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【休職留学】周りを説得させるコツ


「海外留学」と聞いて心配する人は多いと思います。
留学経験のある人が周囲にいないと、なおさら周りの理解を得ることは難しいです。

資金の問題もありますし、人間の脳の構造上、新しいことに対して拒否反応を示すものなので、仕方ないものです。

とはいえ、周囲の理解を得ることは後々にも影響しますので、今回は私の休職留学を認めてもらえたコツを紹介します。



1.留学の目的を明確にする

オンライン留学がたくさんある中で、わざわざ日本を出て違う国へ行ってまで留学する理由は何でしょうか?

誰かを説得するとなると、感情面ではなく、論理的に説明する必要が出てきます。
休職留学の場合、引継ぎ・手続き等の関係もあるため、上司・人事・本部責任者など関係者は多いです。

私の場合ですと、会社が提携しているビジネススクールへ行くという代替案も出されました。
それでもなぜカナダなのか、カナダで何をしたいのか、どのくらい意志が固いのかを順を追って説明しました。

2.帰国後の意志を示す

留学への目的を明確にできれば、おのずと帰国後の方向性も見えてくると思います。

留学中に得られそうなことをあげ、その項目に対してどう復職後に活かすことができるかを考えます。

専門性に限らず、ソフトスキルの向上も使えるはずです。
留学の経験を通じて、どれだけ復職後に会社に貢献できるかを提示します。

*ソフトスキル:コミュニケーション能力、柔軟性、チャレンジ精神など

3.周りが心配・反対する理由を考える

自分が送り出す側の立場になって考えてみます。
親の立場、上司の立場、人事の立場、本部責任者の立場など視点を変えて反対する理由を出してみます。

資金、治安、言語、インフラ、衣食住など様々な項目で心配事項が出てくるかと思います。

それぞれの項目に対して、できるだけ不安を解消できる答えをもっていると納得してもらいやすいです。

留学エージェントを活用する、事前に現地の知り合いを作る、旅行で一度訪れてみるなども有効かもしれません。

4.不言実行する

本番の留学説得とは別に、それまでに小さく動いておけると、より話が進みやすいです。

私の場合は、弾丸ひとり旅を行ったり、友人と連休と有給休暇を活用して海外旅行に行ったりしていました。

この時に、すべて自分たちで企画・実行することが大切です。
・フライトの手配
・滞在先の手配
・移動の交通手段の確認
・SIMなどの現地で必要なものの手配

海外一人旅で上記を自分でやったという事実が説得材料にも繋がります。

ここに現地レストランやカフェなどで、日本語以外の言語でコミュニケーションを取った経験があるとなお良いです。


5.最後に

親・友人・親戚など周囲から留学に反対されたという話はよく耳にします。
反対する気持ちもわかりますが、これまで過ごしてきた環境が全く同じ人はいませんので、あくまで一つの意見にしか過ぎません。

お金がないのであれば、奨学金制度を設けていた李、無料で行ける留学コースを提供している学校もあるので条件を確認するべきです。

語学力が足りないと指摘されるのであれば、努力して向上するしかありません。

いずれにせよ、反対されたという理由で留学を諦めるのであれば、オンラインで受講できるコースで十分だと思います。

私は反対されたら会社も辞めるという手段も持ちながら、交渉に臨みました。
中途半端な気持ちで動いていないことを知っていてほしいです。

現地留学でしか味わえない景色はたくさんありますので、もしこの記事を読んでいる方で諦めそうだと感じていれば、ぜひとも負けないでください。応援しています。


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