

1,568字 / 1画像

ゆきとーく

1,000円

谷本ゆきの「ことば」を綴っています。 あなたの心と想像力が紐解かれて解放されていきますように。 このシリーズは有料になったnoteをま…

この記事が参加している募集

雨の日をたのしく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?