大胸筋の基礎


大胸筋

pectoralis major muscle(ペクトレィウスメジャーマッスル)


 
大胸筋は起始停止が
上部:鎖骨 中部:胸肋部 下部:腹部となっている
 
上部起始:鎖骨前面内側1/2
上部作用:肩関節屈曲
 
中部起始:第1胸肋骨~第7胸肋骨
中部作用:肩関節内旋、水平内転
 
下部起始:腹直筋鞘の前葉(腹直筋を包んでいるさやの外側面)
下部作用:肩関節の内転
 
停止:上腕骨の大結節稜(上部と下部が停止部でねじれている)
 
この中で一番強く働くのは水平内転、ベンチプレスやる理由はこれ!


姿勢との関係
 
大胸筋が過剰に強くなってしまったり背面との筋肉のバランスが悪くなってくると大胸筋により肩関節が「内旋」つまり猫背・巻肩になってくる
結果的に姿勢が悪くなり円背となってくる
 
トレーニングをしてない方が大胸筋が強すぎて猫背、円背になるわけではなく、背中の筋力不足と普段の仕事時(デスクワーク等)からくる背中の姿勢不良によって大胸筋が短縮位になっているイメージ
 
 

呼吸との関係
 
大胸筋は努力吸気であり息を努力しながら吸う時に胸郭を広げて肺に空気が入るのを助けてくれている

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?